リフォームでキッチンを我が家の特等席に
vol.17 東京都 I邸
約25年前に建築家に設計を依頼し過ごしてきた住まいを、ご家族の現在のライフスタイルに合わせて大幅にリフォームすることになったI様の悩みの一つは、キッチンの位置だったそうです。
北側に位置した暗い場所にあり、家族に背を向けて作業をしなくてはなかったキッチンに対し、南側の寝室は日中全く使われていない状況にありその場所を入れ替えることで「今度はなんとしてもキッチンを明るく、家族とのつながりも感じられる楽しい場所にしたかった。」
とのことでした。
敷地は南傾斜の高台にあり窓外には素晴らしい眺望が開けています。
南側の寝室だった場所にはダイニングをとり、隣に対面キッチンを配置することで景色の拡がりを感じながら、家族と会話ができるスペースをとりました。
さらに天窓を設けることで、一日中爽やかな自然光に溢れた気持ちの良い特等席に。
「キッチンスペシャリストでもある家具蔵のスタッフの方が、とても丁寧に無垢材キッチンの使い勝手だけではなくそこからの視線や動線まで考慮しプランニングしてくれて、安心してお任せることができました。またキッチンだけでなくダイニングやリビングなど、空間全体の家具の相談にも乗っていただけたので統一感のインテリアになったかと思います。思い切ってリフォームをしてよかった!」
と奥様は振り返ります。
室内には今回のリフォームに際して様々なアイデアを出されたというご主人様が収集されている小物や美術品がセンスよく飾られ、それらもまた住まいの居心地を高めるファクターとなっています。
ダイニングのオーダー収納家具は置き家具にすることで抜け感を出し、造作家具ではどうしても出すことができない上質感を出すことで空間のアクセントとしました。
無垢材キッチンカウンターの下部も含めて、見せる・隠すのバランスが考えられたインテリアの参考になりそうです。



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