キッチンパネルとタイルについて
2020.6.28
キッチンのタイプやレイアウトが決まった後にはたいてい壁面の「仕上げ材」を選定します。
主にキッチンパネルとタイルがありますが、これをどちらにするか迷っている、決めかねるという方も多いのではないでしょうか?
それぞれの特徴とはどのようなものか改めてまとめてみましょう。
キッチンパネルの特徴
キッチンのコンロ回りは不燃材を使用することが定められています。
一般的なキッチンでは、コンロからシンクの前、サイドに壁があり、ひと昔前まではタイル張りで仕上げられていました。
しかし最近は耐火性、耐水性に優れた大判のキッチンパネルが用いられています。
タイルと比較すると目地が少ないことが特徴です。
目地の汚れは時間が経つと落ちにくくなりますので、お手入れの面で多くの方が悩みを抱えるところでもありました。
また、部分的に割れてしまうこともあり、そこだけを張り替えるのも同じタイルは既に廃番になっている場合もありますので、その場合はリフォームの機会を待って対応策を検討するということもあります。
キッチンパネルはその名の通り、規格サイズの大きな板で、施工時に現地で適切なサイズにカットしてから接着剤で張り合わせます。
つまり最低限のジョイントのみですのでタイルのように目地がありません。
材質はメラミン化粧板、ホーロー、セラミック等、
厚み3㎜のものが主流で油跳ねや油煙等の汚れが付きにくいよう、表面加工が施されており、汚れが付きにくく落としやすいのが特徴ですので、簡単にさっとひと吹きでお手入れができ、きれいな状態を保てます。
また施工手間や工期もタイルに比べて大幅に軽減でき経済的です。
つまり専門のタイル職人に依頼しなくても、大工さんが施工できるというものです。
また、キッチンリフォームで既存のタイル仕上げの壁がある場合はその上にキッチンパネルを張ることができるので、
タイルを剥がす必要がありません。
色はニュートラルカラーのホワイト、グレー、ベージュのペールトーンを中心に、
周辺の壁の仕上げ材と合わせやすいタイプ。
或いは深みのあるダークトーンのもので、汚れが目立ちにくく、例えばキッチンのカウンター材の素材、色調との調和を考慮したもの等があり、様々なバリエーションから選定できます。
柄(パターン)はマーブル調、ドット、小紋柄等ですが、壁の形状によっては、縦使い、横使いで張り合わせということもあります。
キッチンパネルを選ぶ際には、ストライプ柄の場合は方向性が決まってしまいますので、縦、横どちらでも使えるものを選ぶと良い状況もあるということも覚えておきましょう。
まずはキッチンパネルで仕上げる壁の大きさ、形状を把握しておくことがポイント。小さいサンプルではなく、
可能な限り大きなサンプルでキッチンの扉の素材や色との調和を含めて検討しましょう。
タイルの特徴
主に壁に用いるのは陶磁器タイル。
熱や水に強く丈夫という機能面だけでなく、質感、色調、柄(パターン)等のデザインも豊富でインテリア性重視で自分らしいキッチンを作る場合には欠かせない要素となっています。
コンロからシンクの前、サイドの壁という一般的に用いる部分だけではなく、背面のセパレートタイプの食器棚の吊戸棚とカウンターの間の壁等、ダイニングやリビングからのアクセントとなる壁に用いることもあります。
自分の好きなものが集まったキッチンは過ごす時間の豊かさが変わりますので、タイルもそれに含まれているのです。
ご存じのようにタイルの形やサイズは様々です。形では正方形の100角、200角の他に、長方形、ホーダー、モザイク等があります。
皆さんも素敵なカフェやレストランで目にされることも多いと思います。
それを見てこんな風にしたい、このタイル好きだなと感じたことはありませんか?
タイルを選ぶ前にはカタログや施工事例をたくさん見て、プランに当てはめましょう。
また、タイルと聞いてまず思い浮かべるのは目地で、これが大きな1枚物のキッチンパネルと違う点ではありますが、
最近の目地材は水や油汚れが染み込みにくいように改良されています。
以前の目地に比べると汚れに強くなっています。
目地の色によって印象も変わりますので、タイルを選ぶ場合は目地の検討も重要です・
タイルは材料費、施工費、工期がキッチンパネルに比べると掛かります。タイルを張る面積とお好みのタイルの在庫状況も併せて確認し、在庫切れで間に合わないということのないように配慮しましょう。
木のキッチンの質感と合うタイル、逆に木の質感を引き出すキッチンパネル。
どちらであっても自分らしい、お気に入りのキッチンを実現したいですね。
住まいを作るように、自分に合ったオンリーワンのキッチンで過ごすのは嬉しく楽しいこと。
キッチンは様々な要素から成り立っています。壁の仕上げもじっくり検討したいですね。
最寄りの家具蔵のキッチンスタジオまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
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