「家具から考える家づくり」のメリットとは
2022.10.4
家具から考える家づくりのメリット
人の暮らしには欠かすことができないものには様々ありますが「衣・食・住」と言われるように「住」つまり家はやはり欠かせません。
そして家は家具が無いと成立しないことも事実です。
家は雨風から人を守ってくれる存在であり、家具は日々の暮らしの道具として毎日を快適に過ごすことを可能にしてくれます。
家具選びの一般的な手順は家が決まってから、つまり間取りやあるいは内装などが決定してから家具を選び始めることがほとんどです。
部屋の広さや雰囲気に合うものを、と考えることは当然のことと言えます。
これ自体は決して間違いではないのですが、家具を決めてから家づくりを行う、つまり家具に合わせて住まいを形作っていくことで得ることのできる恩恵も数多くあるのです。
置きたい家具を置くことができる
新しい住まいには新しい生活が待っていて、そこには今までとは異なる暮らしを送る「理想」があるものです。
今まで憧れだった家具を置くこともそのひとつでしょう。
この木の種類で一枚板テーブルを置きたい。
家族やゲストでゆったり過ごせる大きなテーブルが欲しい。
サイズの大きなカウチソファで思う存分くつろぎたい…。
家というのはあくまで「箱」であり、それに収まる家具があってこそ暮らしは成立し、充実させることができます。
このような希望はあってしかるべきですし、それが叶ってこそ暮らしの質も充実するはずです。
しかし、間取りや内装が決まっている状態で家具を選ぶ場合、希望の素材や色合い、サイズの家具が設置できないこともあります。
それぞれがゆとりを持ったスペースをダイニングテーブル上で確保できるようにするなら人数に応じて、そのゆとり感を可能にするテーブルは必要ですし、長い時間座っていても疲れることのない椅子も必要です。
当然、そのテーブルを置いても回遊が窮屈でないことは必須ですし、椅子もゆとりを持って出し引きできないと不便です。
ソファにしても大きなものを置いて、周囲の家具との距離が妙に近かったり、テレビの場所から見えづらくてもストレスに繋がります。
お引越しやご新築の際には、まず理想の暮らしを現実にしてくれる家具のサイズや形状を考え、そのような家具が置ける空間づくりや部屋選びをされると良いでしょう。
照明位置や配線位置を使いやすいものに決めやすくなる
家を新しく建てる際には、あるいはリノベーションなどでもそうですが、照明や電源コンセントなどの位置も順次決めていきます。
その段階で家具の配置も同時に考えられていることは案外少ないものです。
しかし、適切な位置の配線や照明の取付はより良い暮らしに欠かせません。
そして、理想の暮らしには希望のサイズの家具を「置きたい」「置くべき」位置にレイアウトすることも必要です。
そこで家具があらかじめ決まっていると、あるいは家具のサイズだけでも決まっていると、
「この位置にローゼットやレールを設置すればテーブルの中央に照明を配置できる」
「この位置にテレビのアンテナ線があればここにテレビボードを配置できる」
「この位置にこの家具を置きたいからここにコンセントを増設してもらおう」
と暮らしやすさに直結した設備工事の希望が可能になります。
使い易い位置に家具や家電を置くことのできる、家具とピッタリの位置に照明があることで空間の雰囲気も、日々の過ごしやすさも大きく向上します。
追加の器具を使用することで調整できないわけではないですが、テレビのアンテナ線の位置に合わせてテレビを置く、照明の位置に合わせてテーブルを置くという事態にならないよう、もしくは不自然に配線が露出しているような状態を避けるためにも、置きたい家具の大きさ、予定のレイアウトに合わせて照明やコンセントなどの位置を決めていくことで空間はスッキリと快適になります。
また、窓の位置やドアの位置なども家具の配置と並行しながら考えていくことでより住み心地の良い空間が出来るはずです。
自分の好みの統一感とコミュニケーション性という付加価値が生まれる
間取りや内装が確定した時点で、おおよそどのようなサイズの家具をどのように配置するかは決定していくものです。
確定ではないものの、家具レイアウトにも、内装と家具のコーディネートにも一定の法則は存在し、それに沿うことが暮らしやすさや空間の調和性を生むことに直結します。
私ども家具蔵が扱う無垢材家具は無着色仕上げであり、自然の色合いは基本的には合わせるものを選ばない懐の広さはありますが、それでもある程度のセオリーやテクニックは存在し、間取りや内装が決定している場合にはやはり「こちらの方が合うのでは」という話にはなってきます。
それが気に入ったものであればベストですがそうでない場合はどうでしょうか。
家具が決まってから住まいの仕様を決めることで、それに合わせた設計や仕様決めができるので、自身が気に入ったものを中心とした統一感を持った住まいが出来上がります。
また、間取りに合わせて家具をレイアウトする場合、家具の配置方向によってはそこで暮らす人同士のコミュニケーションが「取りづらい」家具の配置になってしまうこともありえます。
例えば、キッチンで作業する人とダイニングテーブルに座った人の視線が合わせづらいとどうでしょう。
振り向かなくては会話が出来ないようだと、コミュニケーションの頻度は少なくなってしまうかもしれません。
ソファとダイニングテーブルの場合にも同じことが言えるのではないでしょうか。
ソファにいる人とダイニングにいる人の視線が通うような家具配置が出来ていると、家族の団らんはさらに深まっていくことでしょう。
このように家具のことをまず考え、その配置と向きを考えながら、部屋の間取を確定していくことはとても大切なことなのです。
今回は「家具を決めてから家の仕様を決めていく」というテーマでお話をしましたが、もちろん逆であっても間違いではなく、むしろその方が一般的です。
その場合にもできる限り使いやすく、雰囲気の良い空間となるような家具選びを私ども家具蔵のスタッフはご提案します。
家具蔵では、インテリアの無料相談会も随時実施していますのでお気軽にお声掛けください。
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