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「ソファを置かない」レイアウトで重要なこととは?

2023.1.13

 

 

ソファを置かないレイアウト


 

 

リビングスペースに欠かせない家具は?と聞かれたら「ソファ」と答える人も多いでしょう。

ソファにゆったり座ってテレビや映画を見るのが余暇の大きな楽しみであったり、横になってくつろぐのが至福という人であればなおさらです。

一方で「あえて」ソファを置かないレイアウトを選ぶ人もいます。

現代ではダイニングスペースとリビングスペースが一緒になったリビングダイニングの間取りが多く、ダイニングテーブル(とダイニングチェア)で食事だけでなく長い時間を過ごすことはもはや定番です。

テレビの視聴や団らんなどもダイニングスペースで賄うことからソファが不要というケースも出てきました。

リビングスペースにはソファを置く、というのはある意味固定概念になっているかもしれませんが、ソファが無ければくつろぐことができない、というものでもありません。

しかし、住まいという空間の中で心身を休め、リラックス感を得ることは非常に重要です。

そこで今回はソファを置かないレイアウトでは何を重視すべきかをお話ししていきます。

 

 

ソファを置かないことは部屋を広くする


 

 

リビングスペース、あるいはリビングダイニングにソファを置かないことで生まれるもののひとつに「部屋の余白を広く確保できる」というものがあります。

ソファはそもそもある程度のスペースを要する大きさがあり、ソファを置くことで他の家具とのスペースの確保が難しくなったり空間そのものに圧迫感が出るケースもあります。

あえてソファを置かないことでそれらの事態を回避でき、リビングスペースはソファを置いた時と比べて格段に広く見え、気持ちもゆったりしてくるものです。

子育て世代なら広々とした床で赤ちゃんやお子さんが元気に動き回るスペースも確保できます。

 

ソファを置かないことは掃除をしやすくする


 

 

掃除がしやすくなる、というのもソファを置かない暮らしで享受できるメリットです。

いわば障害物が無くなるので掃除機やモップ掃除が断然しやすくなります。

掃除がしやすくなることは掃除という家事への心のハードルを下げることになります。

「よし、掃除をしよう」という気持ちにスムーズに入ることができ、リビング全体が見渡せるようにもなるので「片付けよう」という意識も高まってきます。

 

ラグやクッションを使用する方法と注意点


 

ソファという家具は身体全体を預け、楽な体勢でくつろぐためのものです。

そのソファが無い状態でいかに身体を休めるかは住まいという場所を考えた際に大きなポイントとなってきます。

まずはラグなどを敷いてそこにクッションを置き、床上で横になることが考えられます。

日本人はそもそも床に直接座り、寝て過ごしてきた民族であり、ソファの無い暮らしを長年してきました。

毛足の長いラグを敷き、ボリュームのあるクッションを置けばソファでの居心地に引けを取ることはありません。

ソファに比べても床の方が座ったり、寝転んだり、足を伸ばしたりと制限なくいろいろな姿勢で広々と過ごすことができます。

ソファを置かない際の過ごし方としては有効な方法のひとつです。

ですが、ここで気を付けたいのが床上は決して衛生面においてよいものではないということ。

埃というのは床上30㎝の場所に最も多く舞っており、床上で長い時間寝転がっているのは身体的にはあまり良いことではないのです。

毛足の長いラグの上ならなおさらで、そうであればソファというある程度の高さが出る身体家具でくつろぐ方が健康的ともいえます。

 

ダイニングチェアにこだわる


 

 

ここでお勧めしたいのが、ダイニングスペースで使用する椅子、つまりダイニングテーブルに合わせるダイニングチェアに快適な座り心地を求めることです。

この場合、ダイニングチェアは「アームレスト(アーム)」つまり肘掛けがあるものを選ぶことはマストです。

アームチェアを使用することで「腕」という重さのあるものを自然な姿勢で預けることができ、それが首・肩・腰の負担軽減にもつながります。

また、ソファには両端にしかアームが無く、複数人掛けのものの場合、どちらか片方しかアームを使用できませんが、アームチェアなら1人に2つのひじ掛けが付きます。

両腕をひじ掛けに置けることで肩や腰への負担も低減されるのです。

また、背もたれが「低く」「丸みを帯びている」ラウンドバックスタイルのものなら姿勢が崩れても椅子に対してのフィット感を損なわず、長時間疲れにくい状態で着座できます。

 

できるだけテーブルも大きめに


 

 

この際には可能な限りテーブルを大きくしておくこともポイントです。

ダイニングテーブルを大きくすることで食後、あるいは食事以外の時間もゆったりとしたスペースでゆとりをもって過ごしやすくなります。

また、ダイニングテーブルとダイニングチェアの組み合わせはリビングテーブルとソファの組み合わせよりも作業がしやすく、大きなダイニングテーブルと長く座っていて疲れないような椅子があればくつろぎと作業を同時に行うことが可能となります。

 

 

ここで気を付けたいのは空間に対して無理のあるテーブルのサイズとしないこと。

あるいはソファを置くためにテーブルがあまりに小さくなってしまうこと。

家具蔵では一人ひとりの事情に合わせて最適なレイアウトや家具のサイズをご提案し、その中で熟練の職人が製作する長時間座っていられるアームチェアも多くご案内しています。

多くの種類からソファに負けない自分だけの「マイチェア」を選ぶことができ、無垢材テーブルもサイズを自在に製作可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


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