こんなに見事な無垢材のデスクは
夢のようです

vol.17 ナラのデスク 東京都 三輪邸

vol.17 ナラのデスク 東京都 三輪邸

スタイリッシュなリビングで、大きなシュガードーナツとコーヒーで迎えてくれた三輪夫妻。さすが、ニューヨークで生まれ育った奥様らしいフランクなもてなしが温かい。このお宅はおふたりの東京での二つ目の新居。間取り図を見るのが大好きな奥様が一目で気に入ったこの家は、段差を活かして内装を凝らした三階建て。そこに合う家具を見つけていたときに、いろいろな雑誌を見て家具蔵を知ったという。「実家も無垢材を使った木の香りがする家だったから、そんなイメージにしたかったの。アメリカでも、家具蔵のように細部まで丁寧に作られたいい家具は見つからない」と奥様。テレビボードもキッチンボードも、実家の家具と同じチェリーを選ばれた。一方、ご主人が一番気に入っているのは地下室の大きなデスクだ。「こんなに見事なナラの無垢材でデスクを作れたなんて、夢のようです。サイズや仕様も、オーダーしてスペースにぴったり合うように作ってもらえました」と、嬉しそうに話してくれた。デスクワゴンはウォールナットでアクセントの役割も。デスクの前には、古書めぐりが好きなご主人の愛蔵書がズラリ。気に入った本は絶対捨てられない、と、ブックシェルフも追加予定。いつの日か、デスクの周りいっぱいに、本の背表紙が埋め尽くしていくはずだ。

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キッチンスペースは、奥様のリードでチェリーの家具をオーダー。「これから色が変化していくのを見るのが、とても楽しみ」と、奥様は満足そうに話してくれた。
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リビングのブラックの壁を背景に置かれたチェリーのテレビボード。 ブラックグレーのタイルでスタイリッシュな空間に。 無垢の木の木目が優しさを添えている。
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特注キッチンボードはとにかく収納力を考えて製作。天井ギリギリまでボードを高くとり、扉はあえてガラスではなく板扉にすることで、見た目を気にせず量を重視。木目の流れもキッチンスペースにぬくもりを与える。
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お気に入りの食器だけはこのボードに収納。どの器を使うかを考えながら料理をするのが、楽しいとのこと。ボードの右側にはTVを配置して、食事をしながらゆったりと眺めるのが日課。

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