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オーダーキッチンとシステムキッチン、どちらを選ぶ?

2023.2.23

 

 

キッチンを「選ぶ」のか「作る」のか


 

 

日々の暮らしにおいて食事を摂ることは必須であり、その食事を作る場は住宅においてはキッチンです。

住まいにおいてキッチンは欠かすことのできないものといえます。

建売や賃貸ではなく、新築・リノベーション・リフォームの際にはそのキッチンをどのようなものにするか決断する機会があります。

いわゆるメーカー製作の「システムキッチン」を選ぶのか、あるいは自身の要望をふんだんに取り入れた「オーダーキッチン」とするのかです。

 

 

キッチンを「選ぶ」のがシステムキッチン


 

 

一般にキッチンを選ぶ場合は、まずキッチンメーカーが展開する実店舗やショールームを見て検討するというケースがほとんどです。

これはオーダーキッチンがまだ残念ながら国内では敷居が高いと思われていることや、歴史の長いシステムキッチンメーカーの実績への信頼や商品群の多さ、あるいは住居工事を依頼する企業からの紹介などその理由は様々ですが、これまでも多くの人がそのようにキッチンを「選んで」きました。

新築やリノベーション・リフォームの場合、その完成に向けて工程表が作られ、それに沿って各部の仕様や設備を決定する期日が決められています。

その工程の中で他の水回り関係、または建具や床材等の内装材の選定・確認と併せてキッチンも選択していきます。

つまり住宅工事と同時進行でメーカーごとに展開されているものからデザイン・サイズ・カラー、あるいは付属機器を選択する方法です。

各メーカーのシステムキッチンにはグレードがあり、そこには価格帯の違いが存在します。

そのグレードに沿って商品が用意されており、諸条件を確認しながら間取り、好み、予算に合わせて選ぶことができるというメリットがあります。

いわゆる「餅は餅屋」の発想から任せて安心、という点も変わらない支持の証左でしょう。

そして現代のネット社会では、より良いキッチンを探す為に計画段階から数か所のショールームをリサーチし、カタログを請求したりオンラインでシミュレーションを行うなど多くの情報を集めながら時間をかけてキッチンを検討することが多くなっています。

 

キッチンを「作る」のかオーダーキッチン


 

 

料理や洗い物を行い、それに必要なものを収納・管理していくものがキッチンというものです。

このことを突き詰めて考えるとそのための「道具」という観点が出てきます。

道具は使いやすいもの、手に馴染むものである方が都合は良く、そのために自身が納得のいく仕様となっていることが求められます。

オーダーキッチンはその「道具としての便利さ」を最大限追求できることは大きなメリットです。

天板の素材・シンクの大きさ・ワークスペースの幅・電源位置・水栓やコンロなどの設備の選択・収納部の大きさや位置・取手まで自由自在です。

一方で今やキッチンは家具と同様の存在となっています。

オープンスタイル・対面式のキッチンが主流である現代、キッチンがLDという居住空間から見て露出していることで以前よりも明らかに「インテリア」としての観点は高まりました。

ヨーロッパなどではキッチンは暮らしに合わせて入れ替えるものであり、それは設備でありながら暮らすための家具と同位置にあるのですが、その考え方に近くなっています。

オーダーキッチンはLD空間と統一感を持たせるような家具調のものを製作することも可能です。

住まいはその人らしさを表すものですが、自分らしさが「住まいを作る」という考え方に合致するものでもあるのです。

 

オーダーキッチンのメリット・システムキッチンのメリット


 

 

システムキッチンをいわば「規格品」とするとそれはメーカー側が想定したものから作られたものに自身の暮らしを合わせていくものであり、オーダーキッチンは全てを「注文製作」するものであることから自身の暮らしにキッチンを合わせていくものです。

キッチンを使うという目的は同じながらそのアプローチは真逆と言えます。

システムキッチンは自分を合わせる、オーダーキッチンは自分に合わせる、と聞くとオーダーキッチンの方が使いやすく真に満足のいくものになるように聞こえます。

ではシステムキッチンはそうはならないのかというと、決してそのようなことはありません。

多くのメーカーが一つのキッチンを商品化する前に多くの時間と量を掛けてリサーチを行い、これなら大多数の人が使いやすいはず、というものを世に出している以上はかなり高いレベルで非常に使いやすいものとなっています。

「任せて安心」というのは必要なものはすべて揃っていながらその特性ゆえにコストを低く抑えることができること、メンテナンス等体制なども整っていることを含む意味で、高い支持がある理由のひとつでしょう。

 

「セミオーダー」キッチンでも十分に希望は叶う


 

 

オーダーキッチンのすべてが打合せの上で各部を選定・決定し製作を行う「フルオーダー」と捉えがちですがそうとも限りません。

いわゆる規格品のバリエーションの中から自分好みの仕様を選ぶ、あるいはそこにカスタムを加える「セミオーダー」も多数存在します。

サイズの微調整や機器(水栓金具・食洗器・コンロ・ガス機器・レンジフード・浄水器・ディスポーザー)、シンクやカウンター材のカスタマイズはセミオーダーでも対応可能です。

標準的なベーシックキッチンのメリットを残しながら、部分的にカスタマイズするのがセミオーダー、全体を細かく作り込んでいくのはフルオーダーとなります。

標準的なサイズに当てはまらないようなコンパクトサイズのキッチンであってもサイズの調整やオプション仕様のバリエーションでのセミオーダーも対応可能です。

分かりやすく言うとシステムキッチンでは叶わない要望を形にしていくのがフル・セミ問わないオーダーキッチンです。

日常を自分らしいインテリアでより心地良く、と考えるとLDKを一つの空間としたキッチンの姿も見えてきます。

 

 

毎日使い続けるキッチンですから、十分検討して自分に合ったキッチンを実現し、LDK全体を心地よい快適空間にしたいものです。

家具蔵の展開する無垢材キッチンは他の家具と同じようにぬくもりがあり、使い心地も空間も豊かさを増していくものです。

セミオーダー・フルオーダーと対応可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

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