いま、アームレスソファを選ぶ人が増えている理由とは?
2023.3.15
自宅にソファがある、あるいはこれから置くことを検討しているという人も多いでしょう。
畳の上やカーペットの上でもくつろぐことはできますが、いわゆる「ふわっ」と包まれる心地良さはソファならではといえます。
私たちの暮らしの中に「くつろぎ」の場所と時間を与えてくれるソファですが、どのようなタイプが人気かというと肘掛けの無い「アームレス」タイプです。
それはなぜでしょうか?
まずはソファの役割やどのような種類があるのかから見ていきましょう。
ソファの役割
まず、自宅においての「くつろぎの場」となります。
ソファを置いた空間は心身ともにリラックスできる場になり、日々の暮らしをより快適にします。
コーヒーなどを飲みながらテレビを見る、読書をするなど気持ちをリフレッシュする場でゆったりと過ごすことができます。
あるいは昼寝や休憩のスペースともなるでしょう。
仮眠をとる際にベッド代わりのスペースとして、あるいは疲れて帰宅した時や少し体調が優れないときなど「軽く横になりたい」という場合にも活躍します。
また、少なくない確率でインテリアのテイストを決めるものともなります。
そのサイズから空間のなかで占める面積も大きいため、インテリアのテイストそのものを左右することもままあります。
季節に応じてブランケットや柄物のクッションを差し込んだり、カバーを取り換えることができるものは都度コーディネートに変化を出すのも良いでしょう。
ソファの「種類」はどのようなものがあるか
「ソファ」と一言で言っても多くの種類が存在します。
ソファを設置する空間とのマッチングや使用する人の求めるくつろぎ方、またはデザインの好みによってもその選択は変わります。
一般的な「I型」「ストレートタイプ」と呼ばれるようなものでも「アーム付き」「アーム無し(アームレス)」があり、
その奥行きや高さもまちまちです。
「フロアソファ」と呼ばれる、脚が無いことでシートの高さが低く設定されるものもあります。
床に直接置く座椅子と同じようなタイプのソファであり、リクライニング機能が付いているものが多く、リクライニングを倒せばベッドのようにもできるため、リラックスした姿勢をとるのには丁度良いソファといえます。
同様にリクライニングソファは背もたれが後ろにリクライニングするものですが脚置きも内部に収納してあって引き出すことができるものや電動で可動するものなどもあり、自由な姿勢が自在にとれることは他のソファよりもさらにリラックス度が高くなります。
同じ可動系ではソファベッドも多くの人に選ばれています。
ソファの背もたれがフラットになるまで倒れることでベッドにもなるので普段はソファとして使い、誰かがそこで寝泊まりする、というときはベッドに形を変えて活躍します。
またカウチソファとコーナーソファは似ていますがこちらも厳密には異なります。
自分の足を伸ばして置いておける長尺のクッション部分が装備されているものが左右のどちらかについているのがカウチソファと呼ばれるものです。
背もたれに対して座面部分が長く、そこで横になることもできるのが特徴です。
カウチソファは、その座り姿勢から「シューズロングソファ」と呼ばれることもあります。
コーナーソファはカウチソファと若干似ていますがコーナーソファは全ての座面に対して背もたれがあるので、来客の時などに顔を向かい合わせて談笑するといったような用途にも向いています。
また、コーナーソファは会社の応接室のような空間にもマッチし、その形状から別名「L字ソファ」とも呼ばれることもあります。
アームソファとアームレスソファ
このようにソファには様々なスタイルがありますが、ここでアームレスソファについて詳しく語っていくこととしましょう。
肘掛けがあるものをアームソファと呼び、肘掛けの無いものをアームレスソファと呼びます。
ソファには「アーム」と呼ばれる肘掛けがついていることが多くみられますが、アームがある=腕をその部分に置くことはより体圧の分散が促すこととなり、一か所への荷重を防ぐことで疲れにくくなります。
つまり、体を休めることができるのです。
そう考えるとアームソファの方が長く心地良く寛げるのでは、アームレスソファにはメリットが無いのでは、と思ってしまうかもしれません。
しかし冒頭お話ししたようにアームレスソファを選ぶ人が増えているのは事実です。
それはなぜでしょうか?
アームレスソファの魅力とは?
アームレスソファにはアームソファにはない魅力がある。
これこそがアームレスタイプのソファを選ぶ人が増えている理由です。
具体的にはアーム=肘掛けが無いことでスッキリとしたデザインになります。
重心が低い部分に向かうことで天井が広く見えたりといった空間の拡張効果も併せ持ち、そのことはサイズ自体のコンパクト化も手伝って非常に高い効果を発揮します。
サイズがコンパクトになるということは「空間全体の余白をつくる」ことにつながり、それが広さを助長することにも繋がりますが、同時にダイニングテーブルを大きくできるというメリットも享受できます。
食事以外にも多用途な場所であるダイニングテーブルは数センチでも広い方が心身ともにゆとりをもって過ごすことができます。
そのテーブルを広くとったうえで十分な座面の大きさのあるソファを置くことができるのもメリットといえます。
あるいはアームに身体をぶつけて痛い思いをしない、横方向からも座り込みやすく、寝転がった際にも頭をぶつけるような心配もなく、自身の足を存分に伸ばすことができるという点が選択の決め手になることもあります。
アームレスソファはサイズ自体がコンパクトなことに起因する様々なメリットがありますが、家具蔵の「無垢材アームレスソファモデルノ」は背板と台座が分解できるので搬入も容易です。
引越しが多い方にも安心して購入いただけます。
他のソファのラインナップ同様にフルカバーリングでもあるのでメンテナンス性も抜群。
ソファには様々な種類がありますが、大きな場所を取る家具となることは共通した事実です。
普段の過ごし方や部屋の広さ・形状、デザインなども考えて選ぶことが重要です。
家具蔵各店にもアームソファ、アームレスソファを含め様々なスタイルのソファが展示されています。
実際に座り比べていただきながら、プロのスタッフが最適なソファをご提案させて頂きます。
サイズや配置、デザインや色がご心配でしたら3Dシミュレーターで立体的に確認することも可能です。
搬入経路の確認もお任せください。
家具蔵の「無垢材アームレスソファモデルノ」の詳細はこちらから
関連する記事
最近の投稿
- チェリー材の家具を選ぶ際には“ここ”を見る 2024年11月20日
- “重たく見えない”無垢材家具の取り入れかたとは? 2024年11月18日
- “サステナブルな”家具選びとは? 2024年11月16日
- 年末年始営業と価格改定のお知らせ 2024年11月14日
- ダイニングテーブルの高さの「標準」と「適切な高さ」は違う? 2024年11月12日
- リビングテーブルは使い方や空間に合わせて選ぶ 2024年11月10日
- “一脚あると便利”なスツールはこう使う! 2024年11月8日
- ダイニングセットを購入するなら“椅子から選ぶ”その理由とは? 2024年11月6日
- キッチン収納 “スライドレール“の違いや構造とは? 2024年11月4日
- 「良い家具を選ぶと長持ちする」と言われる理由との選び方とは 2024年11月2日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (440)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (617)