無垢材テーブルを購入する前に知っておくべきこと
2019.4.28
無垢材テーブルの特徴
ダイニングテーブルは住まいのなかで大きなスペースを占めることも多く、そえによって空間の印象がガラリと変わる、そんな役割を持つ家具です。
近年はリビングダイニングで家族みんなが過ごす時間の比率も多くなり、その場所に皆でゆったり過ごすことのできる大きなテーブルの導入を検討している方も多いことでしょう。
そんな場所だからこそ、「本物の質感が欲しい」「長く使用できるものが欲しい」という声も高まっています。
そういった向きには無垢材で製作したダイニングテーブル=無垢材テーブルがおすすめです。
無垢材テーブルを購入する場合、購入する前に知っておくべきことが幾つかあります。
まず、「無垢材テーブルの特徴とは何か?」について押さえておく必要があります。
無垢材とそれ以外の木材の違い
そもそも無垢材とはなんでしょうか。
無垢材は、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。
乾燥・加工に時間と手間がかかり、熟練の職人でないとその良さを生かし切ったものは生まれません。
それと対比するかたちで「木質系の加工材料」というものがあります。
例えば木質系加工材の代表である「合板」はベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。
その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品を総称して「木質系の…」と呼称します。
大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。
同じ木のテーブルでもこうした違いがあるのです。
「本物の質感が欲しい」と思ったら無垢材のテーブルを検討するべきです。
木の持つ本来の表情、風合い、手触りを楽しむことができ、無着色で仕上げているものは経年での色の変化による木肌の魅力も味わうことができます。
傷だって目立たず、味になるのです。
「木質系の加工材料」は違います。
長く使ううちに色が褪せてくる、表面材が剥がれてくる、傷がついて下地が見える…。
使用していくうちに出る表情が「味」ではなく「傷み」として見えてきます。
それをメンテナンスできるかできないか、それも「長く使用できるものが欲しい」という希望が叶うか否かを決める部分です。
無垢材テーブルは傷や傷みも削りなおすことで元通り美しい状態となります。
そうしたメンテナンスを繰り返しながら何世代にも渡って使用できる、そんなテーブルになるのです。
大きさと形状を考える
ダイニングテーブルはスペースをとるもの、というのは前述しました。
つまりテーブルの大きさと形状・スタイルも重要なポイントです。
まず、何人で使用するテーブルなのかを考える必要があります。
家族の数だけの椅子が入るサイズなのはいわずもがな。
そのうえで来客の頻度や暮らしのスタイルを踏まえたうえで適正なサイズを決定します。
テーブルのサイズを選ぶ時に考慮すべき点はもう1つあります。
それは、空間に対してテーブルをレイアウトした際の動線の確保です。
例えば、テーブルの周囲を回遊する。
椅子を出し引きする。
他の家具、扉のある収納とのスペースのバランスや圧迫感は?
これらがきちんと確認されていないといざテーブルを置いた際に使いづらい、といったことになりかねません。
また、それとは逆に空間の広さに対して小さすぎてバランスが悪い、といったこともあり、この両方を足すとこの手の悩みは意外と多いものです。
こうした内容をふまえ、お勧めするのは「空間に無理のないサイズで極力大きなものを選ぶ」です。
無理のないスペース、適切なスペースがテーブルの周囲に確保されていれば、最初は大きいな、と思ったものでも次第に慣れていくもの。
大は小を兼ねる、ではありませんが結果的にそのサイズで良かった、ということが多いはずです。
こういったサイズの確認やテーブルの形状の選択に困ったら、販売店のスタッフに相談しましょう。
今の住まい、これからの暮らしにピッタリのサイズとデザインを教えてくれます。
テーブルのデザインも長方形・正方形・円形・楕円形・変形、様々です。
そうした違いも直接希望と実情を考慮しながらアドバイスしてくれるでしょう。
そのうえでオーダーメイドの無垢材テーブルならば、サイズや樹種も空間に合わせてチョイスできます。
家具蔵の無垢材テーブル
家具蔵では無垢材テーブルも一枚板からデザインされているものまで、その形状や脚のスタイル、高さに至るまで細かくオーダーが可能です。
また、取り扱う樹種も全部で30種以上。
自宅に合う樹種がきっと見つかるはずです。
また、間取り図面を使用してのプランニングも手軽なものからパソコンを駆使しての3Dプランニングも含め詳細に至るまでご提案するので安心のテーブル選びが可能です。
一生モノともなってくれる無垢材テーブルは安心のサポート体制のなかで購入するのは正解です。
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