vol.037 宮城県 T様邸
ウォールナットの無垢材テーブルと無垢材チェア
世代を超えて伝承された歴史。
姿を変えて新たに受け継がれてゆく空間。
江戸時代末期天保7年(1836年)より続く米穀店の店舗兼住まい・・・。
日本の古き良き時代より受け継がれた大切なものを、子や孫へ伝えてゆく、この昔ながらの建物には「残されている」のではなく、現代でも「生きつづけている」空間があります。
建築当初から変わらず、そのままの姿の重厚な柱・壁・梁。
風情漂う空間にウォールナットの無垢材家具は自然と溶け込み、また新たな歴史を刻んでゆきます。
昔からそこにあったような、温かみを感じられるのも無垢材テーブルの良さのひとつです。
思わず頬ずりしたくなるような青々とした畳の和室にも、無垢材のチェリーが醸し出すやわらかな風合いの座卓がよく映えます。
畳の肌触りと香りを楽しみながら心地良い木肌のチェリーの無垢材テーブルで飲むお茶は格別です。
まさに和モダン。
今と昔、和と洋の新しい融合をテーマにした空間に無垢材チェア「ストライプ」が自然と馴染み、品格を与えています。