KAGURA OFFICIAL BLOG

オーダーキッチン、収納力で「差」を付けるなら、ここに注目

2021.11.8

 

 

在宅時間が増え、住まいをあらためて見直した時、まず目につくのは様々なものが混在した部屋の光景だった、という人も多かったのではないでしょうか。

今までは目につかなかった、見過ごしていた。

そんな反省から、図らずも生まれた時間を片付けに費やした、という人が最近特に多くなっています。

 

 

在宅時間の増加が「片付け需要」を生む


 

 

昨今の在宅時間の増加は、家族皆が集うリビング・ダイニング・キッチンという場所だけでなく、個室や寝室を片付けるにあたり、効率の良い収納を考え、収納自体を改善する機会でもありました。

不要なものを処分することで解決できるスペースもあれば、そうでないスペースもあります。

その最たるところがキッチンです。

何故ならば収納するもののサイズも様々で、調理用具や家電などいわゆる「必須アイテム」が多く存在する場所でもあります。

現代の住空間はキッチンとLDが間続きになっているものが多く、普段から目にすることも多い場所です。

従ってキッチンが片付き、使いやすい有効な収納ができれば、それに伴いLDの居心地も良くなるはずです。

使い勝手と見た目の両方を満たすキッチンの収納について考えるとやはり既成のもので間に合わせるのではなく、使う人に合わせたものが理想です。

 

キッチンの変遷とライフスタイル


 

 

時代を少し遡ってみると食生活やライフスタイル、住まいの形は徐々に、そして大きく変遷しています。

昭和30年代ごろから始まった、集合住宅の一般化によるダイニングキッチンの普及。

そして、今から47年前の昭和49年には優良住宅部品認定制度が発足し、システムキッチンの前身である「セクショナルキッチン」と呼ばれるものが登場します。

万人が受け入れやすく、且つそれまでには無かった暮らしのスタイルを提案したものです。

これらは、その時代に求められて生まれた生活様式でしたが、ある意味画一的なものでもありました。

しかし、現在は食生活やライフスタイル、家族構成は多種多様です。

自分に、自分達に合った生活空間やキッチンが求められています。

キッチンに必ず必要なものは水、熱源(IH、ガス)、換気といった設備的なもの。

それにカウンターや収納スペースを組み合わせたものがキッチンです。

それらを自分の使い勝手に合うようにカスタマイズしたオーダーキッチンを創り、使い易く片付け易い収納力と効率の良い作業性を実現していきましょう。

 

 

収納力で「差」をつけるとは


 

 

キッチンスペースでは、いかに使いやすく、収納できるかが大きな課題です。

例えば対面式のキッチンでは吊戸棚を無くし、下がり壁を可能な限り低くして、大きな開口を取る傾向があります。

その場合、吊戸棚に収納されていたものの収納は別の場所で確保する必要があります。

キッチンに収納しているものを見渡した際に、調理用具やキッチン家電、調味料や食材、保存容器や食器等、本当に様々な物に囲まれていることに気づきます。

それはキッチン本体だけではなく、キッチンを構成する背面収納やカウンター収納でも同様です。

冷蔵庫の配置やパントリーとの繋がりもしかり。

キッチン本体のみならず、これらを含めた収納や使い方、目的によって「差」が生まれます。

 

動線と効率を考えた収納計画


 

 

キッチン本体のサイズで多いのはW2400mm、W2550mm、W2700mmといったところです。

この横幅を基調として、奥行が壁付けなら650mm、対面式なら750mmから900mm、といったところでしょう。

そのうえで食洗機やオーブンをキッチン本体にビルトインするかしないかは今回のテーマである収納力に大いに関係してきます。

背面収納やキッチン上部の吊戸棚、あるいはキッチン前面のカウンター下収納やダイニングに置いてある食器棚も、収納力を高め、自身が使いやすいものとするためにはしっかりと考えなければいけません。

キッチン本体でいうならば、シンクの下は下ごしらえに必要なボウル・ザル・まな板・包丁・ラップ等をいかに効率よく見易く収納できるか。

ワークスペースとなるシンクとグリルスペースの間の下には良く使用する食器やカトラリーなど。

グリルスペースの下は大きな引き出しにして鍋・フライパン等の調理用具と調味料を収納できる小引き出しやボトルを収納できるボトルラックがあると便利です。

作業動線と必要な調理用具の収納場所を上手に繋げることはシステムキッチンでも確立されている部分でありますが、さらにそれに自身の使い勝手やこだわりを加えるならオーダーキッチンという選択肢となります。

 

もっとキッチンの収納力を「良くする」ポイントは


 

そのうえで

  • 何もかもキッチン本体に押し込まないこと。
  • 作業動線に沿って調理用具を集中して収納する。
  • 調理以外の収納、例えば食器などは使う頻度によって分散して収納する。
  • 使用目的を明確にし、背面収納・カウンター収納も交えキッチンスペース全体を自分らしいものにカスタマイズする。

これらを踏まえて検討していきましょう。

 

住まいの中心は長い時間を過ごすリビング・ダイニング・キッチンです。

キッチンは以前のように設備ではなく、基本性能や収納力を持ち合わせた家具として考えるように変化しています。

オーダーキッチンはキッチンスペースだけではなくLDK全体に大きな影響を与えます。

従って機能だけではなくリビング・ダイニングの家具とのコーディネートも併せてプランしたいものです。

使う人や目的に合った収納と機能により使い勝手よく心地よく暮らす。

オーダーキッチンのプランニングはお近くの家具蔵各店までお気軽にご相談ください。

 

木のオーダーキッチンのご相談はこちらから

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (168)
  • [+]2023 (365)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.