スタイル別-家具ボード・オーダーボードで作る空間演出方法
2016.11.25
ボードは家具の中でも大きさがあり、目を引きやすい存在で、部屋の雰囲気を決める重要なものです。部屋に統一感を持たせたいのならば、当然ボード選びにもこだわることが必要になってくるでしょう。せっかく上手に部屋をまとめたのに、ボード選びを間違えたばかりに部屋に統一感がなくなってしまった。ということがないように最適なものを選びましょう。こちらでは、インテリアのスタイル別に、どのようなボードが合うのかを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルでまとめた部屋が好きならば、白っぽい木材の家具ボードを選ぶのが良いでしょう。シンプルでナチュラルなデザインにすれば、部屋全体を圧迫することもありません。できるだけ木の温かみを感じることができるウッディなものを選択するのがおすすめです。上台には、こちらも自然を感じるナチュラルな小物や、優しいコットン地の小物を置くことで、より部屋の印象をナチュラルに寄せることができるでしょう。全体的に、心の安らぎや落ち着き、気張らずに生活できる環境を意識するようにしてください。
モダンスタイル
モダンスタイルが好きなら、モノトーンのボードやオーダーボードがおすすめです。シックなウォールナットの木目のボードも、大人っぽい雰囲気になって素敵です。オーダーすることでサイズや機能を自由に選択できるのでより空間を自由に使うことができます。モダンスタイルでまとめる際のポイントは、シンプルな装飾で、直線、曲線の美しさをデザインの軸としたボードを選ぶことです。他の家具とデザインのコンセプトを合わせるとともに、ごちゃごちゃとしすぎないすっきりとした配置を目指すことで、モダンスタイルを確立することができるでしょう。
クラシックスタイル
クラシックスタイルが好きなら、ウォールナット材などを使っているボードが良いでしょう。きれいな曲線があるボードであれば、よりクラッシックを強調できます。選ぶべきボードのデザインとしては、伝統的なヨーロピアンテイストを意識するとよいでしょう。木のあたたかみを感じる茶色で揃えれば素朴な雰囲気のクラシックスタイルに、白塗りのものなどで統一すれば、モダンさも取り入れたクラシックスタイルとなります。ボードに対してどんなアイテムを合わせるにしろ、自分のイメージに合わせて色味を統一させるようにしましょう。
アジアンスタイル
アジアンススタイルが好きなら、リゾートホテルを参考にインテリアを考えれば、素敵な空間作りができるのではないでしょうか。アジアンスタイルに近づけるためには、定番のウォールナット材のボードを選ぶとよいでしょう。ウォールナット材はリビングにもなじみやすい素材なので、アジアンテイストな家具を合わせると統一感が出てきます。ボードの下に敷くカーペットや、ディスプレイする小物などをアジアンテイストに寄せることで、より部屋の雰囲気に統一感を持たせることができます。
カントリースタイル
カントリースタイルが好きなら、シンプルでありながら重厚感のあるデザインのボードを選びましょう。丸みや曲線があまり無く、直線的な物の方がおすすめです。カントリースタイルでまとめるにあたって大切なことは、「素朴な雰囲気」や「あたたかみ」を意識することです。モダンカントリーならシンプルに、ナチュラルカントリーなら柄に柄を合わせるなど、カントリースタイルのタイプによっても、選ぶべきボードやそこに配置する小物などが異なってくるため覚えておきましょう。
和風スタイル
和風スタイルが好きなら、民芸調のボードが良いでしょう。
ロースタイルのボードにすれば和の雰囲気を壊すことはありません。
ただ、ひと口に和風スタイルといっても好みは人によってそれぞれですから、自分が目指す和風スタイルにぴったりなボードを見つけることは、決して簡単なことではありません。
そんなときには、やはりオーダーして作ってもらうことをおすすめします。
自分の好みを伝えてボードを作ってもらうことで、最大限イメージに沿った部屋作りができるはずです。
また、ボードには小物をディスプレイするスペースがありますから、そこに竹や松など和を感じるアイテムを配置するとよいでしょう。
どうしても欲しい家具があるのに、どんなに探しても思い通りの家具が見つからない場合もあります。
また新しい家を建てる時に、家具を設置するのに不向きな場所も出てきます。壁の凸凹、階段下など、置き家具を設置するのに不向きなスペースがでた場合は、どうにかしてその場所に合う家具を探すのではなく、思い切って大工さんや建具屋さん、家具屋さんに相談してオーダーするのも一つの方法です。
オーダーとなると値段が高いのではないかと不安になるでしょうが、自分の予算に応じて作ってもらうことも可能ですから、しっかりと話し合って予算も決めていきましょう。オーダー家具を配置して、世界でたったひとつの自分だけの素敵なオリジナルスペースを作ってみませんか?
きっとセンスが良い部屋になることでしょう。
関連する記事
最近の投稿
- チェリー材の家具を選ぶ際には“ここ”を見る 2024年11月20日
- “重たく見えない”無垢材家具の取り入れかたとは? 2024年11月18日
- “サステナブルな”家具選びとは? 2024年11月16日
- 年末年始営業と価格改定のお知らせ 2024年11月14日
- ダイニングテーブルの高さの「標準」と「適切な高さ」は違う? 2024年11月12日
- リビングテーブルは使い方や空間に合わせて選ぶ 2024年11月10日
- “一脚あると便利”なスツールはこう使う! 2024年11月8日
- ダイニングセットを購入するなら“椅子から選ぶ”その理由とは? 2024年11月6日
- キッチン収納 “スライドレール“の違いや構造とは? 2024年11月4日
- 「良い家具を選ぶと長持ちする」と言われる理由との選び方とは 2024年11月2日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (440)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (617)