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無垢材家具と観葉植物の良い関係

2023.5.20

 

 

部屋にひとつあるだけでも空間の良いアクセントになり「暮らしが潤う」観葉植物。

導入を考えているもののどのような種類を選べばいいか分からない、あるいは上手に育てる自信がない、という人も多いかもしれません。

しかし、観葉植物の導入はそれほど難しく考える必要はありません。

そうでなければ、あれだけ多くの事例を雑誌やインターネットで見ることも難しいでしょう。

植物と上手なつき合い方は、家具選びと似ています。

まず「自分の目的やライフスタイルに合った種類を選ぶこと」が大切です。

自分の現状の暮らし方や目指す生活、あるいは観葉植物を置く目的を意識しながら選ぶと、その分モチベーションも上がるというものです。

特に観葉植物は天然素材である無垢材家具とも非常に相性が良いので、無垢材家具を使用している人や導入を検討している人にはぜひ取り入れてもらいたいものでもあります。

 

 

無垢材家具と観葉植物との相性


 

 

無垢材家具はいわば「木そのもの」が家具となっているといっても良いものですから、自然が作り出す風合いや木材が持っている温もりを常に身近に感じることができる家具といえます。

観葉植物も言うまでもなく自然を室内に取り入れるものであり、その相性は抜群と言えるでしょう。

無垢材家具に触れた時の温もりには一様に癒されるものですが、活き活きとした緑もまた、見ているだけで癒されます。

観葉植物を上手く取り入れることで、快適な空間を作ることができます。

 

観葉植物がもたらすうれしい効果とは?


 

 

観葉植物を室内に取り入れることで享受できるポジティブな要素は多々あります。

まずは「健康増進効果」です。

植物からは「フィトンチッド」という香り成分が放出されていますが、これは私たちのストレスや不安をやわらげる心理的作用があり、また、空間に植物があるだけでも血圧を正常値に近づける効果や眼精疲労の軽減に繋がります。

風通しなどを考慮して植物が元気に育つ環境を整えることは、人にとっても快適な空間づくりにつながるはずです。

あるいは「空気がきれいになる」というのも健康増進の一種と言えるでしょう。

植物の葉の気孔は光合成に必要な二酸炭素を吸収すると同時に、ウイルスやハウスダストなどさまざまな有害物質を吸収、分解します。

いわば天然の空気清浄機ともいえ、空気を浄化してくれる存在です。

インテリア的な側面で言えば「質」「格」が上がるという点は欠かせません。

適切な置き方こそ必要ですがしっかりと空間のアクセントとなり、雰囲気も向上します。

インテリアがちょっと物足りない気がする、余白が寂しく感じてしまうときに観葉植物がちょうど良くその隙間を埋めてくれます。

「生産性や創造性が向上する」というデータも見逃せません。

緑のある環境では生産性が6%、創造性が15%向上するという調査結果があります。

ただし、視野に入る緑が多すぎるとかえって落ち着きにくくなるので、落ち着いた柄や色味のもの、葉がシャープなものを選ぶととても効果的です。

 

観葉植物と上手につきあうためには?


 

 

良好な日当たりと適切な温度、水、そして風。

これらは植物が生きていくために欠かせないものです。

「適切な温度とはどのくらいがいいのか?」などと困ってしまうのであれば「植物と人間は同じ」という意識で考えると、とても簡単です。

例えば夏場に強い直射日光が当たる窓際に長時間いるのは暑くて大変ですし、寒い場所にずっといれば身体が冷えます。

また、窓が無い、空気が篭った空間で暮らしているとストレスがたまり、病気に繋がることもあるかもしれません。

これは植物も同じです。

人間と違うもの、と捉えると置き場所などの迷いも生じてしまいます。

自分自身が心地よいと感じる場所は基本的に植物も好む場所となるのです。

きちんと水やりができるか心配な場合は、水のある場所の近くや何度も通る生活動線上に置いてみるのもよいでしょう。

 

観葉植物は鉢や飾り方で雰囲気が変わる


 

 

観葉植物は鉢のデザインや素材、飾り方などよっても雰囲気が大きく変わります。

グリーンや花はピッチャーに活けると、バランスが取りやすく、取手が付いているので水換えも行い易いので便利です。

花器もガラス製のものが水の量や汚れ具合が分かりやすいことで使いやすいものとなるでしょう。

くびれがある形であれば、少ない量の植物を入れるときにもまとまりやすくなります。

変わったところではどこか懐かしい雰囲気のあるトタン製の小さなバケツはナチュラルテイストのインテリアや空間によく馴染みます。

また、同じ部屋に植物が複数あるときは近くに並べつつ、高低差をつけると様になります。

そのような場合はスツールやベンチが便利です。

簡単に高低差を演出できます。

大きなサイズの観葉植物でも少し動かして掃除をしたり、日当たりの良い場所に移すようなこともあります。

その点を考慮するとキャスター付きの鉢カバーは便利です。

キャスターが見えないシンプルなデザインのものもあるので、そのようなものであれば部屋の雰囲気を壊しません。

 

 

植物にも様々な役割があり、空間との相性や配置のセオリー、そして心身への効果を知ったうえで選べば、暮らしと深く結びついたパートナーとなり、いつもの空間を大きく変えてくれます。

育てる喜びがある点は無着色仕上げの無垢材家具も同様です。

家具蔵各店にも観葉側物を数多くコーディネートしていますので、ご来店の際はぜひ参考にしてみてください。

 

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