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新築の際の家具選びはいつ頃から始める?

2022.12.25

 

 

私ども家具蔵の各店には連日、多くのお客様が新規に家具を検討しにご来店いただいています。

家具を購入するタイミングとは人それぞれです。

住み替えや長年使用したものを買い替える、あるいは必要になったものを新規で揃える…。

そのなかでも「新築」という機会は家具を買い替える、あるいは新規で買いそろえる絶好の機会でもあります。

真新しい、美しい空間に合うように、新たにそろえた家具でこれからの新生活を始める。

それは非常に希望と楽しみに満ちた時間です。

問題はその家具を「いつ購入するか」、もっといえば「家具選びはいつから始めるのか」です。

 

 

新築の際の家具選びや決定のベストなタイミングとは?


 

 

新築の際の家具選び、あるいは決定のベストなタイミングというものはあるのでしょうか?

あるとすればそれはいつ頃なのかは多くの人が知りたいところでしょう。

買い物としての額もそれなりになり、そのほかの予算との兼ね合いもあります。

まして家具は一度買いそろえるとなかなか買い替えを行わないものでもあり、そこで失敗はしたくはありません。

やはり失敗しないためのベストなタイミングというものはあるはずです。

住まいの種類で言えば「注文住宅」とマンションなども含めた「分譲住宅」「建売住宅」でも変わってきます。

 

注文住宅の場合の家具探しと家具の購入時期


 

 

戸建で注文住宅を新築する際、まずは土地探しからスタートします。

ハウスメーカーや工務店、あるいは設計事務所など、どの会社で設計・施工するのかを決定し、順を追って間取りや内装・外装などの打ち合わせと実際の工事が進んでいきます。

土地の形や間取りも一軒ずつ異なるため、自分好みにデザインできる点が注文住宅の最大の醍醐味です。

一般的な家具選びのスタートは間取りや内装が決定してから、というものですが、注文住宅の場合は分譲や建売と比べて自身の希望を家づくりそのものに反映させやすく、そのなかでは家具のサイズや素材、デザインとの親和性を持たせることも可能です。

家具というものはインテリアでもありますが突き詰めていくと暮らしのための道具であり、道具であればそれはサイズであれ、あるいは機能であれ、使い勝手の良いものを選ぶのがより良い選択となります。

家具があってこそ初めて住まいは完成するとも言われます。

この場合、まず最初にどのような家具を選び、どのように使いたいかを家づくりと並行して、つまり間取りが決定した後ではなく、むしろ先に決めておくくらいの気構えでいる方がお勧めです。

そのことで自身が本当に使いたいもの、使いやすいものが内装や照明などの設備とも上手くマッチングした住まいが出来上がります。

同時に早い段階から家具を検討し、決定しておくことで実際に引越しを終えたその日から新しい家具をタイムラグなく使用することもできます。

 

分譲や建売住宅の場合の家具探しと家具の購入時期


 

 

マンションを含めた分譲住宅は不動産会社などが土地を仕入れて住宅を建設し、土地及び住宅をセットで販売する住まいです。

以前は、建物完成後に販売を開始し、住宅購入者に実物を確認後に契約してもらう方法が主流でしたが、現在は建築中や着工前に販売を開始するケースも多くあります。

注文住宅と異なる最大の点は「すでに間取りが決まっている」ことです。

家具を選ぶ際にはその間取りに合わせてそれに合致するものを選ぶ必要があります。

むしろそれが一般的でもあるのですが、その場合「テーブルはこのサイズが良いが大きくなりすぎるので置くことができない」というような「真の理想」を叶えることができない可能性はあります。

これはある意味では注文住宅でも同じような事態となる可能性はあり、家具選びの宿命ともいえますが、その分、正しい手順を踏むことで失敗も少なくなる利点はあります。

間取り図があり、内装も決まっている(もしくは選択肢がある程度決まっている)のであれば、家具販売店やインテリアコーディネーターにレイアウトの相談を行いましょう。

CGを使用したシミュレーションなどを駆使して、実際に家具を置いた際に「イメージと違う」「サイズ選びを誤った」という失敗は無くなります。

入居日がおおよそでも決まっている場合はそこから逆算して家具の購入時期のめどもつけ、検討を始めていきます。

ある程度の額となる買い物ともなるため、じっくりと検討するためには間取り図が確定した段階から相談だけでも始めた方がよいでしょう。

オーダー家具の場合は数か月の納期を要することもあるため、そのことをふまえた家具の検討のスタートが肝要です。

あるいは入居してからじっくり決めるという方法もあります。

既に間取りは動かせないのであれば、目当ての家具を置くことができるかどうかは入居前でも入居後でも変わりません。

キッチンの背面収納などもマンションのオプション造作家具とそれよりも自由度の高いオーダー家具でさほど価格が変わらないことも多々あり、本当の長い期間の満足を得るためにはその方が間違いのない方法になることもあります。

 

 

暮らし方を前提に家具を探すことが大事


 

 

家具から家づくりを始めるか、住まいに合わせて家具を選ぶか。

そのどちらにおいても大事なことは「どのように暮らしたいか」です。

大きなテーブルで食事だけでなく、個々の作業や食後の団欒、来客の対応など多くの時間を過ごしたい。

あるいは大きなソファでくつろぎたい。

壁一面の図書館のような本棚を、大画面のテレビをしっかり設置できるテレビ台を。

どのような住まいであれ、その理想形は「暮らしやすさ」であり、それをサポートするのが家具です。

どの形態の住まいを選ぶにせよ、そしてその際の家具選びのタイミングにはある程度の指針はありながらも重要なことは暮らしやすい、快適な家具を選ぶこと。

サイズしかり、デザインしかり、素材しかり。

私ども家具蔵では無垢材という長い年月を人とともに過ごしてきた身近な自然素材を使用したオーダー製作で家具をご案内します。

自分が手で触れて心地よく感じる素材と使って歓びを感じられるものを選ぶお手伝いをしますのでお気軽にお声掛けください。

 

家具蔵の各種相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 


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