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特別企画:ハウスメーカーとのコラボレーション事例紹介 ~ 旭化成ホームズ(前半)~

2022.9.27

 

 

高性能な建材の開発。

それだけでなく、高い設計力によって実現される光や風の流れを計算した快適な住まい。

このようなハウスメーカー各社の取り組みはまさに日進月歩でその変遷や進化には目覚ましいものがあります。

一方で普遍的な価値観というのは、いつの時代も変わらず、それは家具にも言えること。

そのような意味で、ハウスメーカーの事業は無垢材家具を専門とする私ども家具蔵の仕事ともじつに相性が良いのです。

このブログの特別企画として日本を代表するハウスメーカーの各社と私ども家具蔵が手掛けた、こだわりの空間・インテリアの実例をご紹介します。

 

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)


 

ALC(※)コンクリートに鉄筋を埋め込んだ独自の「ヘーベル板」を用い、最新のテクノロジーを生かしてつくりあげる高機能な住まいに定評があります。

大空間や大開口など、ヘーベルハウスで実現できる自由な間取りに、今回の事例では無垢材でつくられた家具が家族の個性とぬくもりを添えています。

※「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略。

 高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートを板状に成型したもので、建築物の外壁などに使われています。

 

へーベルハウスの魅力


 

 

ヘーベルハウスの魅力は、何といってもヨーロッパ生まれのALCコンクリート「ヘーベル」です。

高温高圧の窯で造られることで、軽量、高強度、高耐久性などの複合性能を備えた軽量気泡コンクリートであり、一般的なコンクリートの約10倍の断熱性を持っています。

遮音性、耐火性も極めて高く、内部に気泡を含むため調湿性にも優れています。

さらに、このヘーベル(板)に鉄筋を埋め込み、耐震性に考慮したヘーベル版と鉄骨構造を組み合わせることで、地震の国・日本で安心の住まいを実現しています。

一生のうちに起こりうるさまざまな出来事を乗り越えて、60年先まで快適に住み続けられる、ロングライフ住宅です。

強い躯体をいかして、大空間や大開口など高い設計対応力を実現しているのも特徴的です。

 

家族の理想を叶える大空間の家


 

 

吹き抜けや広いベランダのある伸びやかな空間だからこそ、今回の事例では無垢材家具が全体にぬくもりを添えてよく映えています。

どちらも「一生を共にする」という発想から、ヘーベルハウスと家具蔵の無垢材家具を組み合わせる施主は少なくありません。

埼玉県に住むO様は、35年間暮らした木造住宅をヘーベルハウスに建て替えました。

想い出が詰まった我が家とはいえ、長年のうちに床はたわみ、シロアリ対策も含めて何度もメンテナンスをしなければいけない状態に苦慮していたといいます。

ヘーベルハウスを選んだのは、今後は大きなメンテナンスの必要がない、夫婦の終の住まいをつくるためでした。

「リビングに2畳のウォークインクローゼットをつけたのですが、孫が遊びにくると秘密の小部屋のようにして気に入って使っています」

「ここはおもちゃもすぐに出し入れできて、とても重宝していますね」

「歳を重ねたことで、夫婦や家族が好きなものや求めるものがはっきりしていたこともあり、今回は理想の家づくりをすることができたと感じでいます」

と奥様。

無垢材を使用した家具も夫婦の共通の好みの一つでした。

家を建て替えるにあたり、以前からお気に入りだった木の家具に合わせて床や壁の色を決めたといいます。

庭いじりが趣味のご主人も

「自然回帰というか、歳をとってますます自然のものが愛おしくなってきました」

と笑顔を見せてくれました。

玄関をゆったりと広くとり、キッチンに使い勝手のよいパントリーを設けるなど隅々にまで夫婦の理想を実現出来たのも、高い設計対応力を持つへーベルハウスならでは。

家族が集まる風通しの良い明るい住まいにご夫婦は心から満足されているようです。

 

「建て替えを機に自然回帰を目指しました」埼玉県/O邸


 

約23帖のリビング・ダイニング。家族が集まれるように大き目のテーブルに、ゆったりとした革張りのアームチェア「リーベン」と「イーズ」、スツール「セレ」を併せて配置しています。

 

玄関の姿見も他の家具と同じウォールナット材でオーダーしました。

靴履き用として、スツール「セレ」をもうひとつ用意してあります。

 

ローボード「モデルノ」に同じ高さのチェストを並べて配置することで、伸びやかで美しい家具のプロポーションが生まれました。

食卓の椅子とテーブル、ソファの素材とも同じものにすることで、インテリア全体がまとまり調和しています。

 

ソファ「モデルノ」を中心としたリビングのコーナー。

実は、ソファの脚にはお孫さんが小さかった頃に噛んだ跡が残っているそうですが、「それもまた大切な想い出です」と語ります。

 

家具蔵のその他のコラボレーション事例のご紹介はこちらから

 

 

 

 

 


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