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大きなテーブルを選ぶときはここを確認!

2023.5.2

 

 

住まいの「顔」となるダイニングテーブル。

食事はもちろんのこと、リモートワークやお子様の勉強机の替わりなど、その用途は様々です。

ダイニングテーブルの購入を検討する場合、多くの人が逡巡するのが「サイズ」です。

上記のようにダイニングテーブルも食事の場に留まってはおらず、その用途も広がってきていることから大きめのサイズを選択する人が増えています。

大きめサイズのテーブルを使うことはメリットも多いですが、購入前にはその「注意点」を確認しておくことが失敗しない家具選びの第一歩となります。

空間の中でも一定の面積を占めることになるダイニングテーブル、大きめのものを選ぶ際に確認しておくべきこととは何でしょう?

 

 

大きなテーブルを選ぶ時の注意点 その1「周囲の余白の確認」


 

 

ダイニングテーブルのサイズ決定において、使用人数やどのような椅子が何脚入るかといった部分で決定される要素は大きいですが、「大きすぎて邪魔」といったことを避けるためにはテーブルの周囲にどの程度のスペースがあればよいかを把握することが重要です。

全体のスペースから引き算を行い、そこで残った数値がその空間において配置可能なテーブルの最大値となります。

テーブルには椅子が付き物ですが、ダイニングテーブルの後ろには壁や建具などがあるとした場合、椅子の出し引きに推奨されるスペースは90センチ前後です。

90センチ以上(あるいはそれに近い数値)あれば、後方に大きく引き出さなければ出入りができないアームチェアも容易に出し引きでき、着座している人の後ろを別の人が回遊することも可能です。

もし、テーブルの両側、あるいは片側に60~70センチ程度のスペースしか確保できない場合はアームチェアでは出入りがしにくくなる可能性もあり、アームレスタイプの椅子を選択することをお勧めします。

椅子が無い場合は60センチを確保していれば周囲の回遊自体は容易です。

人が無理なくその場を通行するのに必要な「幅」はおおよそ「60センチ」と言われており、例えば家具の正面に壁がある際の間隔はこの「60センチ」を確保したいところです(横歩きでも良いようなケースならそれ以下でも可)。

また、テーブルの近くにソファをはじめとした大型の家具が配置されるケースはままあります。

その場合、互いのスペースは60センチ確保できていれば回遊は可能ですが視覚的にその家具を非常に近く感じることになり、圧迫感に繋がります。

仮にテーブルとソファを置いているとして、その距離を十分に確保する目安はおおよそ100~120センチです。

これだけ離れていれば見た目の圧迫感も無く、同時に2人がすれ違うような回遊も可能になります。

テーブルを選ぶ際のサイズ決定の際にはこれらの数値からベストな大きさを割り出すことができるはずです。

 

大きなテーブルを選ぶ時の注意点 その2「搬入経路の確認」


 

 

空間には問題なく置くことができる、想定人数もバッチリ、でも玄関や廊下を通すことができずに想定場所までたどり着かせることができなかった…。

いわゆる「搬入経路に思わぬ障害があり家具が通過できない」ケースは意外と多くみられます。

これは家具に限らず冷蔵庫や洗濯機などの大型白物家電でも同様ですが、やはり「今日から新しい家具を使うことができる」と楽しみにしていた分、そのような事態はたいへんがっかりするので絶対避けたい事態です。

そのためには搬入経路となる室内通路や廊下の幅、天井の高さなどを測定し事前にシュミレーションすることが大切です。

また、実際にはその家具(この場合はテーブル)を移動させる人員自体のスペースも必要になるので、その分の余裕も必要であり、自身だけの測定だと不安な場合は、家具販売店などに確認を依頼することをお勧めします。

ここで盲点となりやすいのが「エレベーター」と「階段」です。

特にテーブルが180cmを超えるような大型のものであれば、マンションなどの集合住宅におけるエレベーターでもその扉の幅と高さ、内部の天井までの高さと奥行きは必ず測定が必要です。

また、戸建でも2階以上に搬入する場合や集合住宅でも階段を使用する場合があります。

階段の場合は、手すりを除いた幅、天井までの高さを測ります。

直線の階段であれば階段の幅と天井の高さがテーブルの一番長い辺を上回っていれば基本的には搬入可能です。

踊り場がある屈折階段は、踊り場の奥行きと天井の高さを測ります。

踊り場が狭い場合でも階段の壁がなく下からの受け渡しができれば搬入は可能です。

いわゆるクランクがある階段の場合など、その状況は多岐にわたるので、やはりこれも家具販売店で専門的に計測してもらうことをお勧めします。

 

大きいテーブルが室内に与える影響を考える


 

 

大きいサイズのダイニングテーブルは、その面積も大きく、空間に与える影響もまた「大」です。

設置場所の雰囲気や使用用途もしっかり考慮することをお勧めします。

インテリアの雰囲気と検討しているテーブルとの相性、空間コンセプトへの合致などを十分に加味する必要があります。もし方向性が定まっていないようであればなるべくベーシックなものを選び、奇抜なデザインなどは避けた方がいいかもしれません。

 

 

ライフスタイルの多様化やLDKの間取りの普及に伴い、ダイニングテーブルは多用途スペースとなっています。

来客に対応する場でもあり、大人数で利用できる大きなサイズのダイニングテーブルを採用することはたくさんのメリットがあります。

そもそも食事や作業を行うスペースである以上、サイズが大きい=個々のスペースの余裕を持った確保に繋がるので心身ともに「ゆとり」が生まれます。

そのことからも室内のスペースが許す範囲でできるだけ大きいサイズのテーブルを選んでほしいところですが、事前にスペーシングや搬入経路の確認は必要です。

家具蔵では無垢材テーブルのご紹介のみに留まらず、購入前の事前確認のサポート体制も万全です。

失敗のないテーブル選びをサポートいたします。お近くの家具蔵店舗までご相談ください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 


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