「リノベーションと一枚板 ~自由が丘店納品記~」
2020.2.3
皆さん、こんにちは。
この間お正月が来たと思ったらあっという間に2月になってしまいました。
今年は記録的な暖冬ということもあり、家具蔵でも寒冷地域からいらっしゃる方が口々に
「雪が少ない!」
と仰っているのが印象に残ります。
今回はリノベーション案件の事例からのお話です。
「好きな街・好きな暮らし」を合言葉に全国規模でワンストップリノベーションを手掛けている「ひかリノベ」様。
こちらからのご縁により、とあるリノベーション物件にお納めする一枚板テーブルをご紹介することなりました。
イメージは南欧テイストを主軸としながらもジャパニーズや、シノワズリ(中国風)を採り入れた和洋折衷ともいえるリノベーションだからこそできる空間。
そこにレイアウトする一枚板をお客様と一緒にイメージし、
「見て楽しい」「使って嬉しい」一枚を空間のデザイナーの方の協力も仰ぎながら決めていきます。
選ばれたのは個性的な表情がありながらも、決してその形状は行き過ぎ感の無い、世界的にも希少なアメリカンブラックウォールナットの一枚板。
その精悍な色合いはどんな空間にも馴染み、コーディネートもしやすい当代きっての人気材です。
今回のような様々なテイストを組み合わせた空間にはぴったりといえます。
ダイニングはリノベーションの花。
住まいの顔ともいえる場所ですので、そこに入るテーブルのセレクトは大きな要素になってきます。
また、そこで「より居心地よく」過ごすためにはチェアの座り心地もたいへん重要。
(むしろテーブルより重要かもしれません)
眺望の良いロケーションで静かにゆったりと自分だけの時間を楽しむことができるように…。
こちらもやはり「見て」「座って」「気持ちの良い」ものを選びます。
アーム(肘掛)があると腕の「重さ」を預ける場所ができ、身体全体を楽に置いておける。
背もたれが高いものよりも低いものの方が空間に圧迫感が出ず、且つ長時間の着座では背中が自由になる部分が多く、
振り返ったり、伸びをしたりするのが楽になるので疲れにくくなります。
今回選ばれたのもそういったスタイルのチェアでした。
ウォールナットのモダンなイメージをネイビーの本革で爽やかに引き締めるのは「無垢材アームチェア リーベン」。
逆にそのシャープな印象を優しくするキャンバス張地のチェアは「無垢材 Vチェア」です。
そうして決まった世界に一枚の珠玉のテーブル。
それに合わせたオーダーメイドのチェアが、完成したばかりのリノベーション空間に納品されたのがつい先日のこと。
デザイン画や図面で見ていたよりもさらに素敵な空間です。
晴れた日には土間や玄関から富士山が、窓からは向こうに見える港が一望できる絶好のロケーションのなかでしっかりと存在感を放つダイニングセットたち。
想像通りの空間になった「世界にひとつの空間」で使う「世界に一つの家具」。
爽やかな朝日が差し込む朝、穏やかな時間が流れる昼下がり、暮れ行く港を眺めながら過ごす黄昏時、遠くの瞬く光に癒される夜。
そのどれもが、かけがえのない自分だけの贅沢なもの。
そんな一瞬一瞬に傍にいることのできる家具であることを嬉しく思います。
これからずっとそんな時間を大好きな空間と家具蔵の家具でお過ごしただけますように。
今回ご協力いただきました「ひかリノベ」様の公式HPはこちらから
今回ご紹介のウォールナットの一枚板、その他のご紹介はこちらから
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