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表参道・青山周辺に家具店が多い理由

2019.1.25

表参道・青山エリアの特徴


東京都内のおしゃれなイメージの街といって思い浮かぶのが、表参道・青山周辺です。

静かで落ち着いた雰囲気で、カフェやレストランも多く、大人のデートにもぴったりな表参道や青山ですが、このエリアは、家具店や備え付けインテリアブランドも目立ちます。

特に「骨董通り」や根津美術館前の「美術館通り」周辺のエリアを中心に、2012年以降、独自の個性を打ち出した家具店やインテリアブランドが集中するようになりました。

外苑西通りや神宮外苑の方面にまで広げて見てみると、さらにさまざまなブランドが立ち並んでいるのがわかります。

 

インテリアの街、表参道・青山


表参道・青山周辺のエリアは、世界的にみても貴重なインテリアエリアです。

それは、高級インテリアを扱うブランドがひしめき合うイタリア・ミラノ「ドゥリーニ通り」にも勝るものがあります。2010年以前は、家具店やインテリア関係のショップやショールームは数えるほどでしたが、現在では、数多くのそれが並び「インテリア街」としてのポジションを確立しています。

家具店やインテリアショップ以外にも、ラグジュアリーブランドや、雑貨を中心に扱ったカジュアルなショップも立ち並び、幅広い年齢層から支持されているエリアでもあります。

家具店やインテリアショップが競合とならずに、良いつながりをもっているのが、このエリアの特徴です。

多くの人が気軽にショップを訪れたり、ブランドに親しんでもらったりすることを実現すべく、夜間にもショールームを開くなどの工夫や連携が行われているのです。

さらには、ディベロッパーのショールームや建築設計事務所なども増えてきています。

ブランドコンサルタントなどからは、表参道や青山周辺に家具店がひしめき合うインテリアショップエリアとなったことで、業務を行う効率やモチベーションが上がるといった声が多いです。

まず、同じエリアにショップがあるため、クライアントや来客者などとショップやショールームを巡るのが便利という点。

そして、各ブランドのコンサルタント同士が事務所を訪れる頻度も多くなり、ブランド関係者が顔を会わせる機会が増えたというメリットも生まれました。

関係者同士が親しくなったことによって、搬入における時期や詳細などを「お互いさま」ということで、調整するような関係性が成り立っているのです。

 

ファッションとインテリアの相互性


このエリアのメインイベントとされるショールームや展示会には、各ブランドが集結します。

同じエリアであることで、仲間同士という認識が生まれ、コミュケーションや撮影会などは、実に和気あいあいとした雰囲気です。

インターネットによるさまざまなツールによって、距離感のないつながりを感じられるようになったとはいえ、やはり物理的に距離が近いということは、メリット以外のなにものでもありません。

世界有数のインテリア街として、表参道や・青山周辺エリアの魅力をより知ってもらう必要があるでしょう。

話は変わりますが、ファッションにおいて、80年代は1つのブランドで全身をまとめることがお洒落だとされていました。

しかし現代では、ミックススタイルが広く支持されています。

同じことがインテリアに関しても言えるのです。

家1軒には、家具をはじめ、照明や雑貨、キッチンにバスなど、さまざまな「インテリア」が必要になります。

それを1つのブランドで統一することは難しく、複数のブランドで各アイテムをそれぞれ揃えるのが現実的です。

表参道・青山周辺に各ブランドが集結し「インテリアエリア」となっているのは、こういった理由が大きいといえます。

また、購入者の見る目が研ぎ澄まされてきた昨今では、住居における家具の役割の的確さ、インテリアセンスのよさといったものが非常に重要視されています。

今後ますます、住まいにおける水準や期待値は高くなっていくことが想定できるでしょう。

各アイテムがお互いの良さを引き出し、家全体として快適で魅力的な空間にしたいというのが、購買者の理想かもしれません。

それに対応していくには、ブランド同士が良い関係性をもちやすく、常につながりが感じられるように「物理的に近い距離にいること」が、おのずと必要になります。

家具やインテリアなどを揃えるのは、けして安い買い物ではありません。

信頼感と安心感をもって買い物をしてもらうには、どのエリアで買うか、また、どのブランドを選ぶかということも大切になってきます。

日本の家具やインテリア業界をリードする、表参道・青山周辺では、そういった住まいにおける欲求に対応するため、各ブランドが互いに近距離でコミュケーションをとっています。

住まいにおけるさまざまな要望やイメージを実現すべく、互いが競合とならずに、良いつながりを築いているのです。

今後、期待値がますます上がるであろう住環境において、表参道・青山周辺の家具店やインテリアショップが業界をリードしていくでしょう。

 

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