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収納家具の棚上を有効に使用するには?

2024.8.28

 

物が片付く2

 

家族の集まる場所、自身の部屋、玄関などお気に入りの空間にお気に入りの雑貨を飾る…。

雑貨を飾ることにより季節感が出たり、アクセントとなって空間を引き締めたり、印象を変えることもできます。

好きなものに囲まれた暮らしは、それだけで心地よいもの。

一方でお気に入りのものを飾ったはずなのに、よくよく眺めていると

「なんかごちゃごちゃしている」

「飾っている一角が気に入らない」

という経験もあるのではないでしょうか。

ただ雑然と並べてしまうと、いわゆる「視線が散る」状況になり、落ち着かない空間になってしまいます

「雑貨」の飾り方についてはコツがあるのです。

今回はそのコツについてお話ししていきます。

 

飾るもののテーマを決める


 

物が片付く3

 

雑貨を飾るということは自分らしく空間を彩り、演出するということです。

まずはどう飾りたいか「テーマを決める」ことから始めてみましょう。

「季節」なのか「テイスト」なのか「好きなもの」なのか。

明確なテーマを決めることが、雑貨を飾るうえでもっとも重要になります。

そして、「決めたテーマにそぐわないものは絶対に飾らない」。

そうしたルールを明確にすることで、アイテム選びも容易になってくるのです。

 

雑貨を飾る3つの法則


 

 

小さなものをいくつも集めて全体のバランスを考えながら配置することは簡単なように見えて、実はとても大変なことで、センスと知識が必要です。

しかし、「雑貨を飾る3つ法則」があり、これを抑えておくことでバランスよく飾ることができます。

法則その1.2つのものを飾る

●左右対称構成(シンメトリー)

同じ(似ている)ものを左右対称に飾るのは、チャレンジしやすいテクニックのひとつ。

シンメトリーな構成は古代の建築物や庭園などでも多く見られます。

対称性はひとつの美の要因であり、人は規則性のある整然としたものに安心感や心地良さを抱くと言われております。

まず、中心線を決めて左右対称にものを配置します。

全く同じ物でなくても似たようなイメージの物を対称に配置すると、美しくまとまった印象になります。

●左右非対称構成(アシンメトリー)

反対に、左右非対称構成は、敢えて左右対称を崩して躍動感のある構成にする手法です。

左右対称構成より難易度は高まりますが、昔より、生け花や日本庭園など、日本文化に左右非対称が多く用いられており、日本人に好まれる傾向にあると言われています。

左右や前後にも広がりを演出することで、力強さや動きが強調され斬新なイメージを演出できます。

かなり背の高いものを配置する場合は2つを遠く離して内側に背の低いものを集め、壁部分に絵を飾るなど空間を埋めるようにするとバランス良くまとまると言われています。

法則その2.リピート

雑貨をリズムよく、均等に配置する手法です。

同じテーマの商品を繰り返し並べることで、リズム感と商品の認知を強調させる効果があります。

一つでは目立ちにくいものでも、リピート構成することで見る人にインパクトを与えることができます。

法則その3.三角形にまとめる

三角形にまとめる=「三角構成」は、背が高い物を頂点にして、左右に背が低いものを飾り全体のシルエットを三角形にする手法になります。

形やサイズの異なる様々なアイテムを組み合わせて装飾する際によく使われます。

ディスプレイ装飾の基本の構成でもあり、見た目全体にバランスがとれるので安定感やボリューム感が出ます。

二等辺三角形や正三角形、中心からずらした不等辺三角形のシルエット…。

その構成自体は様々です。

心理的に誰が見ても「落ち着き感」があり「美しく」「目に留まりやすい」飾り方といわれており、ショップのディスプレイなどでも多く使用されています。

三角構成の配置の仕方はまず対象スペースを正面から見て、三角形を空間に描きます。

そして三角形の頂点を定め、その頂点を基準に一番背の高いサイズのアイテムを中央に配置しながら描いた三角形に沿って次第に低くなるようにその他のアイテムを配置していきます。

サイズの大きいものから順に「かたまり」や「重なり」を意識すると自然に三角構成になります。

次に奥行き感を出すために、正面から商品を前後にずらしながら調整します。

手前のアイテムを外側に調整して、上から見ても三角形になるように意識します。

 

 

家具は大きいものが多く、入れ替えたり移動することは頻繁にはできません。

安心して長い期間使用できる使い勝手の良い、居心地の良くなるような家具を手に入れ、そのうえで空間をお気に入りの雑貨で彩り、季節などの変化を取り入れたいものです。

今回は、「飾り方のコツ」についてお話しましたが、難しく聞こえてしまった人もいるかもしれません。

例えば、花や観葉植物。

こういったものをカフェやインテリアショップなどでよく見かけるかと思います。

これは花や植物は「季節」や「落ち着き」「清潔感」を与える象徴的なアイテムであったり、鉢植えの植物は多くが円錐状に成長することから「三角構成」を満たしていたりすることから飾られることが多くなっているのです。

雑貨をセンス良く飾ることが少しハードルが高く感じるのであれば、まずは、「鉢植えの植物を置いてみる」から始めてみてはいかがでしょうか。

 

収納家具の天板の上を有効に使うためには


 

 

リビングダイニングに置く収納家具の丁度よい高さは800~900mmとお話ししましたが、それでは収納量が足りないと感じる方も多いと思います。

その場合は横幅を広げる、適切な引出・扉など収納の構造を工夫する、そして不要な物は処分するということが大切です。

「これが散らかってしまうから」「これの置き場がないから」とお部屋を綺麗に保つために収納家具を求めると思います。

ですがその収納家具を置くことでお部屋に圧迫感がうまれて、何となく美しくないという状況は避けたいものです。

特に収納家具の天板の上にモノが雑多に並んでしまうなどは最悪です。

サイドボードの天板上に置くモノの中で「置かなければならないもの」を決めて、それ以外は収納内部に納めるか処分することも検討しましょう。

そして置かなければならないモノ以外には写真や調度品、グリーンや花を飾るなどすると気持ちの良い空間になるでしょう。

800~900mmの腰高の高さは、立ち上がっても椅子に座っても天板の上が見えるので、モノを飾るのに最適です。

圧迫感は出したくないけど収納量は欲しい、という欲張りな方にはサイドボード+吊り棚という選択肢もあるでしょう。

 

 

無垢材オーダー家具で最適な高さの収納家具を作る


 

 

収納家具選びではまず、家具自体の大きさが自宅スペースに適したものであることがたいへん重要です。

最適なサイズのものが見つかっても素材や作り、収納量や仕様など選ぶべきポイントが山のようにあります。

そのような時はまず初めに、我々家具蔵のようなオーダー家具店にご相談ください。

家具蔵ではお部屋の間取り図や家族構成、今後何十年間のライフスタイルやライフステージの変化なども含めて一人一人に最適な家具をご提案しています。

引出し・扉・ガラス扉・引戸・オープンなどの配置や大きさも自由自在。

もちろん収納家具の大きさや高さも住まう人にとって適切なサイズを10mm刻みで調整致します。

無着色の無垢材で作る、理想通りの収納家具は、その家具がそこにあるだけで豊かな気持ちになり、日々の暮らしを優しく彩ってくれます。

良い収納家具とはモノが整然と収まっていることだけでなく、そこにあるだけで多少散らかっていても空間が整って素敵に見えるものだと思います。

そんな収納家具に実際に触れて、お悩みを相談にいらして下さい。

スタッフ一同お待ちしております。

 

家具蔵の無垢材オーダー収納家具の詳細はこちらから

 

 

 

 


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