「銀座店にアフリカ材の無垢材チェア入荷です!」
2019.1.23
皆さん、こんにちは。
今回は家具蔵銀座店からのお知らせです。
暦のうえでは大寒となり、1年の中で最も寒くなる頃となってきました。
先日は都内でも初雪が降るなど、まだまだ寒さも続いていきますが、静岡県からは早咲きの桜の開花の便りが届くなど、少しずつ春の足音も聞こえてきています。
暖かくなる日を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
さて、今回のお知らせは新年より販売スタートしたアフリカ材の無垢材チェア。
こちら銀座店にも入荷しましたのでご紹介します!
もともと家具蔵で無垢材ダイニングチェア製作の使われる素材は7樹種あります。
そこにアフリカ材の「サペリ」という樹種が新たに仲間入りいたしました。
日本から遥か遠くアフリカの大地から運ばれてきたこの銘木を皆様のお手元に届けるために、日夜職人たちが研究やトライアルを繰り返し、ようやくお目見えすることになりました。
スタッフも発表されてから入荷するまで待ち遠しく、実際に入荷してからはその独特な風合いを持つ色調や木理の表情に見惚れる毎日です。
銀座店に新たに加わったサペリ材の4脚の無垢材チェアはこちらです。
(画像左上から時計回りに)
・アームチェア アルコⅡ 幅595奥行540高さ720(mm)
※アイテム名をタップかクリックするとそれぞれの紹介ページにリンクします
アフリカの熱帯雨林の中に数ある大木たち。
そのなかで広範囲に枝葉を拡げ、茂らせている木がサペリです。
木がねじれて成長する過程で生まれる木目を「交差杢理」と言いますが、そこから生まれる「リボン杢」という縞模様の濃淡の表情。
チェアの場合は太陽や照明の光が座面に当たるとじつに様々な美しい表情を見せてくれます。
チェアになっても濃淡のはっきりとしたこの表情を見ていると、乾季と雨季を繰り返す過酷な環境の中で長い年月を掛けて大きく育ってきたサペリ材に対しても畏敬の念を抱かずにはいられません。
このサペリという木、日本ではあまり耳馴染みのない木かもしれませんが、中米きっての銘木「マホガニー」と並び称されるほどの銘木です。
家具材以外にも建築や楽器などにも使用され、幅広い用途と乾燥後の安定性、魅力的な杢や色調から特にヨーロッパで非常に高い価値と人気を誇ります。
日中の日の光と夜の照明の光で表情が異なり、飽きることなく一日中楽しめると共に、愛着を持ち続けることができる椅子となってくれるでしょう。
和洋を問わず、様々なインテリアシーンにも馴染んでくれる樹種ですので、空間を選ばず合わせやすいことも最大の魅力です。
歴史ある老舗が立ち並び、世界中から人・モノが集結する東京・銀座。
そのなかで日本の伝統ある木工技術を発信する家具蔵ではこうした新たな試みも続々行っております。
サペリのチェアは同じくサペリの一枚板テーブルと合わせても(こちらも続々良板が入荷中です!)、チェリーやウォールナットのような樹種と揃えてもハマりますので、お近くにお越しの際にはサペリ材の無垢材チェアを体感しにいらしてください。
悠久の時を経て生みだされたサペリ材の木の優しさと温もりが、心身ともに満たしてくれること請け合いです。
銀座店展示の様子
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