KAGURA OFFICIAL BLOG

チェリーのオーダーボードの特徴は

2020.9.23

 

 

最近人気の、というよりは、一昔前から継続した人気を誇るオーダー収納。

オーダーボードとも呼ばれ、なかでも集中収納とも呼ばれる大型の壁面収納を採用する人も多くなってきています。

リビング周りに置くテレビ台、ローボード、チェスト、電話台、デスクといった収納家具を一か所にまとめることができる壁面収納は空間をすっきり見せるためにも効果的です。

物が散らかりがちなリビング周りの収納を変えるだけで、暮らしの「質」が大きく向上します。

そんな空間の印象を決める壁面収納。

どんな木の種類を選べばいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回おすすめる木の種類は、家具蔵でも大人気のアメリカンブラックチェリー(以下「チェリー」)。

では、どうして壁面収納が安定した人気なのか、そしてチェリー材が空間に与える印象についてお話ししていきましょう。

 

チェリーが人気の理由は


主な原産地は、アメリカ東部全域(ペンシルバニア、バージニア、ウエストバージニア、ニューヨークの各州)に及びます。

現在北米大陸には約30品種のサクラ類がありますが、その中でも絶大な人気を誇り、現代の最高の木材のひとつとして君臨しているのが、アメリカンブラックチェリーです。

この種は、日本のヤマザクラなどと同じくバラ科に属しています。

アメリカンブラックチェリーは特に経年変化が起こりやすく、劇的な変化を見せます。

初めはいわゆるやさしい色合いですが、紫外線の影響などで徐々に飴色に、そして赤褐色へと変貌を遂げます。

その経年変化は美しく、色の移り変わりと共に光沢が強まり艶やかで高級感のある雰囲気を演出してくれます。

 

チェリー材はなぜ人気が高いのか?


答えはずばり「何にでも合うから」と言って良いでしょう。

そもそも無着色の無垢材は様々な色素の集まりの結果として、今見ている色味に見えています。

さらにその色味は段々と変化するもの。

そんな特徴はチェリー材ではとても顕著です。

その観点からみると、どんな空間にもしっかりと彩りと自然の風合いを与えてくれるのがチェリー材なのです。

その色合いはやさしく、暖かな雰囲気を空間にもたらし、そのうえで主張しすぎることなく、どんな空間にも美しく調和します。

チェリー材の特徴を生かした空間づくりの傾向を語るなら、それは「あたたかみのある空間」。

赤味の強い色合いは「温度」を感じやすく、そこには「ぬくもり」という付加価値が生まれます。

そこにあるだけで視覚的に心が暖かくなるような、そんな存在感を持つのがチェリー材の特徴です。

どんな住まいで過ごしたいか、それをイメージした時に「安心感」や「ぬくもり」というものをイメージできたなら、チェリー材の無垢材家具を選んでみるのはいかがでしょうか。

 

壁面収納はなぜ人気なのか


壁面収納はその大きさから「引っ越した時や、リフォームした時に作るもの」と考えがちですが、実はそうではありません。

何年も過ごした住まいや賃貸住宅でも壁面収納は「あとから」作ることができるのです。

また、なんと言っても「収納場所が増える」というメリットがあります。

むしろ、そのために取り入れる家具であり、そうすることで整理整頓に苦労をしていたモノもすっきりと収納させることが可能です。

さきに出てきた「集中収納」という言葉があります。

壁面収納はまさしくこの「集中収納」にあたります。

散らかりやすい物や場所をきれいにすっきりとさせることができ、どこに何があるのか一目瞭然になります。

そして圧倒的な大容量の収納を実現できる良さも魅力のひとつです。

部屋の端から端までという具合に、スペースをめいっぱい使って壁全体を収納場所とできるのは、壁面収納ならではの特徴です。

棚の高さや数などを検討しながら、本や小物から衣類のようなサイズのある物まで収納できます。

「壁一面の収納となると圧迫感が出てしまうのが心配…」

という声もよく耳にします。

これを回避するためにはなるべく壁が見えるような「余白」をつくることがポイントです。

例えば上部の収納は吊戸棚にしたり、テレビの背面は背板を無くして抜いてあげたり。

そうすることで家具自体も軽く見え、また、壁が直接見えることで空間の奥行き感を損なわずに大きな家具を設置できます。

溶け込むように住まいに馴染ませていくことができるのです。

壁面収納となると難しく考えがちですが、基本的に使う人の要望を聞きながら作る家具であるため、イメージしていた収納を形に出来る楽しさと喜びを味わえるのも壁面収納の人気の秘密なのかもしれません。

そしてチェリー材なら住まいの大きなスペースを、先述の「あたたかみ」「ぬくもり」を顕著に感じることのできる空間にすることが可能です。

例えば無機質になりがちなAV周りも、その冷たさが中和され、良いバランスとメリハリを持つようになるでしょう。

無垢材チェリーの家具について、壁面収納についてなど、ご興味のある方は家具蔵各店にお問い合わせ下さい。

豊富な知識を持ったスタッフがお客様一人一人にあわせたご提案を致します。

家具蔵のオーダーボードのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (173)
  • [+]2023 (358)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.