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「小さな」観葉植物、お勧めは?

2020.7.7

お部屋を彩るアイテムとして、とても有効的な観葉植物。

少しの緑が視界に入るだけでも、リラックスし、穏やかな気持ちになれます。

今回はコンパクトなお部屋でも活躍する小ぶりな観葉植物をご紹介します。

 

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その1. ベビーティアーズ


こんもり茂る小さい葉が可愛らしい植物です。

這うようにして成長するので、高さは1cm~5cm程です。

葉の色は基本的には緑ですが、黄緑色や斑入りのタイプもあります。

実はベビーティアーズは花も咲かせますが、あまり目立ちません。

それもそのはず、ベビーティアーズの花は「世界一小さい花」と言われています。

生い茂った葉の中からその花を見つけるのも楽しいです。

ベビーティアーズを育てる難易度は中級くらいで、日光を好みますが、直射日光はNGでレース越しの柔らかい光を当てるようにしましょう。

また、寒さには強いのですが、暑さには弱く、蒸れてしまうと枯れますので、風通しの良い場所に置きます。

葉が密集するので、寄せ植えでも活躍します。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その2. ディスキディア・ルスキフォリア(ミリオンハート)


ミリオンハートの名の通り、ハート形の可愛らしい葉がたくさんつきます。

原産地は熱帯地域なので、暑さや湿気には強く、寒さや乾燥には弱い性質を持ちます。

そのため、春と秋は日当たりの良い場所に置き、夏はレースのカーテン越しの柔らかい光が当たる場所もしくは半日陰(1日の数時間だけ日が当たる場所)に置きます。

冬は戸外には絶対に置かず、室内の温かい場所(8度以上が理想)に置きましょう。

ディスキディアの葉は多肉質のため、水をため込む力があります。

そのため、水やりは表面の土が乾いたらたっぷり上げて、葉水を頻繁に行います。

冬は水やりの頻度を抑えて下さい。

這うように育つ植物なので、ハンギングにしてもオシャレです。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その3. アジアンタム


アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称です。

世界の温帯~亜熱帯に分布しており、その数は200種を超えるそうです

一般的に販売されているアジアンタムは涼しげな葉がワシャワシャと茂りますので、とても爽やかな印象です。

葉が薄いため、乾燥と寒さには弱いです。

また、エアコンの風が当たってしまう場所では葉が傷んでしまうので、注意が必要です。

春から秋にかけては葉水を細目に行うと元気に育ちます。

放っておくと30cm四方位には広がっていきますので、適度に選定すると形が綺麗に整い、見栄えを良くすることをお勧めします。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その4. フィカス・プミラ


小さな緑の葉に白い縁取りがされている可愛らしい植物です。

見た目は繊細そうな感じがするのですが、実は手間いらずで育てやすく、観葉植物初心者にはとてもお勧めです。

暑さにも寒さにも割と強いので、カーテン越しの日差しが入る室内で育てて下さい。

這うように育つので、寄せ植えやハンギングでも重宝します。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その5. サンスベリア・ハニー


サンスベリア・ハニーは葉がロゼット型(放射線状)に展開する小型の品種です。

サンスベリアは空気清浄能力が高く、さらには金運をアップさせる開運植物として売られることもあります。

熱帯アフリカに分布しており葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強いです。

日当たりの良い場所を好みますが、直射日光だと葉焼けを起こしますので、カーテン越しの光を当てて下さい。

サンスベリアは乾燥気味を好みますので、水はけの良い土で管理しましょう。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その6. カポック(シェフレラ)


中国南部~台湾が原産の観葉植物です。

耐陰性、耐暑性、耐乾性の三拍子がそろった、観葉植物の中でもトップクラスの丈夫さを誇ります。

種類が豊富なことから、斑の有無、葉の形など見た目のバリエーションが豊かなことも人気の理由です。

部屋の中であれば大抵の場所で育てる事が出来ます。

また、挿し木で増やすことも可能で、水挿しで育てても長持ちします。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その7. ソフォラ・リトルベイビー


ソフォラ・リトルベイビーはマメ科クララ属に分類されるニュージーランド原産の植物です。

属の和名であるクララは根を舐めるとクラクラと目が眩むぐらい苦く、眩草(くららぐさ)と呼ばれていたことが由来とされています。

ジグザグの細い枝に小さく丸い葉が連なる草姿は大変可愛らしく、メルヘンの木とも呼ばれています。

ソフォラ・リトルベイビーは日当たりを好みますが夏の蒸れが苦手です。

また、葉が小さいため乾燥にも弱く、冬場は葉水などでいかに湿度を保つかがポイントになってきます。

上手く育てると山吹色の小さな花を付けます。

珍しい見た目ですが人気が高く、園芸店やホームセンターなどで購入することが出来ます。

 

お勧めのコンパクト観葉植物 その8. ペペロミア


ペペロミアはコショウ科サダソウ属の観葉植物です。

常緑多年草の植物で熱帯アメリカなど熱帯〜亜熱帯の地域を中心に1000種類を超える種類が生息します。

オブツシフォリア・イザベラ・ジェミニ等が観葉植物では有名です。

種類によって葉の大きさや形、育ち方が異なるので、お気に入りを探す楽しさがあります。

多肉性の葉の為、加湿が苦手ですので、土が乾いたら水をあげましょう。

日当たりが良すぎても葉焼けを起こしてしまうので、半日陰の場所で育てるのがお勧めです。

 

今回ご紹介した観葉植物以外にも多くの種類があります。

植物によって育て方や適した置き場所が異なるので、気になる植物を見つけたら必ず育て方をチェックし、飾ろうと考えている場所やご自身の生活スタイルに無理が無いか確認してみて下さい。

お住まいがより居心地の良い空間になるために本コラムがお役に立てば幸いです。

 

効果的な観賞植物の配置事例も豊富に掲載の事例集はこちらから

 

 

 

 

 


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