美しさと収納力を高めるならオーダーキッチンを選ぶ理由とは
2023.7.24
目次
キッチンは「求める収納量・スペーシングと美しさ」がカギ
キッチンスペースは多様なものが置いてあり、それを「いかに効率よく収納をするか」は美しい住まい、効率の良い暮らしを送るうえでは大きなテーマとなります。
一般的なキッチンの場合、調理器具や食器、食材などをしまうために、キッチン本体の収納機能を活用する他、その側面や背面に食器棚・カップボード・キッチンボードの類を設置することも多いでしょう。
冷蔵庫は欠かせません。
家族が多ければそれだけ大容量のものが必要になる。
とすると、収納スペースには限りがあります。
そのためにキッチン本体が小さくなるのは本末転倒です。
見た目の美しさもできるだけ犠牲にしたくはありません。
キッチンスペースにおいては多くの人が悩みの種とするのが「求める収納量とスペーシングを含めた美しさ」なのです。
利便性と見た目を両立させる「オーダーキッチン」という選択肢
使いやすい場所に必要なものを仕舞っておくことがその本質である収納機能は、住まいという空間にある以上、利便性と見た目が同居していなければいけません。
その2つを両立させる手段が「オーダーキッチン」という選択肢です。
さらに言うならば周辺の収納家具もそれに合わせてオーダーできればさらに理想のキッチンが出来上がります。
プロと相談しながら設計を進めることができるオーダーキッチンは、自分の使いやすさを優先してデザインを考えられるのが魅力です。
オーダーキッチンは、ライフスタイルに合わせてさまざまな工夫を取り入れることができます。
「たっぷりとした収納スペースがほしい」や「すっきりとした見た目のキッチンにしたい」などの夢も、オーダーなら叶います。
オーダーキッチンとオーダー収納で収納力アップ
オーダーキッチンとオーダー収納は、収納力のアップに大きく貢献し、工夫次第ではその効果はさらに向上します。
設計の段階から十分にプランを練り、収納スペースも美しさを損なわず最大化させることは今後の暮らしで大きなメリットになるでしょう。
どのような設計が可能かは、間取りや家の構造などによって変わりますが、既成のものを使用するだけでは余白が生まれてしまうような部分を上手に活用できたり、自分仕様に使い勝手を良くすることができるのはオーダーメイドの大きなメリットです。
天板も好みのテイストや暮らしのスタイルによって、選ぶべき素材やそのメリットも変わりますが、その選択も自由です。
ワークトップ下の収納スペースも引き出しスタイルか扉が良いのか、またその深さや大きさも入れたいものによって変わってくるでしょう。
対面キッチンの場合、ダイニング側のカウンター下を収納スペースにする手段はよく目にしますが、それも自分たちのニーズで収納性を変えることができたらさらに便利です。
オープンスタイルのキッチンに欠かせない背面収納も壁全体をカップボードにしたり、吊り戸棚を設けたりとアイディアは拡がります。
家電のサイズもそれぞれです。
そうしたものを効率よく美しくまとめてレイアウトできるとしたら、見て美しく、使って心地よいキッチンスペースが完成します。
キッチン収納は食品を入れる貯蔵庫(パントリー))と連結して設置することも可能です。
こうした工夫を行うことで「モノの住所」が決まりやすくなります。
例えば調理時にあちこちに行ったり来たりする必要がなくなれば、調理中の負担も軽くなります。
収納力と使い勝手をさらに高めるためには何が必要か
利便性と美しさの両方を追求できるオーダーキッチンとオーダー収納は、しっかりと自分の要望を伝え、それをプロに具現化してもらうことはもちろんですが、ある程度のセオリーを知っておくと打ち合わせもスムーズに進みます。
まず、隠すものと見せるもの、よく使うものとそうでないものを仕分けしましょう。
よく使うものは目線より下の扉部、または腰より下の引き出しに収納すると、どこに何があるかパッと分かり取り出しやすくなるので便利です。
見せたいものはガラス扉などに収納するのがベター。
重いものは腰より下に収納を設け、そこに一括して納めるのが今後加齢を重ねても負担が無く、地震などの際にも安心でしょう。
家電類もレンジやオーブン、炊飯器はどの位置にあれば自身が作業しやすいのか確認しておくと間違いがありません。
配線位置も把握しておくと良いでしょう。
オーダーキッチンはワークトップの高さも変更できます。
850ミリの高さが一般的ですが小柄な方は800ミリ、背の高い方は900ミリと高さを変えたほうが作業性は高まります。
そのような点も毎日使用するキッチンでは非常に重要なポイントです。
見て美しいダイニングキッチンをつくる
オーダーキッチンとオーダー収納を同時に設計することは空間の統一感を演出すること、ひいては空間の質を高める事にもつながります。
オーダーキッチンとオーダー収納を同じ樹種で製作し、施工する。
それと合わせたダイニングセットや、それを踏まえたレイアウトで違う樹種でコーディネートする。
そのような「計算された」コーディネートが「見て美しい」空間を生むのです。
「見て美しく」「使って使いやすい」
そのような長く使用することのできる自慢のキッチン、叶えてみるのはいかがでしょうか。
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