vol.049 東京都 K様邸
クスの一枚板テーブルとチェリーの無垢材チェア
リフォームを機に、家族や客人が集まるための広々としたダイニングルームに配置する無垢材テーブルを探していたK様。
当初は長方形の室内形状を活かし、テーブルはある程度の大きさにして、そこに大きめのソファを配置することを検討していましたが、家具蔵のショールームで文字通り「出会ってしまった(ご本人談)」一枚板との邂逅が空間づくりの予定を大きく変えることになりました。
ショールームに展示してあった大きな楠(クス)の一枚板は長年の風雪に耐えながら立派に成長を遂げた大樹ならではの木目と杢理が美しく、木肌が非常に滑らかな逸品です。
その一枚板のテーブルを囲むのは家族が各々好きなデザイン、好きな樹種(チェリー、ウォールナット、ハードメープル、ホワイトアッシュなど)を選んだマイチェア。
ダイニングテーブルとダイニングチェアは同じ素材や色合いで揃えるのが王道ですが、このお住まいのように異なる素材で選んでも無着色の無垢材家具であればまったく違和感はありません。
家族それぞれが好きな椅子に座るということはそれぞれが居心地の良い場所に居る、ということ。食後もご家族で過ごす時間が長くなったそうです。
無垢材アームチェア「DUO」とキャスター付きで便利な「ソファテーブルダン」は窓際でもTV前でも寛ぎの場所を提供してくれる組合せ。