整理整頓を効果的に行うには
2019.3.8
お部屋の中がうまく整理できない、そんな時にネットで検索したり、収納に関する本を読んでみたことはありませんか?
皆さん一度くらいはあるのではないかと思います。
しかしお洒落に掲載されている収納事例をそのまま真似しても、なんだかうまくいかなかった、なんていう経験もあるかもしれません。
ネットなどでは見栄えの良さを重視した素敵な画像が多く、皆さんの暮らしの中では合わない収納方法や道具かもしれませんね。
今回は片付けをする際に心がけるべきこと。
効果的に実践していくことをテーマにまとめてみました。
片付けをする前に気づくこと
片付けと簡単に言ってしまうと物を収める事、仕舞うことに終始してしまうかもしれません。
もちろんお部屋はスッキリとして一時的に満足感が得られるかもしれません。
しかしただモノを収納の中に収めるだけでは、効果的な整理整頓とは言えません。
片付けを始める前には以下のことをしっかり理解してから(書き出してから)にすると、お部屋をより客観的に観ることに繋がり、暮らしの向上に繋がります。
・片付けをする理由はなにか
・今収納で困っていることはなにか
・どのような状態が理想か
この質問に対して書けるだけ書き出してみることが大切です。
書き出すことで不満や理想という抽象的な言葉がハッキリと見える化ができます。
そして見えるということは、それに対しての対策もよりシンプルで分かりやすいものが出せることを意味します。
このように収納する理由や目的を持つことは、ただの片付けだけに留まらない
本来の暮らしやすさに繋がる視点を考えるきっかけにもなります。
適正な物の量を知ること
収納スペースはいつもモノであふれているという方の多くは、
「モノを捨てられない」「そのうち使う予定だから」「これ高かったからもったいないな」
という場合が多いようです。
モノを大切にすることはとても大切なことですが、モノが必要以上に多い状態で効果的に収納をすること、また綺麗な状態を保つことは収納の手間暇ばかりが増えてしまいお勧めはできません。
それどころか、散らかりやすい環境をつくりだし、ストレスの原因にも成り得ます。
そこで大切なのは、「モノと向き合って、見極めをつけることが大切」ということです。
手放すか悩んでいるモノに折り合いをつける4つの方法をご紹介しましょう。
1、ひとつにまとめておく
処分を検討しているものやリサイクルショップに持って行くか悩んでいるものは紙袋などに一つにまとめておきます。
1か所にまとめて「手元にない生活」を送ってみることで案外「なくても大丈夫」なことに気付くかもしれません。
2、お手入れをしてみる
気に入って購入したはずの靴やバック。
最近使っていなのであればきちんとお手入れしてみることも大切です。
手をかけてあげることで愛着がよみがえることがあります。
そもそも「お手入れするのも面倒」と思うのならば、ある意味手放すタイミングかもしれません。
3、使ってみる
最近着ていない洋服や靴などは実際に身に着けて外出してみましょう。
「もう似合わない」「着ても気分が上がらない」
というものは今後も着る機会は少ないので思いきって処分を。
クローゼットのスペースはお気に入りのためにとっておいた方が気分が高揚しますね。
4、自分の将来を想像してみる
手放すべきか悩んでいるモノと向き合い、
「1年後の自分にも必要かな?」
「1年後、私はどんな風になりたいかな?」
「1年後、コレを持っている私はなりたい自分像になっているかな?」
と自問自答をしてみましょう。
その答えが「コレに相応しい自分になりたい」という前向きなものであれば、
そばに置いておく価値があります。
手放せないモノと向き合うことで、本当に必要なものが見えてくるというわけですね。
本当に必要なモノを知ること
慌ただしい日常の中でついつい後回しになりがちな収納スペースの片付け。
モノと向き合い、本当に必要なものを見極めることで苦手だった断捨離も克服できるはずです。
片付けの秘訣は一気に手を付けるのではなく、スペースを決めて、ひとつずつ片づけていくことです。
中でもキッチンやトイレ、洗面所など片づけるスペースの狭い箇所から始めると、綺麗になった状態を狭い箇所ゆえ容易に実現できます。
その実現した環境が達成感に繋がり、徐々に広いスペース、またはお部屋の中の一角など次の整理へのやりがいに繋がります。
まとめ
これらの片付けは自分の中でため込むように考えるだけではなく、今は整理収納アドバイザーがご自宅にてアドバイスをするようなこともできます。
またそんなに畏まった方法ではなくても、収納を扱っている家具屋さんでも専任の人間が家具の目線ではなく、
あくまで収納をよりよくする観点で相談になってくれるようなサービスも行っています。
家具蔵でも様々な現場を知るプロスタッフが皆様のお力となります。
ご興味があるようでしたらお気軽にお問合せ下さい。
関連する記事
最近の投稿
- ベッドフレームの「選び方」とは? 2024年10月29日
- キッチン収納の変遷の歴史を知る 2024年10月27日
- オーダーキッチンをキッチンリフォームにとり入れたい! 2024年10月25日
- よく耳にする「突板」とは何か?無垢材との違いは? 2024年10月23日
- 【吉祥寺店 定休日常設のお知らせ】 2024年10月21日
- ラウンドテーブルのサイズはどう決めるのか? 2024年10月19日
- ソファの張地は「布」と「革」どちらがよいのか? 2024年10月17日
- リビング学習の整備には部屋の環境の整理から! 2024年10月15日
- 「庭木」はどう選ぶ? 2024年10月13日
- 椅子は「座面に角度があるもの」を選ぶ理由とは? 2024年10月11日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,564)
- インテリア&住宅情報 (637)
- 人と木と文化 (396)
- ニュース&インフォメーション (439)
- オーダーキッチン関連 (405)
- 一枚板関連 (631)
- オーダー収納関連 (611)