「アフリカ材無垢材テーブルの納品がありました!」
2019.2.25
皆さん、こんにちは。
立春を過ぎたとはいえまだまだ寒い日が続きます。
この時期は暦のうえでは「雨水」になります。
雨が多くなり空気が変わり、春の足音が聞こえてきます。
この頃に収穫するもので有名なものは春キャベツですね。
冬の土の養分をしっかり含んで、一年の中で一番甘い味を出す旬の味。
食卓に並ぶのが楽しみです。
さて、今回は銀座店からアフリカ材無垢材テーブルの納品事例をご紹介します。
マンションを購入され、それを機に家具も一新しようと決心されたA様。
今まではアンティーク調の家具を愛用していましたが、今回は「シンプルで素材感を出した家具にしたい」というご希望がありました。
そんな折に一目惚れしたのがアフリカ産の「ボセ」の無垢材天板。
明るく陽射しも入りやすくい白基調の空間。
素材感も抜群のこのアフリカ材の雄「ボセ」の無垢材テーブル。
それをレイアウトすることで空間にひとつの個性が生まれ、今後のダイニングルームの顔となるとお客様にたいへん喜んで頂きました。
シンプルな空間がぐっと引き締まります
日本ではあまり耳馴染みのない木かもしれませんが、ボセの特徴はアフリカの大径木特有の力強い雄大な木目。
芸術的な装飾性の観点から特にヨーロッパで多くのアーティストに愛されてきました。
そのアーティストの中の一人、英国の彫刻家バーバラ・ヘップワースが愛された彫刻材がボセになります。
彼女はボセの木肌や色味を愛し、1954~1956年にかけてボセの木を彫刻材料に6つの作品を残しています。
現代彫刻の先駆者として、近現代の彫刻界を代表する彫刻家であり、その作品は箱根彫刻の森美術館や和歌山県立近代美術館など日本でも観ることが出来ます。
彼女がこのボセを作品に使用してきた理由。
それはその装飾性や木肌の表情だけではなく、アフリカ大陸という厳しい環境で生き抜いてきた力強さとパワーをこのボセから得て、また、その佇まいから創作のインスピレーションを感じていたのかもしれません。
それは家具材となっても不変です。
美しさの中に自然の偉大さとたくましさ、ストーリーを感じることのできる銘材と言えるでしょう。
有名な「アメリカンブラックチェリー」と似た色目を持つことから、「アフリカンチェリー」や「ピンクマホガニー」とも呼ばれます。
その赤みを帯びた木肌は、合わせるチェアはチェリーやウォールナットで合わせてもぴったりと溶け込みます。
(今回はチェリー材でチェアをコーディネート)
椅子のデザインを変えることで、その日の気分に合わせて座り方を換えることができます
アフリカ材のボセは無垢材テーブルにした際、その形状や表情から空間の中で強い存在感を放つだけではなく、使う人に活力とエネルギーを与えてくれると言われます。
悠久の大地で強くたくましく生き抜いてきたアフリカの銘木、ボセ。
アフリカ材のボセの無垢材テーブルを住まいの空間に、そして暮らしの傍らに置くことは毎日を健やかに生活するためのパワーの源になってくれることでしょう。
アフリカ材テーブル天板はボセだけでなく、サペリ、ブビンガ、パープルハート、ゼブラウッド、モンキーポッド、オバンコール、イロコ、ウェンジ、ベリ、マコレ、アパなどたくさんの種類を彩り豊富にご用意しております。
遠くアフリカの雄大な大地で育ったものを肌で感じる機会や、日本で体感できる場所はあまり多くはありません。
是非、家具蔵各店にお気軽にお立ち寄り、お声掛けください。
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