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マットレス」と「布団」どちらの寝具を選ぶべきか

2019.3.3

マットレスと布団ではどちらを使っている人が多いか


 

皆さんは就寝時にマットレスで寝ていますか?

それとも布団で寝ていますか?

住宅の欧米化が進み、新築の住宅から和室が減ってきているといわれる昨今。

ベッドを使っている人=マットレス派が多いのでは…と思いますが、ある調査によると「マットレス派」と「布団派」の割合は半々という結果が出ています。

ベッドの普及率が増える一方、日本の昔からの文化である布団を愛用している人も多いようです。

それぞれを支持する人が二分されているということはそれぞれに特徴があり、支持される理由があるはずです。今回は知っているようで知らないマットレスと布団の特徴の違いをお話ししましょう。

 

マットレスの利点


●片づけなどの手間がかからない

布団を使用するには付き物の「朝起きて、畳んで、仕舞う」という動作が不要です。

これで例えば朝の忙しい時間を有効に活用できます。

また、疲れて帰ってきた時なども、布団を敷くという作業が不要なのは非常に楽です。

●ハウスダスト対策がとれる

床に近い空間はホコリが舞いやすく、布団ではその影響を強く受けることも。

床から離れた位置で睡眠をとることができるのは、ホコリが身体に触れにくいという意味で利点です。

総じて、ハウスダストやアレルギーなどから身を守ることになります。

●立ち上がりが容易

特にお年を召された方は床に近い、低い位置から立ち上がるのは意外と負担がかかります。

その点、マットレスの場合は足を下ろすだけで立ち上がることができ、負担も少なくすみます。

 

布団の利点


●清潔に保つことが容易

天日干しやクリーニングなどのメンテナンスがしやすいのは大きな利点。

寝ている間にかいた汗なども、すぐに除去しながら清潔に使うことができます。

●移動しやすい

折りたためば一人でも運ぶことが出来るため、季節によって寝室を変えるなどフレキシブルに使えます。

また、来客などでいつもより余計に就寝スペースが必要になった時もどこでも寝室として使用出来ます。

●部屋を広く使うことができる

使用後は畳んで押入れなどに収納出来るため、部屋の用途を寝室に限定することがありません。

●転落の心配が無い

基本的に床に敷く場合は段差が無いので、寝返りなどで転落する心配がありません。

●気分の切り替えがしやすい

朝起きたら布団を畳む、寝る時に布団を敷くという動作が一日の中で生活にメリハリをつけます。

二度寝などを防ぎ、規則正しい暮らしのベースとなってくれます。

 

マットレスを使用する際の注意点


●空間の圧迫感

一般的なマットレスは収納できないため、使わない時も部屋でスペースを占有します。

●掃除の手間

マットレス下の空間はホコリが溜まり易く、掃除機なども掛けづらい為、掃除は多少の手間がかかります。

●基本的に丸洗いは不可

自宅はもちろん、コインランドリーでもマットレスを洗浄できるところは非常に稀です。

洗浄したい場合は専門のクリーニング業者に依頼することになる為、布団と比べその費用は割高です。

●移動や処分が大変

中に金属製のコイルを含んでいる物が多い為、重量があり大きいので一人での移動は困難です。

また、処分の際も大きな家具で処分費が相応に掛ります。

 

布団を使用する際の注意点


●ハウスダストの影響を受けやすい

空間のなかのホコリは床上15~20㎝程度に滞留するものが多いといわれています。

ほぼ床と同じ高さで睡眠を取ることは、睡眠中にホコリ等のハウスダストを吸いこみやすくなる可能性は高くなります。

●収納の手間

メリットでもある布団の収納性は、日々の作業としてはデメリットにも。

畳んで仕舞う、ということの繰り返しが布団自体の重量とも相まって負担になることも多々あります。

●寒気の影響を受けやすい

部屋のなかでは暖気は上に、寒気は下に留まります。

そのため、床に近い位置は冷えやすく、寒く感じることが多いので、そこが負担になることも。

●カビなどの傷みが出る可能性

布団は床に直接敷きますので、寝ている間にかいた汗などの逃げ道がありません。

そのため、こまめに干さないとカビの温床になります。

 

マットレスと布団、どちらを選ぶのがよいのか


一般論として、マットレスの方が向いている人は「部屋の間取りにゆとりがある」「高齢で布団から起き上がるのが大変」「ハウスダストが気になる」「布団の上げ下げが大変(面倒)」といった方々でしょう。

逆に布団の方が向いている人は「部屋のスペースを有効活用したい」「常に清潔に使いたい」「寝相が悪くて落ちるのが心配」といった方々になります。

マットレス、布団双方にメリット・デメリットがあり、どちらが絶対に良いという事はありません。

自身のライフスタイルや性格などと照らして選ぶのが良いでしょう。

 

無垢材ベッドフレームとタタミベッド


家具蔵ではマットレス派の方向けに「ベッドフレームモデルノ」「ベッドフレームダン」という2つの無垢材ベッドをご用意しています。

厳選した無垢材を潤沢に使用し、木組みでつくられたフレームは抜群の安定性と強度を持ち、長い使用をお約束します。

また、布団派の方には「タタミベッド モデルノ」をご用意しています。

同じく無垢材を木組みしたフレームにヒノキチップを畳芯にした特注畳を敷いたフレームは、布団派の方の「ハウスダスト」「立ち上がり」「寒気の影響」といった考慮点を解消してくれるもので、グッドデザイン賞も受賞しています。

寝室は人生の中で多くの時間を過ごす場所です。

そんな大切な空間だからこそ本物の木を使った無垢材・無着色のベッドで快適な睡眠環境を整えてみてはいかがでしょうか。

 

家具蔵のベッドフレームのラインナップはこちらから

家具蔵のベッドフレームを愛用している方々の実例はこちらから

 

 

 


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