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オーダー家具は実物を見て選びたい人には不向きなのか?

2023.12.19

 

 

住まいへのこだわりが「多様化」を生む


 

 

新築における注文住宅の比率は年々増えているそうです。

ある意味「建売」が主力となるようなハウスメーカーが取り扱う戸建住宅にも様々な好みを反映させられるものが多くなり、分譲マンションにおけるオプション選択も非常に幅広くなりました。

もはや定番と化した中古物件のリノベーションも、自分の「色」を出せるということから高い人気を誇ります。

要は住まいに対して画一的ではなく、こだわりをもって選ぶ人が増えているということです。

インターネット等で気軽に情報収集できることもそれを助長していると言ってよいでしょう。

そのような住まいの多様化は、そこで使用する家具の選択肢を増やすことにも繋がっています。

 

オーダー家具という選択肢


 

 

住空間のテイストも実に多様になり、暮らしに対する住まいのウェイトと役割も大きくなってきたなかで、まさに「暮らしの道具」である家具にこだわることは、空間そのものの美観や格を上げる意味でも重要であると言えます。

家具はダイニングテーブルなら食事や諸作業を行う、ソファはその場で寛ぐ、ベッドは就寝時に使用するなどそれぞれの目的は大方決まっていますが、そこに求められる個々の細かいニーズについてはまさしく千差万別です。

家具の購入先としては大型量販店なども選択肢に上がりますが、そこに置いてあるようないわゆる「規格品」はこれまでの膨大なデータを踏まえたうえでのサイズ設定や各種の設計になっています。

そのようなものを選ぶことにも多々のメリットがありますが、住まいにこだわりを持ち、細部に至るまで好みを反映させているなかで、家具は「なんとなくこれで」でよいのか、という考えも起きてきます。

そこで自身のこだわりや嗜好、使い勝手を反映させた受注製作の家具、オーダー家具という選択肢も生まれます。

 

オーダー家具は「これと同じもの」という選び方ができない


 

 

オーダー家具とは端的に言えば

「個々の生活スタイルに合わせ、希望や用途、空間に合致するサイズや仕上げを専門家などに相談して仕立てる家具」

のことです。

つまり、使う側によって異なる細かい部分までを含めた「嗜好性」「使い易さ」を求めて「既存品にはないもの」を求めていくことと言って良いでしょう。

今はここには無い、世界に一つだけのものを自身の事情や好みを鑑みながら手に入れることができるという点は、どの人にとってもたいへん魅力的に映るはずです。

しかし、ここで「今はここには無い」という点が引っ掛かる人もいるのではないでしょうか。

そう、オーダー家具は既製品のように「今ここにあるもの」を実際に見て「それと同じもの」を手に入れることはできないのです。

 

実際に見て選ばないと不安という考えを無くすには


 

 

この点に不安を覚える人は確かにいることでしょう。

「今そこに無い」ということは「出来上がるまでどのようなものかわからない」ということであり、実際にそのものを見て選びたい、という人は少なからず不安を抱くはずです。

しかし、何かしらの妥協点を抱えたままの家具選びは長い視点で考えた際に早期の買い替えなどによるコスト負担増などのデメリットを引き起こします。

逆に自身の好みや理想がしっかりと反映されたオーダー家具なら長期にわたって使用できるコスト面でのメリットや、使い勝手の良さによる日々の暮らしの充実、あるいは精神面の安定など多数の恩恵をもたらすはずです。

それでもやはり不安…、ということであればその解決方法は「信頼がおけるスタッフや実績を持っている家具販売店に依頼する」ということをお勧めします。

 

イメージを可能な限り具現化して見せてくれるところで選ぶ


 

 

オーダー家具は実際のものを見て選ぶことができない、という点に不安を覚えるならば「完成した後」をできるだけ忠実に再現してくれる場所でオーダーすることでその不安を軽減できるはずです。

まずは自身の希望を似たような事例を見せてもらうことができれば、おおよその予想がつき、イメージも湧きやすくなります。

自身がオーダーするものとは異なるものでもその場に展示してあるものから質感や雰囲気は見て取れます。

その家具販売店やメーカーが発行している事例集や独自にとりまとめた画像集・アルバムも有効な検討材料になるでしょう。

それらを見ながら「この感じ」「この部分をこう変えたい」というリクエストを出すことで依頼を受ける側との認識の齟齬も少なくなります。

展示が数多くある販売店やメーカー、あるいは事例集やデータが豊富に揃っているところであれば失敗の確率は格段に軽減します。

そのような意味では、今や一般的にもなっている3DCGによる再現シミュレーションも有効です。

オーダー家具や特注家具は、大抵の場合設計図面をひき、それを見ながら説明を受け、検討を進めていきますが、線図だけではイメージが湧きにくいこともあるでしょう。

完成した様子を立体的に再現したものがあれば、オーダーしたものがどのようなものになるか、実際の空間に置いた際にどのように見えるのかが具体的に視認しやすくなります。

CGイメージを添えた提案を行ってくれるオーダー家具販売店ならさらに安心して相談を進めることができます。

 

経験豊富なスタッフとの出会いが不安を払拭させる


 

 

そして、それ以上に重要なのが「豊富な知識や経験をもったスタッフがいるかどうか」です。

オーダー家具は既製品家具に比べて検討のハードルが高いと言われますが、その理由の一つにオーダーする側の経験値の低さが挙げられます。

経験豊富なスタッフは「経験や知識が無いばかりに敷居が高い、あるいは失敗する」といった要因を払拭する存在です。

そのようなスタッフは自身で思いもよらなかったアイディアや、逆に止めた方が良い要望もしっかり教えてくれます。

そのようなスタッフに出会うためにはいくつかの家具販売店を回ってみるのも良いかもしれません。

時間が掛かりたいへんですが、最終的には自身にとって一番良いものを入手でき、それも家具を愛着を持って使う上でのバックストーリーとなってくれることでしょう。

 

 

せっかく作るオーダー家具。

失敗のない選び方をしたいものです。

長くともにした家具は、もはや道具ではなく、家族の一員、なくてはならない存在になります。

時間をかけて自分仕様の家具を作るのであれば、何年も使う家具でなければなりません。

私ども家具蔵においても随時無料の相談会を実施しています。

まずは、話を聞いてみる、というだけでも大歓迎です。

お気軽にお問い合わせください。

 

お部屋改善!整理収納無料相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 


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