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無垢材テーブルを映えさせる「テーブルウェア」にこだわる

2022.11.11

 

 

食卓を彩るテーブルウェア


 

 

テーブルウェアとは、食べ物や飲み物をとる際に使用する食器類・それにまつわる用品の総称です。

日本であれば和食器、欧米なら洋食器で揃えるというように料理によって使い分けされることがひとつのルールとされています。

ガラス食器やスプーン・ナイフなどのカトラリーをはじめ、ナプキンやテーブルクロスなども食卓で使われるテーブルウェアに含まれます。

食事を美味しく引き立たせるテーブルウェアは、空間や料理に適したものを選ぶことで食卓がより一層華やかになります。

現代のコース料理においても料理の種類や順番によって使用するカトラリーが分けられていますが、中世ではさらに厳密に食器が分かれていたと言われています。

調味料でさえも砂糖、塩、マスタードなどそれぞれ専用のものが作られていました。

食器をたくさん持っていることが裕福さの証とされ、来客を招き様々なテーブルウェアを食事会で披露していたのです。

 

 

ランチョンマット・コースター・テーブルランナー


 

 

ランチョンマットやコースターは、収納もかさばらず、価格も抑えながらコレクション性もあって、日常の暮らしに取り入れやすいテーブルウェアです。

自宅での食事の際はもちろんのこと、パーティーなどでの出番も多いランチョンマットはテーブルに敷いて一人分の食器やカトラリーなどを置いて使います。

使い方に細かいルールやマナーはありません。

ランチョンマットに使われる素材は様々です。

毎日使用するなら丈夫な木製、あるいは汚れを落としやすい樹脂製もおすすめです。

常に清潔に保ち丸洗いできる布製が一般的で、色や柄をテーブルに合わせて選ぶと統一感がでて美しく映えます。

食事会など大勢が集まる席で大量に必要な場合は使い捨てができる紙製も便利です。

コースターはコップやグラスの下に敷き、水滴を吸収しグラスを滑りにくくする他、テーブルが濡れてしまうのを防ぐために使われます。

紙、布、木製、シリコン、コルク、珪藻土など素材の種類も豊富です。

吸水性で選ぶならコルクや珪藻土、使い捨てができる紙や汚れても洗って長く使える布は衛生的で安価であるのもうれしいところです。

見た目のデザインや色にこだわりたい人にはシリコンや木製がおすすめです。

テーブルランナーはテーブルの中央を走らせるようにテーブルの妻手(短いほう)から縦一直線に敷くことから名づけられました。

テーブルランナーの上に花や小物などを置けば、食事をするたけだった場所が装飾性のあるひとつのインテリアに様変わります。

テーブルランナーの長さはテーブルから20~30cm垂らすとバランスが良く、豪華でエレガントな印象になります。テーブルに対して短ければすっきりとした印象になります。

 

食器選びは色にこだわる


 

「料理は目で食べる」という言葉もあるほど、美しい盛り付けは心が躍ります。

その「心躍る瞬間」に欠かせないのが美しい、あるいは綺麗な食器です。

食器は食事を美味しく美しく見せるためのキャンパスであり、見た目と味覚はその色使いに大きく影響されます。

食器の色と食材には相乗効果があります。

黒は料理に高級感を与え、シックなイメージを。

赤は食欲増進の働きがあり、緑色の野菜が綺麗に映えて料理に華やかさをプラスします。

黄色は視覚が刺激され食への集中力が高まり、緑にはレッシュな印象があり、食材の鮮度の良さを高めます。

そして青は涼しく爽やかなイメージで、夏の冷たい料理との相性が良いのが特徴です。

 

食器の素材の重要性


 

 

食器は大きさや形などの機能面もさることながら、その素材によって見た目の雰囲気もそれぞれ異なります。

熱いものは熱いうちに、など料理を提供する際には食べる人にベストな状態で食べてもらいたいものです。

素材の特徴を知っていれば、いつもの料理がより美味しく感じるかもしれません。

陶器は保温性が高く冷めにくいのが特徴です。

熱伝導率が低いため、湯呑で熱いお茶を飲む場合におすすめです。

逆に熱伝導率が高く熱しやすく冷めやすいのが磁器です。

透明感があり高級なイメージを与えます。

メラミン樹脂は硬くて丈夫で保温性も非常に高く、好みの形に成形しやすいので絵柄などのデザインがつけやすい素材です。

ガラスには透明で清涼感のイメージが強く、耐熱ガラスはレンジなどでの加熱にも耐えられるので調理用としても重宝されます。

木材は陶器や磁器、ガラスに比べ軽くて丈夫です。

木材の種類によって肌触りが違い、木のぬくもりを楽しむことができます。

季節によって食べる物も変わってくるので、季節ごとの食器を揃えてみるのも楽しいでしょう。

 

 

今年3年振りに東京ドームで開催された「テーブルウェア・フェスティバル」。

日本各地の窯元の作品や世界各国の陶磁器をはじめ、ガラスや漆器、木工品など食卓を彩る数多くのテーブルウェアが一同に集結する日本最大級の「器の祭典」です。

来場者数はなんと25万人以上と、テーブルウェアへの関心の高さが伺えます。

多様化するライフスタイルを表現するテーブルセッティングの展示をはじめ、日々の暮らしに彩りを添える逸品に出会える販売コーナーもありました。

2023年1月27日(金)~2月5日(日)まで開催されているので、興味のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


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