「住み替え前提」の場合、ダイニングテーブルはどう決めるのか
2023.7.20
「住み替え」は人生の中で頻繁に起こりうるイベント
いわゆるマイホームを購入する年齢は30~40代が全体の6~7割を占め、50代に入ってからという場合も決して少なくはありません。
「終の棲家」とはよく聞く言葉ですが、そのような場所を得るまでは結婚などで暮らしの状況が変わる前と後を含め、確実に違う物件で暮らしを送ることになるわけです。
マイホームを取得したあとも別の物件に引越しを行うこともあり、「住み替え」は人生の中で頻繁に起こりうるイベントであると言えます。
住み替えを前提とした場合、家具などの大きな家財品は新居にサイズや雰囲気が合わないことも十分に予想されます。
無垢材家具のような一生ものといわれる高耐久なものは良いと分かっていながらも、そのことを考えると購入に二の足を踏んでしまう…、という考えもあるでしょう。
住み替えに対応できるテーブル選びを行う
ダイニングテーブルのような空間における占有度が大きく、いわば「住まいの顔」となるものはなおさらかもしれません。
結婚などの新生活のタイミングでダイニングテーブルを新調することは少なくありませんが、そこでどのようなテーブルのサイズを選ぶのかに頭を悩ますこともあるでしょう。
新居購入や転勤などでいずれ起こる住み替えを考えると自身の暮らしに適切なテーブルサイズが変わるということが大いに考えられるからです。
そこで暮らしの変化に合わせて都度ダイニングテーブルを買い替える、というのもひとつの手段です。
家具が変わることで新しい暮らしに臨む気分が高まり、暮らし方に最適なデザインやサイズのテーブルが手に入ります。
しかし、そこには一つの問題が生じます。
それは住み替えを行うたびに家具を新調「しなければいけない」可能性も高まるということです。
買い替え前提の場合、「いずれ使用しなくなるから」と往々にしてそのつくりや価格に妥協が生じたものを選びがちであり、そのようなものは次の住まいでは使えなくなっている場合もあります。
新居購入にしても転勤などによる引越しにしても住み替えには家具を揃える以外に多くのタスクが生じます。
空間に適切な家具は日々の暮らしを間違いなく良くしますが、その家具を吟味する時間を確保できない可能性も出てきます。
家具選びには意外と時間と労力を要するものです。
住み替えが前提であったとしてもそれに対応できるテーブル選びを行っておくことが大事です。
無着色仕上げの無垢材テーブルは有効な選択肢
住み替えを前提とする場合であっても高耐久のものを選び、そしてそれが新しい環境に対応できるものであることで、新しいものを選ぶためのコストを削減し、また、他のことに時間を使用できるタイムパフォーマンスにも繋がります。
そこで「無着色仕上げの無垢材テーブル」は有効な選択肢となります。
無垢材はその構造そのものに高い剛性がある素材です。
特に広葉樹材で作られたものを選ぶことで、堅く、キズなどもつきにくいものとなります。
作り方がしっかりしているものであれば、非常に長い期間を使用することができ、いずれ生じる生活傷などの傷みや塗装の劣化などはメンテナンスで修復できます。
無垢材は自然素材なのでさまざまな空間やインテリアスタイルと調和しやすい特徴があります。
無着色仕上げのものであれば色合いの変化もあり、それ自体が新しい住まいの雰囲気に寄り添うものとなるかもしれません。
また、無着色仕上げということは自然の色合いをそのまま生かしていることに外なりません。
自然に生まれた色合いは様々な色素の集合体です。
それは住まいごとに異なる素材の色合いや質感との組み合わせを選ばないということに繋がります。
無着色仕上げの無垢材テーブルは、どのような住まい環境になったとしても使用し続けられるものなのです。
サイズ問題を解決する選択肢とは
ただし、それでもテーブルは空間のスペースを占めるものである以上、住み替えで生じるであろうサイズの問題も付きまといます。
ここについての解決点については2点あります。
まずは「伸長式テーブル」という選択肢。
「エクステンションテーブル」とも呼ばれ、必要に応じてサイズを変更できる点が特徴です。
新婚での2人での暮らしの際には小さいサイズで使用しながら必要に応じてサイズを大きくすることができ、住み替えで住まいが広くなるなどの際にはサイズを大きいまま使用しておくことができます。
環境が変わってもテーブルを引き続き使用できるため、経済的で実用的です。
伸長式テーブルには無垢材のものは決して多くなく、耐久性の面では選びにくいものとなりがちですが、家具蔵のそれは無着色仕上げの無垢材製であり、他の無垢材テーブル同様の高耐久性とメンテナンス性を誇ります。
非常に長い期間使用できるものとなります。
あるいは他の用途に代用可能なテーブルのサイズを購入しておくのも良いでしょう。
仮に一辺80cmの正方形テーブルを購入するとしましょう。
ダイニングスペースがあまり大きくない場合は有効な、そして2人程度で使用数にも丁度良いサイズです。
このくらいのサイズなら脚を取り換えることでリビングテーブルとしても使うことができます。
もしくはサイズ次第ではそのままデスクとして使用することも可能です。
家具蔵の無垢材テーブルは一部を除いて脚の交換が可能です。
リビングテーブルからダイニングテーブルへの変更もでき、様々な仕様環境に対応します。
また、無垢材テーブルはサイズリメイクが可能です。
これは私ども家具蔵のような工場直営の家具販売店に限ったものともなりますが、大きなサイズをカットして小さくするなどのサイズリメイクで新しい環境に適応させたサイズとすることもできます。
これも無垢材という高耐久素材を使用するメリットの一つです。
住み替えが前提であっても、応用力のある無垢材テーブルであれば長く使い続けることが可能となります。
家具蔵では「住み替えが前提」でのテーブル選びの悩みを解決いたします。
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