吉祥寺店オープン13周年のお知らせ
2019.7.31
みなさん、こんにちは。
梅雨の間の記録的な日照不足を取り戻すかのように、灼熱の太陽が照りつける今日この頃です。
夏祭りや花火大会、海水浴にプールなど楽しいイベントが盛り沢山の季節がやってきましたね。
屋外と室内の温度差が強烈な季節でもありますので、熱中症などくれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。
さて、今回は、吉祥寺店が今年も節目を迎えたことをご案内します。
常に「住みたい街」の上位にランクされる吉祥寺。
そこに家具蔵が店舗を構えたのは2006年7月29日。
その日も30度超えの暑い一日でした。
おかげさまで家具蔵吉祥寺店はそのオープンから14年目を迎えることができました。
今年もこの時期が迎えられますのは、ひとえにご愛顧頂いている皆様のおかげと、社員一同心より感謝しております。
13年の歳月と無垢材無着色の家具
「10年以上前から展示している家具」と聞くと、みなさんはどう感じられるでしょうか。
売れ残りやボロボロになっている…。
そんなネガティブなイメージを持たれる方も多いはず。
しかしながら私たち家具蔵の店舗には、10年以上前から展示しているテーブルやチェストなどが数多くあります。
私たちが作り続けている家具は無垢の木材を使用し、無着色で仕上げています。
金属は錆びます。
プラスチックは劣化します。
ペンキなどの着色塗料は退色します。
ですが、無着色で仕上げられた無垢材は、使い込むほどに味わい深く色合いを変化させます。
例えばチェリー材は作ったばかりの薄桃色から徐々に色合いが変化し、深い飴色へと変わりますが、私たちはこれを「経年美化」と呼んでいます。
10年以上前から展示している家具をお客様にご覧いただくと
「こんなに美しく色が変わるんだ!」
と皆さんたいへん驚かれます。
家具蔵の職人は
「木材が樹木として生きてきた100年近い樹齢以上の長い期間使い続けられるように」
という想いで家具を作り続けています。
20周年、30周年を迎えた時に「20年、30年前から展示している家具」をご案内出来るような家具作りを今後も続けていきたいものです。
これからも
吉祥寺店の13年間でご注文いただいた家具の数は1万台以上。
その一つ一つが暮らしの中で様々な思い出を刻みながら、今もお客様のお宅の中で愛着を持ってお使いいただいているという喜びもまた計り知れません。
この文章を執筆中、吉祥寺駅も通過するJR中央線の車両のことを思い出しました。
中央線は2019年で130周年を迎えたそうです。
記念のラッピングカーが運行していますが、ブログ担当もそれにたまたま乗車しました。
家具蔵は13周年、中央線は130周年、その差は10倍。
大それた目標かもしれませんが、家具蔵吉祥寺店も130周年を目指し、近隣の皆様にご愛顧いただきながら今後も走り続けていきたいと考えています。
これからも木の良さ、無垢材家具の素晴らしさ、職人技の美しさを皆様にお届けし、「長く続く優しい幸せがある生活」をご紹介していきたく思います。
今後とも、末永いご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
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