「モノが片づく!」5つのステップ
2019.2.2
目次
家具蔵では多くのお客様より
「何度片付けても部屋がすぐに散らかってしまう・・・」
「片付け方が下手で部屋をキレイにするまでに時間がかかる・・・」
といったご相談をうけることがよくあります。
片づけ、いわゆる整理整頓を成功させるためには手順に沿って行うことが大切で、手順を無視し整理整頓を行っても、時間がかかるばかりですぐにまた散らかってしまいます。
そこで今回は、部屋の片付け=効率の良い整理整頓を成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。
モノの片づけへの手順「5つのステップ」は
以下の「1」~「4」のステップを順番に行っていくことが大切です。
そこまでができたら、後は「ステップ5」の維持だけとなります。
「出したら戻す」といった小さな、且つ基本的なことのリピートを繰り返すだけでも散らかり難くなります。
しかし、暮らし方の変化や家族の成長のなかで指定席の無いモノが増え出すと片づけにくくなります。
その時に追加の収納ボックスなどの整理整頓グッズを増やすのではなく、「ステップ1」に戻り、不要になったモノを「捨てる」ことから見直していきましょう。
このサイクルは私たちが生活をしていく限り、繰り返し必要なこととなります。
ステップ1:モノをもつ基準をつくる
スペースには限りがあるので、そこに入りきらなければ減らさなければなりません。
その基準をまず意識することが大切です。
快適に暮らしていくために、自分にとって何が必要なのかを考えます。
人それぞれ、その基準は違いますが、例えば「それをどのくらいの頻度で触るか」や「それを使うイメージをもつことができるか」「愛着がもてるか」「自分と自分の暮らしにあっているか」などを基準にするとわかりやすいでしょう。
ステップ2:要らないものを捨てる
「ステップ1」で考えた基準に合わせ、要らないモノをゴミ・リサイクル・資源ごみなどに分けて家から出します。
真っ先に処分すべきものといえば、チラシや新聞などの「かさばるのみであまり使用用途が無いもの」や、「使用期限や賞味期限の切れたもの」などです。
次に捨てるべきなのは、普段あまり使用しないものです。
例えば、買ったのはよいものの使用頻度の低い健康器具や調理用具。
もう何年も読み返していない書籍や遊ぶことのなくなったゲームなどがあります。
また、年齢や体型が変わって着ることができなくなってしまった衣類や、昔集めていた趣味のものなどもあげられます。
この時要らないものを捨てる時のポイントは、あくまでも「処分」に徹することが大事です。
「これをどこにしまおうかな?」などは考える必要はありません。
手に取ったモノひとつひとつにそのアクションをとっていると時間だけがかかってしまい、なかなか作業が進まなくなってしまいます(それは次のステップでみていきます)。
「今は捨てるだけ」
と自分自身に言い聞かせましょう。
ステップ3:置き場所を決める
次は「ステップ1」「ステップ2」で手元に残ったモノの置き場所を決めていきます。
良い置き場所を決める基準は「自身が使いたい場所=モノを置くのに最適な場所」であるかということです。
これを考えることで自ずと置き場所は「使いたい場所=便利な場所(から近い場所)」となります。
使いたい場所から近い所にしまうことで、モノの出し入れに必要なアクションが減り、取りに行くのが面倒になったり、収納・整理することが億劫になり、出しっぱなしになってしまうということがなくなります。
収納場所がいっぱいで入らない場合は、使用頻度が高いモノを優先して収納を進めていきます
ステップ4:収納場所を決める
収納したい場所が決まったら、家族や自分が出し入れのしやすい方法でモノを収納していきます。
ここで注意したいのが、「モノによって最適な収納方法は異なる」ということです。
毎日着る厚手のコートを畳んで収納する、ということはあまりない筈です。
コートを着る時や脱いで収納しておく際の早さや便利さを考えると、間違いなくハンガーに掛けておくことがベストです。
雑誌や本なら棚、常備薬やペンやメモ帳などの文具などが棚と引出し…。
これが最適な収納方法となります。
適切な収納方法のうえに、「モノの指定席」を決めていきましょう。
ステップ5:快適な収納を維持する
モノの指定席が決まったあとはそれを維持することがとても大切です。
その方法はとても簡単です。
・出したら元の指定席に戻す
・指定席に入らない量は持たない、買わない。
この2つです。
指定席が決まっているのに散らかってしまう・・・、そんなこともあるかと思います。
その原因は
「量が多すぎて指定席に収まりきらない」
「使用頻度が低いものと高いものが混在している」
「収納の仕方が自分の性格に合っていない」
「指定席を決めたのに忘れてしまう。」
などが考えられます。
もしこのような状態になってしまったら、また、ステップ1から見直してみることをおすすめします。
ご新築の際は家を建てる前、お引越しの場合は暮らし始める前に、どこで何をするか、行動と収納を結び付けて考えることがとても重要となります。
家具蔵ではモノが片づく収納のご提案に加え、その収納を活かすテクニックなど暮らしに結び付く収納プランをご提案いたします。
どんな悩みでも結構です。
お気軽にご相談ください。
効率の良い整理整頓・空間が生まれ変わる収納術やオーダー収納家具のご相談はこちらから
関連する記事
最近の投稿
- 姿勢の改善にはチェア選びから 2024年11月22日
- チェリー材の家具を選ぶ際には“ここ”を見る 2024年11月20日
- “重たく見えない”無垢材家具の取り入れかたとは? 2024年11月18日
- “サステナブルな”家具選びとは? 2024年11月16日
- 年末年始営業と価格改定のお知らせ 2024年11月14日
- ダイニングテーブルの高さの「標準」と「適切な高さ」は違う? 2024年11月12日
- リビングテーブルは使い方や空間に合わせて選ぶ 2024年11月10日
- “一脚あると便利”なスツールはこう使う! 2024年11月8日
- ダイニングセットを購入するなら“椅子から選ぶ”その理由とは? 2024年11月6日
- キッチン収納 “スライドレール“の違いや構造とは? 2024年11月4日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,574)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (440)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (617)