「インテリアプランニング」で間違いの無いコーディネートを
2024.6.18
家具選びの不安を解消する手段
家具は基本的に頻繁に買い換えるものではありません。
ある程度の期間は使用し続けることが前提であり、仮に少々の傷みがあっても決定的な不便が無い限りはそのまま使い続けることも珍しくありません。
結果として何十年という期間を使い続けているケースもよく見かけます。
だからこそ「サイズが大きすぎた(小さすぎた)」「住まいとイメージが合わない」といったことは避けたいものです。
しかし、服や靴とは違って試着を行うことで事前に確かめる、というようなことがなかなか難しいものでもあります。
一部では購入前のレンタルも可能な家具販売店も出てきており、サブスクリプションでの家具レンタルなどの選択肢(つまり選択に失敗してもすぐリカバリーできる)も広がってはいますが、そこまで一般的ではない以上、やはり事前の入念な確認は非常に重要です。
サイズの確認・デザインや、色合いと住まいの相性・既存の家具とのバランス。
そのような心配事を解消できる手段のひとつが「インテリアプランニング」です。
インテリアプランニングとは
「インテリアプランニング」。
インテリア=内装をプラン(計画)するという意味合いですが、まさに家具を中心として住空間をどのようにかたちづくっていくかを考えていくものです。
そこで行われることは多岐にわたります。
家具の適切なサイズを確認する・そのうえで有益なレイアウト案を選定する。
床や建具・内装・設備との相性を見ながら家具のデザインや色合いを決めていくことも含まれます。
照明はそのデザインや機能以外に「どこにあると有益か」も重要です。
照明の適切な位置もこの流れから導き出すことができます。
さらには(家具より先に決めることもありますが)カーテンなどの選定にも一役買うことでしょう。
局地的な確認から、空間全体のコーディネートまで描くことができるのがインテリアプランニングと言えます。
インテリアプランニングでサイズの確認
家具選びの際にはデザインやカラーの選定も非常に重要ですが、それ以上にサイズの選定も重要です。
それはどのカテゴリーの家具においても同様であり、せっかくの家具もそれ次第では見た目も使い勝手も著しく落ち込んでしまいます。
反対に空間に対して適切なサイズの家具であれば決して高級なものやデザイン性に優れたものでなくても、それなりに見えてしまうものです。
また、自身の事情に応じた適正サイズであることは使い勝手を高めます。
さらに住まいの中での生活動線をしっかり確保でき、家具同士や建具・設備などとも適切な距離を確保できている(あるいは接している)サイズの家具がある暮らしは快適で質の高いものとなります。
インテリアプランニングにおけるサイズ選定や提案の主な手掛かりは「間取り図面」です。
縮尺を合わせ、個々の暮らしの事情も鑑みながら家具同士のスペーシングや動線の確保を見ていきながら適切な家具サイズを導き出していきます。
他にも実際の空間を採寸する、型紙を置くといった実地でのプランニング方法もあります。
インテリアプランニングで最適なレイアウトを見つける
「生活動線」という言葉が出てきました。
これは日常生活を送るなかで人が回遊するためのスペースを指します。
これがしっかりとれていればいるほど家事などの効率も上がり、暮らしのクオリティは上がります。
逆に生活動線が上手く確保できていないとちょっとした移動もしづらくなり、小さなストレスが散見する暮らしとなりかねません。
この生活動線を上手く作り出すために重要であり、空間自体の見え方も左右するのがレイアウトです。
分かりやすく言えばテーブルは空間のどこに置くか、それは縦方向か横方向か?
ソファはテーブルと壁際に置くか部屋の中央に置くか、テレビボードはソファの正面に配置するかそれとも?という「家具の置き方」といって良いでしょう。
このレイアウト次第で置くことができる家具のサイズも変わります。
また、家具の配置はそれ次第で同じ空間を広く見せることもできる一方で狭く見せてしまうリスクもはらみます。
このレイアウトを決めるのに有効なインテリアプランニングの手段としては3DCGを駆使した「3Dシミュレーション」が有効です。
いまやほとんどの家具販売店や工務店・ハウスメーカーが採用しているこの手法は間取り図面をもとに空間の条件を指定、あるいはデータを作り出していきながら立体的に空間そのものを表現します。
上から見た状況で全体を確認することも、自身の目線で家具や設備との間隔を確認することが可能です。
もちろん、検討中の家具をその場に配置して空間との相性を事前に見ることができます。
レイアウトについても(あくまで画面上ではありますが)家具の配置の方向や場所を事前に確認できることはイメージが湧きやすく失敗が少なくなります。
同時に空間そのものを表現しているものなので「ここにこれを置いたらどう見えるのだろう」「カーテンはこの色を選ぶと印象はどうなるのか」といった全体のコーディネートにも役立つものとなります。
適切なインテリアプランニングを行ってから家具を選ぶことで、「見て、使って心地よい暮らし」に近づくことになります。
住まいや家具は暮らしの為の道具的な要素があるもので、そこに使い勝手の良さがあることは必須です。
同時に美的要素も多分に含むものである以上、見て美しいという点は軽視できません。
その両面を高いレベルで叶えるための手段としてのインテリアプランニング。
もし間取り図面が無くても私ども家具蔵では手描きで間取りを起こしながら、お客様のイメージをヒアリングします。
そこから3DCGを使用しての提案をはじめ多々の手段で適切な家具選び、住まいづくりをお手伝いします。
もちろん無料にて承っていますのでお気軽にお声掛けください。
今描いているイメージにプロのアドバイスを少しプラスしてみるときっと素敵な住空間になるはずです。
トータルインテリアコーディネート無料相談会(3D PLAN)のご案内はこちらから
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