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子の成長で見る大きなダイニングテーブルの重要性とは?

2023.3.22

 

 

ダイニングで過ごす「長さ」やその役割は変わってきている


 

 

最近はダイニングテーブルとダイニングチェアが置いてある「ダイニングスペース」を家族の集まる場所、住まいの中心にしているという人も多くなってきました。

それだけでなく、来客の際にもそこで飲食や会話を楽しむケースも多くなっています。

少し前は大きなソファを中心にしたリビングスペースこそが家族の集まる場所であり、来客に対応するスペースでした。

そこでは食卓であるダイニングテーブルは極力小さめに、ダイニングスペース自体も必要最低限のものであることも多かったのですが、いつの頃からか、できる限り大きなダイニングテーブルを置くことと、座り心地の良いチェアでゆったり長い時間を過ごす、ということが浸透してきています。

ソファで過ごすことは確かにお互いの距離感は近いのですが、テレビに視線が向かうことも多く、そこで目線を交わしたり、お互いの表情を確認するようなことは少なくなります。

(そもそも画面を見ることに夢中で会話そのものも途切れがちです)

ダイニングテーブルなら家族やパートナーがテーブルを中心に顔を向かい合わせることが容易です。

そこで生まれる会話やお互いの表情の機微への気づきなどでコミュニケーションは高まります。

共働きの夫婦が増え、食事の時間の分散化も声高に叫ばれる昨今、ダイニングスペースは家族の時間をより良いものにする重要なツールとなっています。

そのような「ダイニングスペース」もしくはリビングダイニングで使用するテーブル。

大きなサイズのものがなぜ良いのか、という理由をお子様のいる家庭をベースにお話ししていきましょう。

 

 

お子様が幼稚園入園前までの時期


 

 

家具蔵が製作するような無着色仕上げの無垢材家具は、長年使うことによって生まれる経年変化での美しさと、メンテナンスもできることでいわゆる「一生物」として愛用できます。

現在は小さなお子様がこのダイニングテーブルで食事や勉強をしながら、いずれ大きくなって結婚し、パートナーやお孫さんを連れてくるといった理想を描くことも可能です。

そうなった時に起きるのは「使用人数が増える」ことです。

4名ないし6名(あるいはもっと大人数)が余裕をもって着座できるサイズを選ぶことで、将来的な実用性と同時に「夢」を膨らませることもできるというものです。

お子様が小さなうちは食事の補助など、むしろテーブルは小さい方が良いこともあるかもしれません。

ですが、長いスパンで将来を想像できるのも大きなメリットとなります。

まだ見ぬ未来に夢を馳せることができるのはそれだけで食卓に笑顔や団らんがもたらされることでしょう。

 

お子様が幼稚園や保育園に行き始めてからの時期


 

 

お子様が幼稚園や保育園、あるいは小学校に行きはじめると、親御さん同士で集まる機会も多くなります。

外の飲食店も勿論悪くはないのですが、それぞれの住まいに集まるケースも多々あります。

子供を自由に遊ばせながら自分たちも会話を楽しむには、ある意味最適な場所です。

そうなってくると、やはり大人数名が余裕をもって着座できるサイズのダイニングテーブルがあることは大きなメリットとなります。

抱っこをしていなければならないような小さい赤ちゃんを連れている人がいる場合でも、大きなダイニングテーブルがあれば余裕をもって会話を楽しむことができます。

ホームパーティーだって思いのままです。

 

お子様が就学してからの時期


 

 

ダイニングテーブルを大きくすることは、住まいの中心=家族が集まるべき場所であるリビングダイニングにお子様の居場所を確保することにも繋がってきます。

お子様が小学生低学年の時期は両親の近くにいたいものですが、年齢が進むにつれてその関係は少しずつ変わっていきます。

ダイニングテーブルがあまり大きくなく、食事などで着座の際のお互いの距離があまり近いと、なんとなく居心地が悪く感じてしまうかもしれません。

実際にそのような経験がある方もいるのではないでしょうか。

大きなダイニングテーブルならお互いの距離感もある程度離れた状態で、食事や作業を行うことが可能です。

お子様は勉強している傍らで、お父さんは仕事をする。

あるいはお父さんが遅めの食事をとるなかでお子様が読書に勤しむ…。

「同じ空間を共有している」ということで会話も増え、いわゆるリビング学習の促進にも繋がります。

これにより、良い家族のコミュニケーションが生まれるのではないでしょうか。

 

お子様が独立してご夫婦が老後を迎える時期


 

 

ある程度の高齢になってくるとソファを撤去し、大きなダイニングテーブルとゆったりとしたチェアの暮らしにシフトするという方も多くいます。

理由は様々ありますが、共通するのは「立ち上がりが楽な方が良い」というもの。

布団で睡眠をとるよりもベッドを使用する方が楽なように(起き上がりの際に身体を起こすのが容易)、ソファに座っているよりもチェアを用いる暮らしの方がいわゆる「立ち座り」が楽になります。

またソファではついゴロゴロしてしまい、あまり動かなくなることで足腰が弱くなってしまうという懸念も(全ての人にあてはまるわけではありませんが)。

逆にテーブルとチェアを使用する暮らしは、立ったり座ったりが容易なこともあり、自然と体を動かすことで体力の維持につながります。

そうなった時に大きなダイニングテーブルが毎日の暮らしの中心になれば、大きなゆったりしたチェアを置くことも容易になりますし、趣味を楽しむ場所にもできます。

冒頭でお話ししたような、お子様やお孫さんの来訪を楽しむことだってできるのです。

 

「パーソナルスペース」の重要性


 

 

小さなダイニングテーブルでも食事をするだけであれば問題ないのですが、食後もその場所で過ごすということを考えると、お互いの距離感が近すぎることは、居心地の悪さに繋がってしまいます。

大きなダイニングテーブルであれば2人が並んだ時にある程度の距離感がありますのでお互いに「パーソナルスペース」を保つことができ、快適に過ごすことのできる場所になるのです。

どんなに仲が良い同士でも、程良い距離感というものがないと、本当に心地の良い場所にはならないものです。

手を軽く伸ばし届くくらいが人と人は丁度いい距離感などともいわれます。

これは精神的なものだけでなく、物理的にも同様のことが言えます。

例えば幅150センチのダイニングテーブル。

普通に食事をするだけなら、その広さには全く問題がありません。

その150センチから15センチの幅を足した165センチのダイニングテーブルと比較するとしましょう。

このわずか15センチの大きさは「広いことで心身ともに余裕ができ落ち着く」というメリットを生み出します。

これがいわゆる「パーソナルスペースに人がいる状態といない状態」の差なのです。

人と人の距離感は45センチほど離れているくらいが「近すぎず、遠すぎず」という程よい距離感が保たれるといわれます。

人の肩幅は約60センチで二人並ぶと120センチ、そこに450センチの距離感を足すと丁度165センチとなり、理想的な心地良さを保つことが出来るテーブルサイズとなる訳です。

 

 

どのような世代であっても、ある程度大きなサイズのダイニングテーブルは活躍してくれます。

家族構成、暮らし、人生においてダイニングテーブルは非常に重要なアイテムであり、そのなかで大きなサイズのテーブルを置くことで暮らしが大きく変わることはたいへん魅力的です。

大きなダイニングテーブル、まずはどのくらいのサイズがご自宅で置けそうか、お近くの家具蔵スタッフまでお尋ねください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 


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