オーダーキッチンをマンションで導入する場合のポイントは?
2023.7.16
築年数が高いマンションをリノベーションして住むことはもはや家づくりの選択肢としてすっかり定着した感があります。
物件自体を新築よりもはるかに安い価格で購入できることも多く、分譲物件では見ることができないようなオリジナリティある間取りやレイアウトを楽しむこともできます。
「自分好み」「自分仕様」が叶う住まいを手に入れることができるマンションリノベーションですが、これにはいくつか押さえておきたいことがあります。
その中でも大きなポイントとなるのが水回り=キッチンの選択です。
LDKを一つの空間として考える中で、キッチンやその周辺にもインテリア性の高い家具調のものを選ぶ傾向は増しており、そこでオーダーメイドという選択肢も出てきます。
リノベーション、あるいはリフォームの際にマンションでオーダーキッチンを依頼する際のポイントやメリットなどについて説明していきます。
「キッチンを移動する」際の注意点を知る
スケルトンでのリノベーションでも、もしくは単純にリフォームでも「キッチンの位置を変える」ということは大いに考えられます。
築年数が高いマンションの場合はキッチン部分がクローズド=別室になっていることも多く、アイランドやペニンシュラなどのオープンキッチンを採用する際には間取りの変更とともにキッチンの移動は必須ともいえるでしょう。
まずはこの場合、配管の移動や延長が必要になります。
マンションには配管のためのパイプスペースを動かせない、躯体に手を加えることができないといった制限があることも多く、この配管経路の確保がキッチンそのもののデザインを決めることもあります。
それでは自分好みのキッチンを作ることはできないのでは?と心配することはありません。
マンションリノベーションの場合、そうしたことはざらですから、構造部分を書き示した間取り図面があればおおよその内容は把握できます。
そこから理想を聞きながらベストの選択肢を出していく過程は、逆に「自分でつくるキッチン」のようでワクワクしませんか?
制限があるからこそ生まれるアイディアもあり、難問をクリアしながら生まれた「自分だけのキッチン」はきっと格別なものとなって、毎日の暮らしを彩ります。
その他、電力量の制限、共用部分と占有部分の線引きなどの点もいわゆる「素人」である一般の人たちではわかりにくいもの。
そこはいわゆる「プロ」の出番です。
リノベーション業者、工務店、家具蔵のようなオーダーキッチンを扱う家具店など、その道の「プロ」に任せておけば安心です。
マンションでオーダーキッチンを取り入れるメリットは
毎日の食事を作る場所であるキッチン。
建築メーカーと提携しているキッチンメーカーが販売している規格品をすすめられるがまま使用する人も多いでしょう。
また、「うちはマンションだから決まったものしか入れることができないのでは」と考える人もいることでしょう。
一方でマンションという画一的な空間だからこそ、キッチンを取り換えるなら特別なものに、という人も、リノベーションなら空間の雰囲気と一体感のあるものを、という人も多いはず。
そのうえで
「特殊なレイアウトがしたい」「海外の食洗器やオーブンなどの輸入製品を使用したい」などといったことはオーダーキッチンなら大抵叶います。
マンションという空間でもオーダーキッチンを選ぶことでオリジナリティのある、自分だけの快適な空間ができあがるのです。
こだわりをふんだんに盛り込んだオーダーキッチンを依頼することはマンションでも可能です。
キッチンは選ぶポイントは「20年後30年後まで」使用可能なプランかどうか
私ども家具蔵ではキッチンにこそ使い込んで増していく普遍的な美しさがあると考えています。
たとえ100年後でも普遍的に美しく、機能し、価値を失わない事を大切に。
時間とともに深みを増す本物の素材で作る木のキッチンは道具として手に馴染んでいくものであり、20年後や30年後に使い込んだ美しさというその真価を味わうことができます。
各種の機器こそ交換が必要ですが、本体であるキッチンは長く愛用することができます。
キッチンそのものを変更することは大きな労力を要するものとなるので「長く使用できる」というポイントは案外重要なのです。
暮らしの基本である「台所」を整え、丁寧に暮らす気持ち良さには、日本人が古来より大切にしてきた豊かな精神があります。
そしてリノベーションやリフォームの際のキッチン工事には、電気やガス、水道といった設備工事のほか、床、壁、天井といった建築本体工事と絡む部分も多くあります。
家具蔵では家全体のインテリア設計まで行っていることもあり、各種仕上げ材の選択、納まりの検討など、美しく心地良い空間実現のための細やかな提案が可能です。
また、木のキッチンを設計する上で大切にしたいポイント、 コストコントロールの工夫などの様々なノウハウも必要となってきます
でも心配はありません。
有資格のスタッフや様々な事例を知る経験豊富で心強いスタッフがイメージを形にいたします。
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