無垢材家具の購入に「まだ早い」ということはない理由は?
2023.3.23
無垢材家具の購入に「まだ早い」は無い
家具という言葉は元来として「家のなかに常に備えておく器物」という意味合いを持っています。
衣類と同様に日々の暮らしの中で最も身近にありつづけるものです。
質感や使い心地の良いものを選びたいと考えるのは自然なことでしょう。
そのようなニーズに応えることができるものとして選ばれることが多いのが無垢材家具です。
大自然が生み出した温もりある見た目、本物の木を使用していることによる風合いが空間の雰囲気や居心地を確実に高めてくれます。
無垢材家具にはどことなく「高級そう」といったイメージがあります。
確かにいわゆる化粧材と言われる「木質系加工材料」やプラスチックなどの素材で作られた家具よりも価格は上がるものも多くあります。
価格帯からそこはかとなく感じる高級感=贅沢品という認識から
「欲しいけどまだ若いから自分たちにはまだかな」
「子供が小さいうちに良いものを買っても傷だらけにされるから」
と思って購入を躊躇している人が多いのも事実です。
しかし、無垢材家具の購入にあたっては「まだ早い」ということは絶対に無いと断言します。
むしろ若い世代や小さなお子様がいる世帯にこそ無垢材家具は選んでいただきたいのです。
無垢材家具の魅力とは「長く使用できること」
無垢材家具の特徴は、それそのものが「木」であり、何かを上から張り付けるといった加工は行わないものです。
いわば自然素材であり、その他の自然素材同様に長く使うほど風合いが増してきます。
無着色仕上げのものであれば、自然そのものの色合いがあり、それは空間コーディネートの多様性や独特の色の変化を楽しむこともできるものとなります。
これらはどれも無垢材家具ならではの特徴です。
耐久性も特筆すべき部分です。
素材自体に(特に広葉樹材で製作したものは)強度があり傷がつきにくく、揺れに強いことは様々な家具に適しているということです。
傷みも味になっていきながらメンテナンスも可能なので一度購入すれば非常に長い期間使用できます。
年数に換算すれば何十年という期間です。
家具に限らず、ものの買い替えのタイミングというものは「使っていたものが古くなり傷んできたから」というものが多いでしょう。
その次に端的に言えば「飽きた」というものもあるはずです。
無垢材家具はむしろ長年使用すればするほど良い風合いになり、古さを感じさせません。
そのうえで刻々と変わる色合いやそれに伴って際立ってくる木目などは飽きを感じさせないものです。
大げさにいえば、無垢材家具はまさに一生ものの家具とも言えるのです。
待っている期間は「使えなかった期間」
仮にある人がその家具が本当に欲しいのだとして、そして経済的その他の理由も問題なかったとして、購入の機会を「まだ早い」と躊躇していた期間は、つまるところ「待っていた期間」です。
この「待っていた期間」は言い換えれば「使うことができなかった期間」でもあります。
この「使うことができなかった期間」は誤解を承知で言うのであれば「機会の損失」とも言うことができるのです。
ここでいう機会とは「気に入ったものと過ごす時間(の損失)」です。
人の一生には限りがあります。
そのなかであと20年使用するのと50年使用するのとでは、その差である30年は「使いたかったものを使うことができなかった期間」でもあるのです。
欲しかったもの、自分の気に入ったものが暮らしのそばにある喜びは経験した人はみな知っていますが、思いのほか深く大きいものです。
日々の暮らしの中で、見てうれしく、使って楽しいものと一緒に過ごす。
それはきっとあなたの毎日をより豊かにしてくれるはずです。
小さなお子様がいても大丈夫な理由と「だからこそ」の意味
無垢材家具に限らず小さなお子様がいる世帯で「それを買わない理由」に「子供がまだ小さいから(キズを付けたりする)」というものがあります。
それ自体は納得できる理由です。
それが無垢材家具の購入機会を待つ理由になるのなら、それへの答えは「傷も味になりメンテナンスもできる」ことがその回答です。
高額なものを購入して傷を付けられたらショックで、というものも「修繕できる」点が回答となるでしょう。
また、価格が一般的な量販家具よりも割高として、それを長く使用し続けることでコストパフォーマンス自体は良いものになります。
どのようなものでも必ずいずれ傷みは生まれます。
まして日常で使うものですから大人が大事に使っていても不慮の事態はあるものです。
不測の事態が起きた際に一定の期間買い替えることもなく、生じた傷みがそれ以上でもそれ以下でもないものを使い続けるのか。
もしくは傷みも味になるようなものを使い、それが思い出に昇華されるようなこともあるものを使用するのか。
さらにそれが直すことができるものだとすれば。
小さいお子様にこそ、小さいうちから本物の素材に触れさせて育てるということも重要です。
技術の進歩で、小さいころからタブレットやスマホといった便利な道具に触れる世代だからこそ、天然木の無垢材家具の質感や表情を感じながら暮らすことが情操教育の面でも有益なものとなるはずです。
私ども家具蔵では、使い込む程に味の出る無垢材無着色の家具を、世界中から厳選した銘木を使用して、熟練の職人が自社工場で作り続けています。
インテリア全般に深い知識を持ったスタッフが各店に常駐し、あなたの頭の中にある理想のインテリアを具現化し、最適なオーダー家具をプランニング致します。
最近では中高年のお客様だけでなく、若いお客様も良いものを長く使い続けたいと考える人が多くいます。
お子様連れの家族も多く、一生ものの無垢材家具を皆さん吟味しています。
各店にはこだわりの無垢材家具が多数展示されていますので、実際に触れ、試しに来てみて下さい。
きっと、こんな空間で毎日を過ごしたいと感じて頂けるはずです。
スタッフ一同ご来店を楽しみにお待ちしております。
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