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「子供がまだ小さい」からこそ無垢材家具を選ぶべき理由とは?

2024.9.17

 

 

良い家具・高価な家具は子供が大きくなってから購入するべき?


 

 

家具を購入するタイミングにマイホームの購入があります。

新築での戸建住宅やマンション、最近ではあえて中古物件を選び自分好みのリノベーションを行う例も珍しくありません。

そのような「新規に住まいを購入する」タイミングはまだ未就学のお子様がいる時期と重なることも多く見られます。

その時に不安に考えるのが「良い家具(高価な家具)を購入しても子供が傷つけたり汚したりするかもしれない」ということです。

せっかく購入したお気に入りのもの、それもある程度の金額を出して買ったものであればできるだけ長い間美しい状態で使い続けたいと考えるもの。

大人が使用していても傷みが発生する可能性はあるのですが、小さいお子様の場合はその「リスク」ははるかに高くなります。

成長するに従ってそのリスクも徐々に低くなっていくわけで「良い家具・高価な家具は子供が大きくなってから購入しよう」と考えるのは非常によく理解できる心情です。

 

小さなお子様がいて家具を新しく購入するなら無垢材家具がお勧め


 

 

しかし、こうも考えられます。

どのようなものでも日常で使用していれば何かの弾みで傷みが生まれる可能性はゼロではありません。

それは大人でも子供でも同じです。

また、お子様が大きくなるのを待つ数年間、それはその家具を「使用できなかった期間」でもあります。

それを「勿体ない」「損をしている」という考え方を持つことができるのであれば「今」家具を購入するべきといえます。

しかし、それでもお子様が小さいうちは不安…、ということがあるのであれば無垢材を使用した「無垢材家具」をお勧めします。

無垢材とは、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」と称され、例えばテーブルなら「無垢材テーブル」と呼ばれます。

人気の一枚板テーブルも無垢材テーブルのひとつです。

無垢材はいわば「木のかたまり」です。

シートや突板合板を貼り付けているものではなく、表面もその中身も同じ「木」です。

従って、貼り付けたものが次第に剥がれてくる、あるいはキズが付いた際に下地が見えて風合いを著しく損なう、ということはありません。

キズやへこみはいずれ生まれるかもしれませんが、それも良い「味」となってくれるうえ、無着色仕上げのものであれば同時に経年変化による色味の変化はキズなども目立たなくしてくれます。

 

小さなお子様がいる家庭に無垢材家具がお勧めである理由とは?


 

 

あえて言うのであれば「小さいお子様がいるからこそ」無垢材家具を検討していただきたいと考えます。

それもできれば「無着色」で仕上げたものを選ぶとより良いでしょう。

それは先ほど挙げた経年変化による色味の変化が傷みを目立たなくさせてくれること、そして「メンテナンスが可能」という点であります。

無垢材はある意味で木そのものなので表面を削っても、そこから出てくる中の「地」は同じものです。

つまり、木の表面を削ることはそのままキズやへこみを無くすことを意味します。

そうした「削り直し」と改めての仕上げ塗装を行うことで新品同様に生まれ変わらせることができるのは大きなアドバンテージではないでしょうか。

 

無垢材家具を使用することは情操教育にも役立つ


 

 

無垢材家具を使用することは情操教育にも役立つはずです。

ものを大事にする気持ち、傷みが出ても直して使用するという考えを持たせることはお子様のこれからの豊かな人間形成にも一役買う…、というのは言い過ぎでしょうか。

自宅でオイルメンテナンスを親子で行うのも、良い思い出になるかもしれません。

さらに、簡単に新しいものに交換する必要がないことで環境にも優しい選択となる点も教育の一環となるでしょう。

そして、手入れをしながら、何十年、さらには何世代にもわたって使い続けることができ、家族の歴史や思い出が刻まれた大切な遺産として後世に受け継ぐことも可能なのです。

また、「〇〇の木でできている」ということが明確であることが多い無垢材テーブルは、近隣の身近な自然と自宅で普段使用しているものをリンクさせることができます。

そこからお子さんにとって新たな発見や興味が生まれるかもしれません。

 

 

「家具」という言葉は、古くから「家」(いえ)に関連する「具」(ぐ)として、「家の中で使う物」を意味しており、そこから現在の「家具」という言葉ができました。

日々の暮らしのなかで直に触れ、身体を預ける非常に身近な存在です。

その身近なものは小さい頃から「いつもそこにあった家具」という思い出を家族皆で共有できることを意味します。

そこでお子さんがいたずらしてつけたようなキズがあっても、それにはその子の成長と共に唯一の趣や面白さすら感じられるものです。

事実、私ども家具蔵で行うメンテナンスでも「この部分は直さなくても良い」というリクエストがあるほどです。

無垢材家具はその耐久性からよく「一生もの」と言われます。

「一生もの」だからこそ、早く手に入れて長く使うことは、豊かな時間をより長く享受することに他なりません。

大人が使用していても、キズや傷みが絶対につかないわけではありません。

キズや傷みが見た目にも気持ちの上でもストレスにならないのが無垢材家具です。

家具蔵各店には多くの無垢材家具の展示があります。

ぜひ一度、木の温もりが感じられる家具を見にいらしてください。

スタッフ一同ご来店を楽しみにお待ちしております。

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 


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