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ダイニングチェアに「クッション」は必要か?

2023.2.19

 

 

ダイニングチェアはある意味当然のことながらダイニングテーブルに合わせて使うものと考える方が大半です。

ダイニングチェアはその名のとおり、主な使用場所はダイニングスペースと考えることもごく自然のことでしょう。

在宅ワークをされる方も増え、ダイニングスペースが仕事場へと変化した人も多かったと思います。

その為、チェア選びがこれまで以上に注目されるようになってきました。

 

 

チェアを選ぶ時に大切なこと


 

 

チェアの選び方には抑えておくべきポイントというものがいくつか存在します。

まず何よりも「座り心地」です。

これは誰もが認めるところでしょう。

チェアはインテリアであると同時に座るための道具です。

毎日快適に使用できる道具=快適な座り心地は何よりも重要なことです。

そして忘れてはならないのが「美しいフォルム」。

道具でありながら住空間を美しく彩るインテリアでもあり、インテリアの歴史においても印象的なフォルムを持つチェアがたくさん生み出されています。

チェアのコレクターも存在する程でその機能美と造形美を愛してやまない人が世界中に存在します。

コレクション魂を擽る魅力がチェアにはあるのです。

1脚のチェアの存在が、居心地を良くしてくれるのと同時に空間にリズム感をもたらしてくれます。

そして、長く使う上において、座り心地と同じくらい大切なこと、それは「耐久性とメンテナンス性」。

これも重要な要素です。

椅子も突き詰めれば座るための道具であり、当然、道具である以上は人が使用します。

特にチェアは人体系家具と位置づけをされ、人の身体を預かるものだからこそ、耐久性とメンテナンス性の両面が重要になってきます。

壊れにくいつくりであったり、強度に長けた材質で作られていたり、傷みが出てもむしろ味わいになり、そして直すこともできる。

商品そのものがもつ耐久性と長く愛着をもって使える為のメンテナンス性も重要な要素の1つです。

 

「板座」と「張座」とは


 

 

実は、椅子には様々な「種類」があり、それは「ダイニングチェア」「リビングチェア」「リラックスチェア」などと用途でネーム分けされています。

また、使われる素材もまた多種多様で、基本的にはどのような素材で作られていてもチェアとして成立はします。

アイアン、スチール、プラスティック、ダンボール、そして「木」。

素材でいうならば日常的によく目にし、使用している人も多いのは「木のチェア」です。

木のチェアのなかでも無垢材を使用したチェアは「無垢材椅子」「無垢材チェア」「無垢チェア」と呼ばれます。

無垢材とはいわずとしれた、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたもので、木のそのものをそのまま使うことです。

無垢材チェアには大きく分けて座面が板材のみで構成される「板座」とクッション材を座面に使用した「張座(はりざ)」が存在します。

総称し、板座チェア(板座椅子)、張座チェア(張座椅子)とも呼ばれています。

それぞれに特徴や使用上でのメリットがあり、座り心地やデザイン面での好みも別れます。

 

「板座」と「張座」は、お好みに合わせて


 

 

板座の無垢材チェアはすべてが木製であることでのデザインや色合いの統一性があり「木の家具を使用する」という実感を体感のうえでも心理的な意味で得やすいものとなります。

板座チェアはそもそも張地の張替えなども不要であり、長期間使用するうえでのランニングコストの面でも、将来的に座のクッション部の交換が必要となるであろう張座チェアと較べても非常に有益です。

一方で張座チェアは「いずれ座面の交換を必要とする」という点では板座チェアに劣る点もあります。

しかし、張座チェアは板座チェアにはない座面の柔らかさと将来的なインテリアコーディネートの幅が広がるというメリットがあります。

後述するような特徴を持たないような板座の場合、その座面は固い、あるいは固く感じるものとなります。

張座=クッションがある椅子ならそれは感じにくく、張地の素材や色・柄で印象も大きく変わります。

そのような点は張座チェアの魅力でもあります。

 

 

「板座」と「張座」は実際にどちらが良いのか


 

 

では、双方はどちらを選ぶのが良いのか。

はっきり言ってしまうとそれはあくまでその人の好みです。

性別・体格・座り癖・そこで行うこと・座っている時間に影響します。

それによってそれぞれが「求める座り心地」は変わります。

人によっては、先に「デザインありき」かもしれません。

チェアを選ぶ際にはまず座り心地を重視し、その結果「板座が良いのか」「張座が良いのか」をデザインも含めて検討してみてください。

1台のダイニングテーブルに4脚の椅子を配置するために椅子選びを行うとして、その結果、すべて異なるものとなっても良いのです。

日本でも、家族それぞれが「マイチェア」を選ぶ文化もしっかり根付いてきました。

自身がそれぞれに一番快適と思われるチェアを使用することが、寛ぎ度合いを高め、疲れにくさを生み、それは気持ちのゆとり・作業の効率性を生み出します。

そのことが、居住空間の「居心地の良さ」へとつながるのです。

 

私たち「家具蔵」の無垢材チェアについて


 

 

私ども家具蔵では板座・張座合わせて50種弱の無垢材チェアをラインナップしています。

そして、選べる樹種も最大で8樹種。

着色しない「無着色」の製法は木の種類を選ぶこと=家具の色を選ぶことと同じ意味となります。

張座チェアもその張地ラインナップは「ファブリック・人工スエード・牛本革」を揃え、その総種類は100以上のバリエーションを有します。

つまり「椅子の種類×樹種の数」だけ選択の幅があり、できるだけ全ての人に自身が快適と感じることのできるチェア選びを行ってもらえる体制を整えています。

 

家具蔵の板座チェアをお勧めする理由とは?


 

 

家具蔵でのチェア選びでお勧めするなら板座チェアとなります。

何といっても大きな特徴はその座面の削り込みの深さです。

圧倒的に深く削り込まれた座面は、臀部から太股にかけて着座時の体圧が分散されるようになっており、木の座面とは、感じないほど、身体にフィットするつくりとなります。

座面以外でも手仕事も駆使しながらつくる人間の体型を考えた曲線の数々は美しさを持って、至高の座り心地を生み出しています。

日本が誇る伝統の「木は木で締める」木造建築技術を応用した木組みによる家具蔵の無垢材チェア。

何世代にも渡って使い込むことのできる丈夫さがあり、木目もデザインとするようなこだわりの製法と手間を持って長く使用することのできる無垢材チェアづくりを行っています。

自社工場直営ですので、メンテナンス体制も万全を期しております。

これから、椅子を選ぶ皆さんはぜひ家具蔵のスタッフに相談してください。

きっと、自分に合った椅子を見つける助けとなることをお約束します。

 

家具蔵の無垢材チェアのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 

 

 


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