本革張りのソファの魅力とは?
2023.12.13
革素材を使用した、いわゆる「革張り」のソファ。
一台あるだけでラグジュアリーな雰囲気と、空間全体を上質なものにしてくれるような力を持つ、非常に魅力度が高いインテリアの一つです。
「憧れ」ともいっていい革素材、なかでも家具蔵でも取り扱いのある本革を使用したソファはリビングスペースの主役となってくれるものです。
今回は革製、あるいは革カバーを使用したソファの魅力を解剖していきます。
「革」とは?
皮革(ひかく)とは、動物の皮膚を生のまま、または、なめしてあるものを指します。
20世紀以降では人工的に作られた人造皮革(人工皮革と合成皮革、商標名「クラリーノ」「エクセーヌ」など)があり、それらを含む場合もありますが、その場合動物の皮膚をなめしたものを人工皮革と区別するため、天然皮革(てんねんひかく)ということも。
また、この場合、動物の毛を完全に除去し、なめしてあるものを革(かわ・かく)といいます。
革カバーの魅力とは
ソファに革素材を使用した場合、その魅力はさきにもあげた高級感や上質感が真っ先にあげられますが、もうひとつの大きな魅力に「経年変化により表情が美しく変わる」こともあげられます。
革、特に本革・天然皮革のソファは長く使い続ければ続けるほど、その革自体が良い風合いを出していきます。
独特の鈍い光沢や徐々に変わっていく色合いなどまさしく「自分だけのソファ」に育てることができるところが大きな魅力なのです。
それはエイジングといわれる、長い期間の使用が可能である高耐久材だからこそ味わうことのできる風合い。
革のソファは届いた時、使い込んでから、さらには手入れをしてから、と何度もその新鮮な魅力を味わうことができます。
家具蔵のソファも高品質の牛革を贅沢に分厚く裁断して使用しています。
その分厚さはしっかりとした座り心地と革本来の風合いと味、持ち味の耐久性を体現するものとして、多くの方にご愛用頂いています。
適切なメンテナンスとは
本格的なお手入れ、というとハードルを高く考えてしまいがちですが総じて、そのお手入れも決してたいへんなものではありません。
革素材のものを美しい状態で保つために行う正しいお手入れ方法は、乾拭きなどが挙げられます。
コットン100%の柔らかい素材でできた布などを使用して乾拭きする事が、素材を傷つけずにお手入れをする一番簡単な方法であり、これならいつもの掃除のなかで行うことが可能です。
固い布やざらざらした布、強い力を掛けての掃除も不要です。
優しく撫でるように汚れを拭き取ることが綺麗に使い続けるコツでもあります。
他にも専用のオイルを使用した手入れ方法があり、ケースバイケースで方法を変えると良いでしょう。
時間とともに風合いを増す本革のソファは、経年変化による表情の変化を楽しむことができるところも特徴の一つです。
そのためには日々のメンテナンスをしっかりして長く使い続ける事が大切となってきます。
替えカバーという選択肢
最近ではこうした革製品のお手入れを業者によるクリーニングに依頼することも一般的になってきました。
自分で手入れをするよりも全体が綺麗になるということで利用する人が増えているのです。
ここでひとつ疑問があります。
ソファに張ってある革をクリーニング? そんなことできるのだろうか、と。
たしかにいわゆる「張りぐるみ」といわれるソファ全体に革が張り付けてあるものは難しいでしょう。
ですが、家具蔵の本革のソファはすべて「フルカバーリング」といって、ご自身で手軽に着せ替えが可能なもの。
その着脱もファスナーを開閉して中身を取り出すだけですので、慣れない方でも簡単に新しいものや手入れを終えたものと交換することが可能です。
しなやかさと強さにこだわり、選び抜いた全6色の厚革は存在感抜群。
替えのカバーを複数ストックしておくことで、季節ごとのローテーションを楽しむこともできます。
汚れや摩耗にも強い牛本革を、そういった方法を用いることにより長い期間、快適に使うことができるのです。
革も無垢材と同じく自然素材であり、経年でその良さが際立ってくることも共通しています。
つまり、家具蔵の無垢材ソファフレームとの相性は抜群なのです。
高耐久であり、上品な雰囲気があり、そのうえでメンテナンス性も容易。
どんなものでも愛着を持って使い続けるためにも、日々のメンテナンスは非常に大事なことです。
そしてそれが簡単なものでないとやはり長続きはしにくいものですが、家具蔵のソファであれば大丈夫、という声は多くのお客様からいただいています。
寛ぎの時間を演出してくれるソファは、長く使い続けることで更に暮らしに溶け込むことができ、それは身近なパートナーとなってくれる存在です。
長く愛することのできる無垢材×本革のソファ。
あなたの寛ぎの時間をきっと、上質に、贅沢に彩ってくれるはずです。
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