国産の家具を選ぶメリットやその特徴とは?
2024.8.24
国産家具は安心、高品質
国産家具の強みとしてまず挙げられるのは「安全性」と「安心の品質」でしょう。
日本製のものはいわゆる「メイドインジャパン」として世界中から確かな信頼を寄せられています。
そのなかでも木製家具は「メイドインジャパン」を体現するもののひとつとして広く知られています。
とりわけ無垢材家具などはは熟練の職人の手により一つ一つ丹念に作られています。
日本は古代より、木と共存してきたといっても過言ではない国であり、その利用法は生きる糧としての食物に留まらず、家具・道具・武器・住居・船や運搬まで多様な使われ方がありました。
そのなかで培われ、受け継がれてきた木工技術は世界に類を見ない、美しさと強度、そして確かな理論が兼ね備わったものです。
それは図らずも世界中から注目されている「メイドインジャパン」であることと符合するのです。
高品質・高耐久であることが様々な分野において、世界各国で確かな定評を得ている「日本製」という響き。
そういったものの源流が日本の木工技術にあり、そうした伝統を活かした家具が安全性と安心の品質を携えていることはある意味、当然の帰結ではないでしょうか。
モノづくりの国として知られている日本には、匠の技により精巧かつ丁寧に作られた工芸品が多く販売されており、日本人だけでなく外国人も惹きつけてやみません。
緑豊かな土壌で育った国産樹種を含む様々な木材を、家具の形態に合わせて適材適所で使い分け、純日本産家具ならではの雰囲気を表現する事に成功しています。
アフターメンテナンスの優位性
アフターメンテナンスについて安心できる材料が多いことも国産家具の大きなメリットです。
こだわりを持って選んだ家具は、だからこそ長く愛用したいもの。
輸入物の家具は確かにスタイリッシュでインテリア性に優れたものも多いですが、どんなものでも傷みは出ます。
そんな時、高額な費用と長い修理期間が必要になってしまったら?
買い替えを考えてしまうのも無理はありません。
国産家具であればその点、国内にメンテナンスの拠点があるので修理期間も短く、費用も割安です。
家具蔵でも自社工場による直営スタイルですので、様々な事例を知るスタッフが取り次いで、熟練の職人が傷みを修復します。
また、ソファカバーやクッションなどは自分で交換ができるようになっていて、長い期間の使用が楽しめるようになっているのです。
確かな強度があり、一生モノとして使うことのできるものを長く使えるように。
家具蔵をはじめとした国産メーカーはその点で輸入物との「差」が生まれます。
サイズ感のメリット
日本人が国産家具を使用するメリットは、そのサイズ感にもあります。
チェアも標準的な日本人の体型を考慮し、家の中では靴を脱ぐという海外とは異なる生活スタイルを基準にした高さで考えます。
それに合わせたテーブルの高さと、一般的な間取を考えたサイズのラインナップ。
日本の一般的な建築基準である「尺寸法」を基準にした、収納などのサイズ感は海外のものには無いものです。
そうした、「丁度いい」サイズ感は、毎日使うものだからこそ実はとても重要です。
無垢材家具がもたらしてくれるもの
木を使ったもの、木を材料としたものは多々ありますがそのなかでも最近とみに人気を博しているのが「無垢材」を使用している国産家具です。
木の家具の材料を簡単に分けると、「無垢材、天然木」と 「木質系の加工材料」の2種類があります。
無垢材は乾燥・加工に時間と手間がかかります。
木を知り尽くし、木を扱える熟練の職人でなければ、木の動きを読むことができません。
従って、扱いが非常に難しく、かつ現存する保有数からも極めて希少性の高い材料です。
一方、木質系の加工材の代表である合板は、大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。
合板とはベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。
その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品と無垢材は耐久性や経年での風合いに大きな違いが生まれます。
家具蔵では天然木そのものの良さを最大限に活かし無垢材、無着色の家具づくりをしています。
木が大きく育つまでに生じた木目の表情は同じものが一つとしてありません。
その表情を生かし、そのままを味わえるように無着色で仕上げます。
また、無垢材、無着色の家具は時間の経過とともに深みや味わいを増し、使うほどに愛着を感じることができます。
着色した家具や表面材を芯材に貼りつけた家具は、購入した時が一番良い状態です。
それからは着色した部分に傷がつくと芯材が見え、表面材が剥がれてゆきます。
無着色の無垢材家具は使い込むごとに美しくなって、その表情そのものが空間を飾るインテリアになるのです。
家具は勿論インテリアでもあるので、見た目は非常に大事です。
「見て美しく」「使いやすく」「便利で」「高耐久」且つ「メンテンナンス性も良い」。
そんな家具を国産で探すことはこれからの暮らしを豊かにする、そんな一歩でもあります。
家具蔵もそのような家具作りを、国産で熟練の職人が行っています。
一度、各店舗でその良さを体感してみませんか?
関連する記事
最近の投稿
- チェリー材の家具を選ぶ際には“ここ”を見る 2024年11月20日
- “重たく見えない”無垢材家具の取り入れかたとは? 2024年11月18日
- “サステナブルな”家具選びとは? 2024年11月16日
- 年末年始営業と価格改定のお知らせ 2024年11月14日
- ダイニングテーブルの高さの「標準」と「適切な高さ」は違う? 2024年11月12日
- リビングテーブルは使い方や空間に合わせて選ぶ 2024年11月10日
- “一脚あると便利”なスツールはこう使う! 2024年11月8日
- ダイニングセットを購入するなら“椅子から選ぶ”その理由とは? 2024年11月6日
- キッチン収納 “スライドレール“の違いや構造とは? 2024年11月4日
- 「良い家具を選ぶと長持ちする」と言われる理由との選び方とは 2024年11月2日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (440)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (617)