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4人掛けテーブルの「脚」の正解は?

2023.8.12

 

 

テーブルという家具には「脚」は付き物です。

脚が無ければ、ものとして成立はしません。

その脚はどのようなものを選ぶかで、テーブルの見た目の印象、あるいは空間そのものの印象も変わります。

また、同時に使い勝手も左右するものとなります。

一般的な使用単位である「4人掛け」のダイニングテーブルでは、どのようなテーブルの脚を選ぶのが正解なのでしょうか。

 

 

テーブルサイズの単位でポピュラーな「4人掛け」


 

 

ダイニングテーブルの購入を決定する際に、サイズ選びは非常に重要です。

その際に「何人が着座し利用するか」、つまり「何人掛けが必要か」という点は、その決定のための一つの拠り所となります。

その意味で一番ポピュラーなのが「4人掛け」でしょう。

ただ、ざっくりと「4人掛け」と言っても、4人がギリギリ着座できるものも「4人掛け」であり、かなりの余裕を持って着座できるものも「4人掛け」と称されることがあります。

 

4人掛けテーブルの「定義」とは


 

 

「4人掛けテーブル」のサイズによる定義は様々です。

長方形か正方形か、あるいは正円形かという形状の違いもあります。

一番ポピュラーな長方形を例にとると、最小は幅120cmといえるでしょう。

人一人が食事を行うために必要なスペースは、一般的に幅60cmと言われています。

そこから換算したサイズが「幅120cm」となります。

少し前まではそれに少し余裕を持たせた幅135cm~140cm程がいわゆる「4人掛けテーブル」の定番サイズでした。

現在インターネットなどで「4人掛けテーブル」を検索すると、これにさらに余裕を持たせた「幅150cm」のダイニングテーブルが該当するサイズとして多数ヒットします。

そのうえで現代はダイニングテーブルのサイズを大きめに確保する傾向があります。

幅150cmより少し大きい「幅165cm」なら4人掛けでもそれぞれが余裕を持った着座が可能になります。

それより大きな「幅180cm」は6人掛けの類に数えられることもありますが、テーブルの長手(長辺)に常時3人が着座するには少々狭く、妻手(テーブルの短辺)を利用して6人、というのが正しいものです。

その点で考えると幅180cmは4人掛けとして考えることは十分に可能であり、心身ともに大きなゆとりを持って食事や作業を行うことができます。

 

4人掛けのテーブル脚は4本脚が一番使いやすい


 

テーブルの脚も、この「テーブルのサイズがどのくらいなのか」という点を考慮しながら決めていくと使い勝手においては失敗が少なくなります。

テーブルの脚選びで失敗とみられるものは「デザインが凝りすぎていて使いづらい」「脚と脚の間(脚間)が狭すぎて椅子を入れにくい」「脚間が狭いせいでテーブルは大きいのに互いの距離が近すぎる」というものです。

この点を鑑みていくと、ある程度の大きさまではシンプルな4本脚ができるだけ脚間を拡げた状態で装着されているもの、が一番使いやすいというのが今回のテーマの結論のひとつとなります。

 

4人掛けテーブルで4本脚が有効な理由とは


 

 

4本脚のテーブル自体はごくごくありふれたものであり、スタンダードと言えるものです。

ですが、4人掛けと定義されるくらいのサイズであれば4本脚とすることで多くのメリットを享受できます。

まず、テーブルの天板下が一番広く活用できる、という点が挙げられます。

テーブルの大きさにある程度の制限がある状況では、長手・妻手双方からストレスなく椅子を入れることができ、着座できることが求められます。

4本脚のテーブルは四方全てが空いているのでその点で有利です。

あるいは見た目がシンプルになることで脚が目立ちすぎない点もあるでしょう。

一枚板のような天板を目立たせたいものなら尚のこと、脚はシンプルにしておくべきといえます。

サイズが大きくないテーブルで脚が華美であったり、目立つものではバランスも悪く、掃除などもしにくくなるかもしれません。

テーブルのサイズ次第ということもありますが、脚の取り付け位置もできるだけ外側に装着されている方が、脚間が広くなり使い易いものとなるでしょう。

 

使い勝手やサイズに応じた脚の選択を行うことが重要


 

 

では、それ以外の形状の脚はすべて使いにくいものとなってしまうのでしょうか?

答えは「否」です。

要はそれぞれのサイズや形状に適した脚を選ぶことができればベストであり、4本脚と双璧を成す「2本脚」なら天板の端から端までを有効に使いきることができるので、着座人数の増加に対応しやすくなります。

正円形テーブルなら中央に脚があることで椅子の数量に捉われることもなくなり、着座位置も自由に設定できます。

そのうえで今回は「4人掛け」と制限している=サイズ自体が小さめのものも想定されることで4本脚が有効という結論となっています。

私ども家具蔵では、オーダーでのテーブル製作の際に、一部を除いて脚の形状・取り付け位置を自由に設定可能です。

テーブルの脚は、例えば一枚板天板を購入する際、一般的なメーカーや一枚板販売店では有料となることが多いのですが、家具蔵では4本脚ならいくつかの形状のバリエーションを揃えたうえで無料でご案内しています。

それ以外にも全部で16種類ものデザインをご用意し、それぞれの良さをふまえ、サイズや使い勝手に応じたものを選ぶお手伝いをいたします。

テーブルの脚とは、お気に入りの無垢材テーブルを活かすための大切なアイテムです。

お気に入りのテーブルと出会えたことで、ホッとせずに脚選びにも集中力を持って臨みましょう。

家具蔵では、様々なご家庭や空間に一枚板を提案してきた経験豊富なスタッフが、脚選びについても詳しくご案内していますので、お気軽にご相談してください。

 

家具蔵の無垢材テーブルの脚のバリエーション紹介はこちらから

 

 

 

 


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