vol.046 東京都 I様邸
ナラ、ウォールナットのダイニングルーム
自身のライフスタイルの変化に合わせて大幅にリフォームすることとなったI様邸。
そのなかでの悩みの一つはキッチンの位置でした。
北側の暗い場所に面し、家族に背を向けて作業しなければならないキッチンを
「今度は何としても明るい楽しい場所にしたかった」
という奥様。
南からの光がさす場所にダイニングルームを配し、そして隣に対面キッチンをレイアウトすることで景色の広がりと家族との会話を楽しめる無垢材キッチンが完成したのです。
キッチンの天井には天窓を設け、自然光に溢れた「特等席」ともいえる場所になりました。
ダイニングに置かれた無垢材家具たちはすべて置き家具で抜け感を演出。
無垢材キッチンカウンター下の収納も「見せる・隠す」のバランスを考えた居心地と使い勝手の共存する空間となっています。
床材や廻り縁とも相性の良いナラの無垢材が空間を明るくするだけでなく、温かみと落ち着きを与えてくれています。取手や棚板の一部はウォールナットの無垢材を使用しアクセントに。
無垢材のナラとウォールナット、そして厚革、ヌメ革のとのコンビネーションで構成されたリビングルームは、ご主人様の大のお気に入りの場所。
上質なものを大切に使い続ける、そんな喜びが日々の暮らしの随所に溢れています。