デスクの種類と特徴
2016.6.2
目次
作業能率を上げるならデスクにこだわってみよう
仕事や学習、ちょっとした作業に使うデスクは能率をあげてくれる心強いパートナーです。購入する前に自分にあったものをじっくりと探しましょう。身体の大きさにあっているのはもちろんのこと、その用途によっても適したデスクは違います。
まずはデスクの素材や種類から見ていきましょう。
素材で選ぶデスク
デスクは素材によっても特性が違います。木など天然素材を使用したデスクならやさしい印象。強化ガラスを使用したデスクであればモダンでスタイリッシュな印象になるでしょう。
デスクによく使用されているのがMDFと呼ばれる木質ボード。これは木材の切れ端など細かい部分を砕き、接着剤を使用して成型しなおした木質ボードです。加工しやすく断面が滑らかになるのが特徴です。 同じようにしてつくる木質ボードにパーティクルボードがあります。MDFであれば木を細かく繊維状になるまで粉砕しますが、パーティクルボードはそれよりも大きい木片チップの状態で利用します。さらにメラミンや塩化ビニールなどの素材もよく用いられています。無垢材のデスクの場合は、木本来の質感と使い込んでいくことによって深い味わいを感じることもできます。
平机
デスクの中でも平机と呼ばれているのが天板と脚だけのシンプルな机。シンプルな分チェストや本棚などを組み合わせることが可能で、自分が使い勝手良いようにアレンジして利用することができます。フリーデスクとも呼ばれ、その自由な使い道が魅力です。
ある程度収納が欲しいという人には平机に本棚を組み合わせたラックつきのデスクはいかがでしょうか。平机に収納できる棚が一体型になっていて、シンプルですが収納力があるデスクです。なかにはユニットデスクといって本棚やチェストなどを自由に組み合わせられるデスクもあります。子供用の学習机などにも多いタイプで、成長に合わせてデスクのレイアウトを変えることができるデスクです。
両袖机
左右に袖が付いて大量の書類やファイルを保管出来るデスク。作業スペースが広いので、資料などを広げてもストレスを感じず、作業ができます。また、幕板と両側に袖が付いているので、天板下の視線を遮り、
足元の配線などを隠すことでお部屋の美しさにも繋がります。他のデスクと比べても収納力は抜群です。
ライティングビューロー
下はチェストや扉式の収納、上のデスク部分は本棚などになっており、扉を手前に引き倒すと甲板となり、デスクとなります。スペースを取りがちなデスクですが、動線をすっきりさせ、収納も確保できる機能性の高いデスクです。背の高いものから低いものまで多彩なバリエーションがあります。
ローデスク
デスクは大きなものだけではありません。床に座って作業したいという人におすすめなのがローデスク。これは床に座って使うために高さが低いデスク。低い家具を選ぶことで部屋を広く見せる効果がありますし、和室にもあわせやすいデスクです。
パソコンラック
パソコンが必需品になって定番になったのがパソコンラックです。パソコンとプリンタなどの周辺機器を置いて使用するデスクで、狭いスペースでも設置できるのが特徴です。広い作業スペースが欲しいという人にはL字型デスクがおすすめ。
ベッドデスク
子ども部屋に人気のタイプがベッドデスク。システムベッドとも呼ばれています。ロフトベッドの下部分に机を収納できる無駄がないつくりで限られたスペースを有効活用するにもぴったり。これはデスクとベッドがセットになっているため部屋全体に統一感が出るのも魅力です。成長にあわせてデスクやチェストを分割できるものなら成長しても使い続けることができます。
折りたたみデスク
デスクが欲しいけれど場所はとるのが嫌という人には折りたたみデスクはいかがでしょうか。折りたたみデスクは折りたたんで小さくできるデスク。折りたたみデスクであれば狭いスペースに収納できるので、使いたい時だけ広げることができます。
L字型デスク
L字型デスクは部屋のコーナーにぴったりと置けるデスクで広い作業スペースを確保できます。片側にパソコンを置いて書きものの作業とパソコンの作業を一緒にすることも可能。二人で作業するときにも重宝します。
デスクを選ぼう
自分のニーズに合ったデスクの形や素材が決まったら、高さを確認しましょう。デスクの高さは一般的には70 センチから73 センチ程度。身長が低い場合は椅子の座面を上げてデスクに高さをあわせるといいでしょう。
小さな違いに思われるかもしれませんが、数センチの差であっても座って作業してみると疲れ方に違いが出ます。高さが自分にあったデスクの方が使いやすいので、実際に座ってみて確かめましょう。
デスクの大きさで重要なのは高さだけではありません。幅や奥行きも大切な要素。これは必要としている作業スペースの広さにもよります。
パソコンなどを置いてさらに作業スペースが欲しいとなれば、大きいワイドサイズのデスクを選ぶことになるでしょう。デスクを選ぶときは、自分が作業しているイメージを具体的に思い浮かべることが重要です。どこに文房具や資料を収納して作業を行うかなど、実際の動きを想定することで自分にあった使い勝手のデスクを選ぶことができます。デスクは日常的に使用する実用品。作業能率を上げてくれるデスクを
探しましょう。
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