「今日から実践!気持ちよく暮らす収納の極意 -第2回- 」
2016.3.13
皆さん、こんにちは。
当ブログ担当の自宅前には白木蓮が咲き始め、寒い日々が続くなかでも春の訪れを確かに感じさせます。たくさんの白い小鳥が枝にとまっているように見える花姿が独特で、見応えがあります。
花の開花期間はあまり長くなく雨などが降るとすぐに散ってしまいますので、もし見かけたら、立ち止まってその姿を眺めてみてくださいね。
♦鉄則を知る
さて、今回は前回から続く収納の極意についての第2回目。
前回は「区別」の意識の必要性をお話ししましたが、今回は整理・収納をいかに効率的に進めるかの「鉄則」をご紹介します。
整理・収納スキルには5つの鉄則があるといわれています。
「鉄則1:適正量をきちんと知ればモノは増えない」
1.適正量を見極める(最低限どれだけ必要?例えば一週間に必要な洋服の量は?)
2.使用頻度による決定(どれくらいのペースで使う?時間軸で使用頻度の少ないものから処分するようにする)
3.収納場所による決定(どのくらいのスペースが使える?もしくは必要?限度があるなら頻度の低いものを捨てるようなサイクルをつくりだす)
「鉄則2:行動動線とモノを置く高さを意識する」
日頃の行動(手に届く高さ等)に合わせて置き場所を決める。
逆に考えると、下駄箱や棚の上、テーブルなども行動動線上非常にモノが置きやすい環境です。モノを置けない状況と置かない環境をつくりだすことも大切です。
「鉄則3:使用頻度別収納で使いやすく」
クローゼットにあるモノなどに1?5段階の優先順位をつけます。例えば、リビングボードの引出に、上から使用頻度の順番をつけてみても良いかもしれません。
「鉄則4:グルーピングで無駄な行動をなくす」
探し物や日々の無駄をなくすには「グルーピング」をすることが非常に大切です。
ちょっとした日々の行動と収納場所が紐付けされているかどうかは大きなポイントです。グルーピング自体も同じアイテムで分ける、使用場所ごとに分けるなど様々なグループ分けにより無駄の少ない環境をつくることができます。
「鉄則5:定位置管理で「探し物」の必要なし」
上記のグルーピングを行った後はモノの置き位置を正確に決めることです。
例えば、トイレの補充や工具などの用途のものはグルーピングと定位置管理でしっかりと管理されている方が多いかと思いますが、このように置き場所を明確にすることで、探し物をなくすことができます。
透明のケースで中身を見えるようにする、中身の写真を箱に貼っておくなど工夫次第でより分かりやすくすることもでき、ご家族皆様にとって、使いやすい環境づくりが行えます。
弊社工場の職人たちの道具が整然と並ぶ様子。これもある意味、鉄則を活かした整理収納。
いかがでしたでしょうか?
「言われてみれば」ということもありますが、意外とできていない人がいるのも事実。
また、「わかってはいるんだけど…」「どう始めたらいいか…」と言う方もあるかと思います。
次回は、そんな方のために、我々のような家具販売のスタッフがお手伝いできる事を交えながら、具体的な整理収納の方法をご紹介していきます。
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